丹沢・大矢(屋)沢左俣と大滝


7月16日(日)曇り。
土曜日は、朝からあまりにもくそ暑く、出かける気がうせた。
家の中にいても暑い、図書館のエアコンも生ぬるい。 こりゃだめだ、どこかへ避難しなければ、そうだ高校野球を見にいこう。
てなわけで、ビール片手に引地台球場へ。 今年の横浜はあまり大物がいないなあ、それでもコールド発進か。
昼過ぎには、雲も多くなり、雨も降る、少しは涼しくなったか。 いい気持ちになりながら、2試合見た。
連休の中日、日曜日は、曇りで気温も下がり、出かける気分になった。
浅瀬にある、大矢沢へ行って見る。 浅瀬は、いつもの道路脇に車を止め、世附川へ降りる。

100Mも歩くと大矢沢の出会いだ。
ここは、本流・右俣にはたいした滝もなく、左俣には、ゴルジュと大滝がひかえている。
今日は、大滝まで行き、引き返してくる予定なので、履き替え用の運動靴は持って行かない。
出会いから、連続する9個の堰堤を、右に左にと越えていく。
堰堤地獄を抜けると二俣だ、水量比1:1。 本流・右俣には4Mの滝がかかる。
本流には、幾つか滝があるが、これ以上の滝は出てこない。
がれた左俣に入る。 少し埋まった4Mの滝を越えると、ゴルジュっぽくなる。
小さな三俣を過ぎると滝が連続していて、奥の上の方にちらぁっと大滝の一部が見えてくる。
シャワーしながら小滝を越え、大滝手前の5M滝を右から越えると、大滝の下に出た。
下段8M、上段15M、赤黒くモロそうな岩壁に三条の筋を垂らしている。
大滝の落ち口を覗くため、左のもろい尾根を木につかまりながら、登っていく。
大滝の上部は大きくザレており、水は伏流として消える。
落ち口から下を眺めて見ると、かなり高度感があり、滝の落差は30Mくらいありそうだ。
ここまでで引き返す予定だったが、下るのがめんどうなのと、少し登れば、林道へ出るんじゃないかという、甘い考えで、そのまま詰めることにした。
水はすぐに復活し、少しゴルジュっぽくなる。 しかし、そこまで、3Mの小滝があっただけで、終了点を向かえる。
もう植林帯だ。 なかなか林道が見えてこない。
仕事道に出、右へ上がる。 やっと、林道がカーブする、東の突端に出た。
あとはらくちん、途中、林道脇にある冷たい涌き水で喉を潤し、顔を洗う、ああいい気持ちだ。
不老山の分岐には、家族連れがいた。 樹下の二人まで7分とあったが、今日は遠くが見えないので、そのまま浅瀬に下る。
途中、登山道脇にある15Mの直瀑に寄ったが、あまり水がなかった。 そのまま、小沢を下り、世附川に出る。
一周し、まあまあの時間になったため、今日はこれで帰ることにした。
林道脇には、早くも山百合が咲いていた。

車―――右俣大滝―――林道――不老山分岐――車 

8:25  10:10   11:30  11:50   13:30

 
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