パール富士


1月22日(土)快晴。
パソコンを初期化したのを期に、必要なソフトを入れ直した。
カシミールは新しい本を買って、付属のDVDで入れる。
以前は、ダイヤモンド富士しか作成できなかったが、パール富士の作成も出来るようになっていた。
今後は、パール富士も追って見ようと思い、まずは近辺で20日早朝、満月の入りをためしに撮影してみた。
月齢が15前後だと、日の出と月没がほぼ同時刻になる。
日の出前だと、暗くて山の輪郭がほとんど写らない。
満月の適正露出はわかっているので、それに合わせると、日の出後の撮影でないと、うまく合わせることが出来ない。
パール富士をうまく撮ろうとすると、必然的に満月後になってくる。
せいぜいパール富士として認識できる月の姿は、満月の前後二日間くらいだろう。

幾つか撮影してみて気がついて見たことをあげて見る。
日の出から月没までが1時間以上離れていると、最早パール富士の姿にあてはまらない。
日の出20分前以前だと、山の端が写らない。
露出差が大きい時は、画像ソフトで修正しないとだめだ。
太陽の大きさは、日々ほとんど変化がないが、満月近くの大きさは、月に4、5日だけだ。
日没の一日の変化は、ほぼ等間隔だが、月没の一日の変化はものすごく大きい。
これらを踏まえて、ものはためしにと、22日葉山へ出かけて見ました。
月齢が17くらいで、少しかけてしまうが、天候がいいので初見の実験として何とかなるか。
葉山の海岸通りは道が狭く、車を止めておけるところがなかなか見つからない。

山頂ポイントより、1KMくらい南側の海岸で撮影してみた。
富士山が海上に淡く見え、月も見えている。
日の出から1時間ほど過ぎたところで、山頂付近に月が近づいてきた。
1kもずれると最早、山頂には沈むことはなかった。
コントラストのない風景しか撮れなくて、モニター上で月の姿は確認できない。
まあ、それでも、予測通りの風景が見られたので、今後の参考になるか。
自宅に戻り、画像をパソコンに取り入れてみたが、さえない映像だ。
ためしに、画像ソフトで自動調整してみたところ、全然違う画像になった。
月の姿が浮かび、富士山の雪がくっきり出てきた。
なかなか、面白い写真を撮ることが出来ました。
今は、月没がどんどん北上してくるので、天候さえ良ければ、再度挑戦してみたい。
その前に場所のロケハンをしておかなくてはいけないな。
なかなか、パール富士も面白そうだ。

トップへ戻る