パンスターズ彗星と桜カワセミ


しばらく山に行ってないので、更新をしていない。
とどこっているからどうしたの?なんていうメールをいただいてしまった。
別に健康を害しているわけではない。週末にはほとんど家の中にはいないのだけどねー・・・。
今年は丹沢の雪も多く、花粉も多かった、4月頃から、ぼちぼちと出かけるとするか。
今年は彗星の当たり年だ、まずは手始めのパンスターズ彗星観望記。

3月12日(火)晴れ。

春の天気になり、なかなかピリっとした天気が無かったが、久しぶりに地平線近くまで晴れ上がった。
ヤビツ峠手前の林道に行って見る。
6時15分頃から、7×50の単眼鏡で西の空を探し始める。
6時半を過ぎても、彗星は見つからない。
ほぼあきらめていたとき、水平線近くにかすかな彗星のような光芒が視野に入った。
カメラを富士山にピントを合わせ、何枚かシャッターを切る。

モニターで見るも、彗星が写っているかどうか分からない。
すぐに地平線下で見えなくなってしまった。
帰ってパソコンに取り込み、かすかに写っている写真があったが、なんとか存在がわかった程度でした。

3月16日(土)晴れ。

今日は12日よりは透明度がいい。
山中湖を見下ろす、三国峠付近へ出かけた。
見晴らしのいい道路の左側には、ずらーと車が駐車していた。
ほとんどが彗星観望で来ているようだ。
日没まで車の中で待機、風もあり、少し寒い。
車の後ろに三脚を立て、しばし時間まで待つ。
富士山より右側の南アルプスがある方角が見える方向だが、少し低空には雲がある。
6時15分頃から単眼鏡で探すも、この前と同様、見つけることは出来ない。

このままでは、カメラに写し撮ることすら出来ない。
しょうがないので、モニター感度を明るくし、300MMの望遠を付け(月でピントを合わせ、すべてマニュアルにする)、予想方向の爆写を始めた。
少しずつずらしながら撮影すること2,30枚、5分近く撮り続けた。
時間もせまり、あせっていたとき、ふと、彗星像がモニターに浮かび上がってきた。
やっと、彗星の位置を確認、もう、水平線近くになっている。
それからは、もう2,30枚彗星を撮影し、なんとか、終了することが出来た。
今日は、はっきりと尾のある彗星像が撮れた。
その後は天候に恵まれず、パンスターズ彗星の追っかけは終了とした。
パンスターズ彗星は、予報光度よりは暗く、高度が低かったため、日没後30分〜1時間までの間しか見ることが出来なかった。
本命は11月にやってくる、アイソン彗星、これは大いに期待出来るだろう。

週末のあいている日は、マスクをかけてカワセミ撮影。
今年の花粉は多い、風が吹くたびに、黄色い花粉の帯がなびく。
おまけに、カワセミの出は渋い。桜があっという間に咲きだした。
3月20日(水)、やっと、念願であった桜カワセミを、なんとか撮影することが出来ました。
同じ公園内で撮影した青ゲラは、おまけです。

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