2015ダイヤモンド富士とパール富士始め


1月9日(金)快晴。
2015年の山始めは、石老山からのダイヤモンド富士。
1月5日に一度見に行ったが、イマイチだったため、9日にもう一度見に行った。
例によって顕鏡寺先の林道から山頂へ行く。
林道歩き40分、尾根の登山道まで25分、石老山山頂へは登山道を10分ほど歩けば到着だ。
今日は平日のため、思ったいたとおり誰もいない。
快晴の冬空、富士山もバッチリ見えている。
日没までは、30分ほどあるため、ゆっくり準備をしてベンチで待つ。

日没直前になって、単独者が登ってきた。
たぶん、目的は同じだろうと思うが、彼は日没後数枚シャッターを切ってすぐに帰っていった。
今回は、クロススクリーンフィルターを付けて撮影してみた。
雲一つ無く太陽光が強い、ちょっといいシチュエーションじゃあなかったが、贅沢はいえないね。
結構いそがしいため、露出補正をあまり考えず、時間はあっという間に過ぎてしまった。
夕焼け空を少し撮り、速足で下山を急ぐ。
山頂から林道までは、20分で降りた。
まだ少し明るいため、ヘッデンは使わずに、ぎりぎり林道ゲートまで降りてくることが出来た。
相模湖イルミリオンの夜景は5日の時に撮影したもの。


1月23日、三日月のパール富士。

年末に事前ロケハンして、正月に城ケ島からのパール富士を狙おうと思っていたが、天候不良で失敗。
あまりパール富士とはいえないが、三日月が富士山頂へ落ちる日があるので、それを狙ってみた。
23日、月齢2.6のパール富士が下瀬谷で見られるので、富士山が写るかどうかわからないが、狙ってみた。
予定時間は20時ちょっと前、事前に富士山が見える場所を確認しておく。
昼間は快晴だったが、富士山方向のみ雲があり、夕方まで富士山の姿は見られなかった。
19時すぎ、月は見えていたので出発。

場所的には、もう100M南へ行きたかったが、事前のロケハンではいい所がなかった。
予定時間の30分前に現地着、風が強く寒いので、しばらく車の中で待つ。
5分前、地球照と三日月の月は見えているが、山の形などは暗くて何も見えない。
2分前から、適当な間隔でシャッターを切り始める。
ファインダーを覗いていたら、少し月の下が水平に欠けてきた。
富士山は見えないが、山頂に沈み始めたのだ。
露出時間を延ばし、地球照とあわよくば富士山頂が写るイメージで山頂に沈む月を撮り続けた。
暗闇の途中で兜のように沈んで行く面白い月を眺めながら、時間はあっという間に過ぎ去っていった。
パソコン上で加工してみると、なんとか富士山の山頂付近が現れていたので、撮影は成功でした。
2月5日の満月は絶好のチャンス、真のパール富士が撮れればと思っている。
 

トップへ戻る