2016パール富士

28年1月25日(月)快晴。
2016年、初のパール富士を見に行ってきました。
場所は三浦市黒崎の鼻付近。
去年の暮、場所を下見して、撮影出来るところは確認してある。
あとは、当日の天気が快晴で、富士山が見られるかどうかだ。
今年、最強の寒波が襲来してきた1月25日(月)、早朝に起きて出かけた。
満月が煌々と輝き、満天の星空、天気は上々のようだ。
海岸線の国道134号線を走り、途中、すき屋で朝定食をいただく。

目的地の黒崎の鼻を目指し、大根畑の農道を走っていると、徒歩で現場へ向かう人がいた。
多分、三崎口から歩いてきたのだろう。
ほとんど人がいないだろう、と思っていたが、入り口付近には、すでに数台の車が止まっていた。
外は氷点下4度、寒いので、時間になるまで車の中で暖まり、待機する。
さらに車が2台来た、ナンバーを見ると、横浜ナンバーばかり、地元の人が多いようだ。
月没20分前になり、準備をして海岸へ向かう。
黒崎の鼻突端にはすでに5,6人おり、砂浜にも10人程度の人がいてすでに撮影を始めていた。
以外と多くの人が平日の早朝にもかかわらず、いるんだなあ、と思った。
天気晴朗なれど波高し(どこかで聞いたセリフだなあ)。

海は波浪注意報が出ていて、少し波が高いが、撮影にはいい前景を醸し出している。
砂浜に風はないが、岩に当たると波しぶきが立つ。
前景を選びながら、適当に空いている場所へ三脚をセットする。
天気は快晴雲はなし、富士山もバッチリ、条件は最高だ。
月没までは、適当に露出を考慮しながら撮影する。
カメラは2台で、300mm望遠は三脚にセット、18mm〜105mmのズームでは、手持ちでバシャバシャ撮る。
月が山頂付近になるといそがしい、交互に撮って、最後は300mmに専念する。
波しぶきが適当に上がるのと、鳥が富士山の前を横切っていったりして、いそがしい。
月没10分前には、日の出の太陽光が山頂付近を赤く染め、それがだんだんと降りてくる。
あっという間に、撮影時間は過ぎてしまった。
月のうさぎ模様と富士山の兼ね合いは難しいが、とりあえず撮りまくった。
月が見えなくなって、やっと終わったなという安堵感が出てほっとする。
来ていた女性が”初めてでこんな景色に出会えて、信じられない、ちょー感激”、といった言葉が印象的でした。
今日は、天気、場所共、最高のロケーションでした。
余韻にひたりながら、朝日の大根畑をあとにした。
帰路、2月に見られる場所のロケハンをしたが、あまりいい場所はない。
今回で十分良かったため、内心まあいいかと思いながら自宅へ戻った。
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