世附川系笹子沢と法行沢に注ぐ無名沢



3月30日(日)曇りのち晴れ、世附川系笹子沢と法行沢に注ぐ無名沢。遡行図
久しぶりのまとまった雨、沢が呼んでいる。 今日は今まで行った滝のなかで比較的水量が少なく、もう一度行ってみようと思った滝に行こうと思う。
最初は、小菅沢系峠の沢の滝。 その前に、双眼鏡で覗いて、滝らしい流れが見えていた、小菅橋近くのガレ沢を登る。 堰堤にタナ上沢と書かれている急なガレ場を詰める。
水は少しながれているがここは空振りだった、滑が少しであとはなにもない。 すぐ、出会いまで戻り、小菅沢本流の堰堤下の壁のような滝を見る。

また橋上の道路に戻り、林道ゲート前に車を止める。 少し歩き、峠の沢の滝を見に行く。
前よりは水量があり、三段のきれいな滝になっていた。 歩いている途中、急におなかが痛くなり、急いで玄倉まで戻り、トイレに駆け込むが、先客がおり使用不能。 我慢しながら浅瀬の駐車場のトイレに入り、ほっと一安心だ。
今日は朝から腹の調子が悪く、道の駅に一回よったのだが、この先いまいち心配だ。 ともあれ、浅瀬ですっきりしたので、林道を歩き上長尾沢をめざす。
前に上長尾沢に行ったときは水量も少なく、ピーカンだったため、いまいちいい写真が撮れなかったためだ。 今日の天気予報は、くもりとあったため、まあまあの写真が撮れるだろう。 それにNDフィルターも買ったし、スローシャッターの滝が楽しみだ。


歩いているとだんだん晴れてきて、雲間に太陽がでてくる、心配だ、あまり晴れるな。 法行の滝の音を聞きながら、上長尾沢の出会いについた。この前より水がある。 早速F1の滝を目指す。
大分晴れてきて、太陽がさす時間が長くなってきた。 F1はあまり見栄えがしないので簡単にとり、すぐ上のF2,F3に行く。 太陽が雲間に隠れるのを待ち、NDフィルターを付け、スローシャッターを切る。 以外といい感じだ。 しばらく撮ったのち、出会いに戻る。

次は悪沢まで行き、右支流の滝を撮ろうと思ったが、法行・一つ手前の無名沢が気になり、入ってみる。 出会いは、だだ広い幅の沢だが、入るとすぐに狭い幅の流れに変わる。 ただ、先を見ると高低さがあまりないのでそんなに期待は出来ない。
3Mくらいの滝が出てくると俄然面白くなってきた。 やがて、上部が複雑な流れのF1、6M滝が出てくる。 左側を巻くと、トラロープがあり、ちょっと利用し登る。
このあと、2Mくらいの斜瀑が3つほど続き、簡単に越していく。 次に出てくるのはF2・5Mの滝、上をほうを見ると明るくひらけていそう。


ここで終わりかなあと思ったが、上の様子だけ見ておこうと思って左から越える。 上に出てみると、あにはからんや、明るい庭園風になっていて、簾れのような滝が落ちていた。 沢は右に曲がり、上は樋状になっている。
非常にきれいなところで、この前で昼食、日も燦燦とさし、快晴近くなってきた。 くもりところによってはにわか雨、の予報はどうなったのだ。 しばし休息し、ここから戻る。。

大分時間も経ったし、悪沢はあきらめ、林道をてくてく浅瀬に向け歩く。 今日の足取りは快調だ、春の陽気で足もよくなってきたのかなあ。

笹子沢まで戻り、いつもより豪快に流れている笹子滝を見、少し見えない上の方が気になる。 たしか地図上では二股になっていたなあ、よしその辺まで行ってみよう。 大石のゴーロを登って行き、右に少し曲がっていくと滝が右に見えてきた。
滝まで行くとここで二股になっている。 右10Mの直瀑、左三段10Mの斜瀑。 面白いところだ。左が水量が多く本流。間に古いロープがたれてるが、あまり信用できそうもない。 真夏であれば水流をとっぱできるだろうが、今日はここまで。
また、林道まで戻り、浅瀬へ出た。 今日は、あまりリストに載せる滝はないだろうなと思っていたが、以外とあり、またまた、充実した日であった。

 車――――浅瀬――上長尾沢出会―――無名沢出会―――笹子沢出会―――車

7:30  8:45  10:10   11:30   14:05  15:30
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