丹沢・笹子沢右俣


8月2日(土)快晴。
今日は西丹沢の笹子沢右俣の滝を見に行く。
暑い日が続くので、簡単に行ける沢を考えたところ、笹子沢右俣にある大滝上の滝が頭に浮かび確認に出かけた。
昨日はちょっとした雨が降り、遠くの見晴らしがすこぶるいい。
善波峠からみる富士山も、いつもと違い、紫色の山肌がくっきり見える。
こりゃ、ちょっと富士山の写真も撮っていかにゃーと、玄倉に寄っていく。
丹沢湖の水位はかなり下がり、玄倉周辺では、砂浜になっていた。
昨日、中川のキャンプ場で事故があったそうだが、そんなに雨が降ったというような形跡はない。
湖畔の一方通行道路を走っていると、猿の群れに出会った。
小猿を連れた母猿を車越しに撮影、猿軍団はすぐに消えていった。

千代ノ沢展望台駐車場に車を止め第一展望台まで登る、ここからの富士山の眺めを撮影していく。
県道に出て、あしがら荘手前に車を止めた。
上空には報道ヘリ2機が旋回しながら飛んでいた。
笹子沢横の舗装道路を歩いて行く。
対岸のキャンプ場には夏休みを迎えた子供達が楽しそうに朝食をとっていた。
鉄格子の堰堤まで、道は続いている。
水の流れはいつもと同じ平水、綺麗な流れだ。
昨日鉄砲水で流され、死亡事故があったとは思えない周辺の川や湖の水位である。

なるべく、水に入らず、左岸の山道を歩いて行く。
10Mの堰堤二つも仕事道で巻き、その上からは河原を歩いて行く。
2段の小滝を登ると大滝がかかる二俣になる、ここまでほぼ1時間だ。
右俣大滝は公称20Mとあるが、下が少し埋まり、15Mくらいにしか見えない。
さぁー、どうやって大滝上へ行こうか。
中間尾根は取り付きが急そうだ、右側からの巻きを選択、少しザレを登り、立木がある小尾根を登る。
以外と急な斜面で、大滝との間にも急な窪があり、結構上に追い上げられる。
登る途中に見る大滝はだんだん高さが伸びて行く、20M近くはあるかもしれない。
枯葉が詰まった窪の渡れそうな場所に降り、大滝左岸の尾根に上がる。
沢を覗いて見ると、大滝上は両サイドがかなり立っていて、5M滝、3M滝と続いていた。
ロープを出せばなんとか5M滝下には降りることはできる。
しかし、降りても5M滝は登れそうもない。
大滝上の滝を見ることが目的なので、無理をせず、尾根上からの撮影にとどめる。
これで目的の滝見は終了、下りはロープを出し、ゆっくり二俣まで降りた。
西丹沢の沢は、蛭の心配がなくていい、綺麗な水はとても気持ちいい。
途中で見つけた、岩の下から流れる水で喉を潤し、簡単な沢遊びは終了した。
鉄格子下の河原では、子供達が歓声を上げながら水遊びをしていた。

車――――二俣――――車

8:10  9:10   11:30

 

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