奥多摩の滝・北秋川、白岩沢その2


9月20日(土)雨。
くるくる変わる天気予報には頭にくる。
先週、曇りところにより雨がオール晴れ。 今週の日曜は晴れ時々曇りが、雨に変わる。
おかげで、上越行きを直前になってドタキャンした。
土曜日は曇り後雨だったので、午前中はなんとかなるだろうと出かけたら、朝から雨。 帰りに聞いた天気予報は、なんと一日雨に変わっていた。
今日は北秋川・赤井沢にいくつもりだったが、なんと土砂崩れで通行止め。 しかたないので、前行った白岩沢の奥に行ってみる。 雨がふってくるし、士気がぜんぜんあがらない。

林道終点に車を止め、沢仕度をして歩きだす。 水の流れは、かなり少なくなってきたようだ。
少し水流を辿ると、魚止めの滝に着く。 この前は、川幅一杯に落ちていたが、今回は真ん中の落ちがない。 やはり、水量が少ない。
はたして、上の滝の姿はどうだろうか、心配だ。
ここの巻きは少しいやらしいが、右側のザレを注意しながら横切る。
少しゴーロを歩いて行くと滑滝が見えてきた。
最初の4M滝は簡単に水流沿いを登れる。
次の5M滑滝は少し立っているが、これも左から簡単に乗り越せた。
この上は二俣まで滑床が続く。 二俣はほぼ同水量で分かれている。
沢床は左が低く本流のような感じがする。 滝は右にあるらしいので、右俣に入る。
小滝があり、沢は直角に左方向に曲がっている。
さらに何段かの小滝が続き、その奥に大きな滝が見える。 なかなか、雰囲気のいいところだ。

小滝は簡単に登れ、大滝の前に立つ。 黒い直立した壁に、簾のような幾筋かの流れがある美しい滝だ。
おしむらくは、もう少し水量があるといい。 雨もだんだん本降りになってきた。
傘を差しながら写真を撮り、ここで引き返す。
二俣まで戻り、少し左俣を探ってみる。 沢幅は広く、ゴーロが続く。
結局、何もなくしばらくして引き返す。
時間はまだたっぷりあるが、もうこの天候ではどこも行く気がしなくなった。 白岩の滝でも見て、つるつる温泉にでも入って帰るか、 と思ったのだが、金がないのに気がつく。

コンビニに寄ったとき、レジを打つとき気がつき、あわてて途中で待ったをかけた。 そう、財布には100円も残ってないのだ。
もう、帰るしかない。だんだん強くなる雨をうらめしく思いながら、帰途についた。
最後の滝の写真は八王子城跡にある御主殿の滝(5M)。 案内図にあったので見に行ったものだが、以外と滝らしい滝であった。

 車――白岩魚止の滝――大滝――車

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