白沢川、山沢


12月7日(日)快晴。
最近、娘が車の免許をとった。 じゃあ俺も、と息子が教習所に通いだすしまつ。 金も気になるが、車の争奪戦が始まりそうだ。
土曜日は、雨が降る予報だったため控えたが、結局、ほとんど雨は降らなかった。
気になっていた白沢滝は何処に、と思って小菅村に出かける。 鶴峠を過ぎる頃、日の出を迎えた。
赤く染まる山々を見て、”そうだ富士山を見に行こう”と急に思いつき、奈良倉山を考える。
白沢川を渡る橋際に、小菅村の案内があったので、ちょっと見てみると、あったあった白沢滝が、住民に聞く手間がはぶけた。
どうやら、下流の原始村付近にあるらしい。 まずは日の当たらないうちに、ということで先に見に行く。
原始村に入り、道路脇にある地図を見ると、ここにもはっきり書いてある。
川を見ながら、走ると、流れが逆流していて変な錯覚がした。 いつのまにか、白沢川から小菅本流になっていたのだ。
車を止めて歩いて見ると、ありました、家の裏側に。 少し険しいので、ロープを使って下に降りる。

滝は、小菅川本流から50Mくらいのところに落ちている。 下半分は、前の岩に隠されていて見えないので、全体を見るにはすぐ近くまで水際を行かなければならない。
通常、下から入るには、小菅本流から入ると楽だ。 丁度、出会いのところに、攀じ登る観賞用のいい岩がある。
上からの観賞は、原始村の家の後ろから覗いて見るしか出来ない。
落差は6Mくらいだろう、水量が多いので見ごたえがある。 裸足になって水に入ったら、冷たいこと冷たいこと、30秒と入っていられない。 しぶきを浴びながら、岩にへばりついて写真を撮る。
次は奈良倉山に行くため、松姫峠に向かう。
松姫峠には、数台の駐車スペースがあり、3台ほど止まっていた。

ゲートのある林道を、30分くらい歩くと大きく富士山が見えて来た。 以外と全体が見え、楽に来れるわりには眺めがいい。
頂上は、林道から5分ほどで登れるが、植林と雑木で展望がない。 少し南側に、一部切り払われたところがあり、富士山方向は良く見える。
一番のビューポイントは林道だろう。 富士は南の方向のため、朝、夕がベスト。
今日は快晴のため、すこぶる眺めがいい。
松姫峠に戻り、山沢川に向かう、奥に滝があるらしい。
国道から小菅の湯方面に左折し、そのまま真っ直ぐ沢沿いに入る。 終点近くに車を止め、山葵田だらけの山沢を登っていく。
山葵田沿いの山道を登って行くと二俣になる。 左が急に見えたので少し行くと、前方に滝のような流れが見えて来た。
山葵田の上から、30Mくらいのきれいな滑滝が落ちていた。
ここは、これまでと見て、山葵田を前景にして写真を撮り、引き返した。
右俣は見た感じ何もなさそうなので、行くのはやめ、下ることにした。 途中、山葵田の手入れをしている、じいちゃんと少し世間話をして帰る。
時間が早いので、温泉でも浸かっていくかと思ったが、小菅の湯が、改装で年内臨時休業中のため、丹波山村の”のめこい湯”へ向かう。
奥多摩にきて、一回も入る機会がなかったので楽しみでもあったが、 名前のとうり、肌がつるつるする温泉で快適であった。 源泉の熱い湯と少しぬるい湯、露天風呂にサウナがある。 小菅の湯と同じ600円だった。
さあ、日曜日だ早めに帰ろう。

車――奈良倉山――車――――車――山沢の滝―――車

8:30  9:10  10:00   10:30  11:10  11:50

トップへ戻る