道志川支流菅沢


令和4年6月23日(木)小雨。
県営林配置図に記載されている道志川支流菅沢を歩いて見る。
ネットで滝がありそうな菅沢の遡行記があったので、久しぶりに丹沢へ出かけた。
地形図で確認すると、道志川支流キャンプ場の手前にある小沢だ。
天候は霧雨であまりよくない。
明日は晴れそうだが、気温が上がりそうなので今日にした。
国道から神之川林道に入り、車を止め、沢を探しながら歩いて見る。

みょうが沢と書かれた橋があり、ここかもしれないと思い入って見る。
水の流れがほとんどない、少し歩いて見たが、違うだろうと思い戻る。
地形図と照らし合わせながら、菅沢を探す。
少し歩くと林道から舗装された道がありそこに入って見る。
伐採された杉の集積地みたいな場所があり、道が沢のような所へ降りていく。
すぐに水の流れがあり、水は暗渠になり、神之川林道の下を越している。
道路から水の流れが見えないわけだ。
水量もそこそこあり、立派な流れ、これが菅沢だろうと確信した。
すぐに橋があり、堰堤が出てくる。
堰堤横に立つと、奥に滝のような流れが見えてくる。
歩いて行くと、かなり大きな滝が見えてきた。
見えているところだけで、2段20Mくらいある。
こんな所に立派な大滝、びっくりだ。
さっそくカメラをだし撮影タイム。
注意しなければならないのは蛭だ、すぐにくっついてくる。
この滝の巻きは、立派な仕事道があり、滝を眺めながら巻いて行く。
落ち口に降りてみる。
上段には、さらに5Mの滝が続き、ゴルジュになっている。
大滝の上は平坦な流れになり、綺麗な滑とゴーロが続く。

周囲は大きな伐採地になっていて、仕事道もありそうだ。
しばらくは、緩い流れが続き、二俣を過ぎると沢は狭くなり、10Mくらいの滑滝が出てくる。
ここからが次の滝場で、3Mの滝や滑滝が出てくる。
そして見えてくるのがF2の滝だ。
落差6Mくらい、もうこの上にはないらしいので、この滝を撮影したら戻る。

帰路は、仕事道を利用したりしながら、出会いに戻る。
地形図と照らし合わせると、みようが沢が左俣で菅沢が右俣のようだ。
なんとなく道志川への落ち口も気になる高さだ。
歩きながら、足首にチクン、首の上にもチクンと蛭の攻撃。
何回も払ったのだが、10か所くらい吸われた。
小さな蛭も多いので、見逃すものも多い、最終的に家に着いた時にも一匹発見した。
沢は危険なところもなく、F2まで短時間で歩け、感じのいい小沢でした。
蛭は非常に多いので注意が必要です。

車――――F2の滝――車

9:10  10:30  11:20

 

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