滝沢(洒水の滝がある沢)


9月14日(土)曇り。

朝出かける直前になって気がついた、デジカメの電池がない。
しかたない、充電を1時間半ほどしてから出発。
246が事故で込んでいたのも重なり、おかげで洒水の滝駐車場に着いたのが9時ころになってしまった。 運良くまだ無料の駐車場があいていたので、止めることができた。
観光客が2,3組いたので、いなくなるまで待ち、左右登れそうなところがあるのか見たが、 どこも登れそうもないし、登れたたところで落石があぶないので、ここからはあきらめる。
すこし戻り、左の尾根を目指し登る。
尾根に出ると、尾根上に踏み跡が見つかり、沢の方に降りている。
下に向かって降りていくと、沢の直前にトラロープがあり、それを使って沢に降りる。
滝下から、修験者の滝業の叫ぶ声が聞こえるため、洒水の滝側へは行かず、上流を目指す。
おかげでニノ滝を見ることができなかった。 沢は滑と小滝が続く。
小さな滝も、大きく深い釜が多く、巻き道に大変。 2M、2M、3M、4M、4Mと登れない滝が続く。 滝は小さいのだが、巻き道は険しく、ルートファイディングに苦労する。

やがて、大きな落差を持つ滝が現れた。 15Mはあるだろう、これが三ノ滝か?。 見事な直瀑だ。
さあて、ここの巻き道はどっちだろう。 左は傾斜が強く無理そう、右に取り付く。
落ち口くらいの高さになると、上には崖が続く。 丁度崖下に獣道があり、木を伝って、トラバースするように滝上に出ようとしたが、最後の一歩がない。 少し戻り、崖の間をロープを投げて、攀じ登り、大きく巻くと、滝は3段になっていて滑状に続き、その上には小さな堰堤があった。
堰堤まで巻き、堰堤上に出てみると、左岸から堰堤まで降りてくる山道があった。 おそらくこの道は、左岸の尾根から林道に続いているだろう、どこにでるのかわからないが利用できそうだ。
堰堤の上は、緩やかな流れのゴーロに変わり、沢幅も広くなる。 どんどん歩いて行けば、やがて、右岸に林道が見えるはずなので、たんたんと進む。
もう滝がありそうな気配もないが、なかなか、林道も見えない。
やがて小さなゴルジュがあり、3Mの滝、3Mチョックストン風の綺麗な二条の滝に出会う。 水の流れはまだまだ続く、適当なところで打ちきってしまいたいのだが、林道は一向に見えてこない。
左岸、植林地帯に案内板があるところがあり、沢を横切る道があったので、右岸側に登って見る。 すると10分くらいで林道に出た。
地図上では、すぐ沢近くまで林道があるが、以外と下からは見えないのかもしれない。 林道にでれば、時間がかかっても21世紀の森を通り、洒水の滝までもどれるはずだ、ここで一安心。 林道を沢沿いに下る。
沢音はどんどん遠ざかっていく、下からは見えないはずだ。 荒れた林道で、最近車が通った気配はなく、今通るのは無理だろう。
やがて、朽ちそうな21世紀の森の案内と、洒水の滝への案内板があった。 おお、ラッキー、直接降りる道があるなんて・・・。
道は山道になり、山北の町を遠く下に眺めながら、どんどん下る。 やがて、また林道になり、コンクリート舗装の道になった。
道路から洒水の滝の上段が見える、眺めの良い道だ。 出たところは、駐車場のすぐ上の土産物店の横に出た。
1時間ほどで降りてこられた。 いつかまた、観光客のいないときにニノ滝の下に降り立つことを頭に描きここを去った。

車―――洒水の滝上――三ノ滝―――林道―――車

9:00  10:30   11:30   13:10  14:20

 

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