丹沢・ショチクボノ頭


4月11日(日)くもり時々晴。
今日はニカニカ集会に参加のため、西丹沢へ行く。
目的地はショチクボノ頭だが、登れる尾根はかなりあるようだ。
沢の様子を確かめるため、ショチクボ沢を詰めてみることにした。
車は、用木沢出会いに止める。
心配された天気も、いい方向にはずれている。
登る前に、モロクボ沢大滝を見て行こうと思い、旧白石沢キャンプ場から、本流沿いを歩く。
今年は雨が多く、水量が多い。
何回か、飛び石箇所があるが、滝を目前にしたところで、滑ってドボン。
下半身ビショビショ、服を脱いで水を絞りだすとポタポタ落ちる。
幸にして、暖かい気候なので、また着ても、あんまり気にならない。
しばらく大滝の姿を撮影してから、ショチクボ沢出会いまで戻る。
はたして、この沢に何か、面白いものが出てくるのだろうか。
出会いの水量は、ごくわずか、堰堤が続く。
植林帯の仕事道を歩き、堰堤がなくなるまで歩く。
がれた沢に降りると、もう、水の流れはない。
滝もなく、平凡なガレ沢を登って行く。
途中、右岸の植林の中に、ミツマタが咲いていた、まだかすかに甘い香りがする。

いつ、水が出てくるか、期待しながら登るが、一向にその気配はない。
もはや、尾根が見え出した、沢も枝分かれし、形態がなくなり始めた。
水も滝も出ないので、あきらめ、中間尾根への登りに切り替える。
尾根上から、人の声が聞こえた。もう先発隊が着き、歓談しているのだろう。
結局、ショチクボ沢は、滝も水もないただのガレ沢で、傾斜もそれほど強くなく、尾根からダイレクト下降が可能な沢でした。
思っていた以上に広い尾根、ブナが多く、美しい尾根である。
11時少し過ぎ、ニカニカ集会で大勢が集まっている、ショチクボノ頭に着いた。
どうやら最後のようで、皆さんからの暖かい笑顔の歓迎で出迎えられ、気軽に参加することが出来ました。
こういう所に17名も集まるなんて、M−Kさんの努力の賜物でしょう。
話がはずめば、似たもの同士、非常に和気藹々で、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
日差しも出て、昼寝でも出来るような、暖かさになり、皆さんの気持ちが、雲を吹き飛ばしたのでしょう。
帰りは、それぞれ適当に下りたい尾根を登りと同様自由選択、私は単独で、ショチクボ沢右岸の北尾根を下りました。
下降は、ほとんど問題はないが、鹿柵が出てくると、柵沿いに下降するため、歩きにくい。
柵の中の方が、歩きやすそうだが、一旦入ると出るに出られなくなってしまう。
最後は、やまびこ橋近くの植林帯に降りることが出来た。
着替えを済ませ、西丹沢まで車で下ると、丁度別ルートで下ってきた、イガイガさんやAYさん達がいました。
歓談後別れ、帰途につく。

車――ショチクボ沢出会――ショチクボノ頭――車

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