18キップで四国高松へ


9月3日(木)〜4日(金)くもり、晴れ。
青春18きっぷの残り2回分、売ろうか使おうか迷ったが、結局使用することにした。
四国の友人と連絡がとれれば高松がいいかも、と予定する。
何とか連絡先がわかり、これで四国行が決定。
あとは日にちだが、天気予報を見ながら、9月3日(木)〜4日(金)とする。
3日の夜高松着なので、事前連絡して、会う約束をした。
何しろ40年ぶりに会うので、どんな姿になっているのか、お互いに楽しみだ。
今までは、当日着くか判らないので、宿泊やレンタカーは事前予約しなかったが、 昨今、駅近ホテルは当日では予約出来ないことも多い。
もし、予約しなければ、予定変更や連泊も可能なんだが、今回は安全をきし、ネットで事前予約する。
往復のキップだけはあるので、あとはそれぞれの日にちの行動予定だけだ。
今は臨時のながらが走っていないので、夜行では行けない。
早朝で組める予定を作り、高松着は19時から20時とする。
途中、姫路で途中下車し、新装なった姫路城を見て行くことにする。
4日は、早めに高松を出て、岡山まで行き、レンタカーを借りて、神庭の滝へ行くことにする。
さぁー、予定通り、各駅停車の旅は進むのでしょうか。
3日早朝、自宅出発は5時、朝焼けの東の空を眺めながら駅へ向かう。

今日は乗換時間が、それぞれ短いため、朝食は前日パンを買ってすませた。
小田急線で藤沢まで行き、18キップの旅は始まった。
猛暑のときと違い、半袖が丁度いい気温、冷房には注意(長袖を1枚持つ)しなければいけない。
小田原、熱海、浜松、豊橋、大垣、米原と、順調に乗り換えて行く。
大垣で少し時間があったため、改札を出て、弁当とビールを購入。
米原で新快速姫路行きに乗り、これで今日の予定は無事進むことと確信した。
終点姫路で降り、姫路城を見学していく。
駅前に出ると正面に姫路城がでんと見える、以外と近い。
姫路城見学料金は千円、16時で入場終了、15時半くらいだったので、人も少なく丁度良かった。
天守閣へは登らず、景色のいい二ノ丸に入ってみる。
ゆっくり1時間ほど見学してから、姫路駅へ戻る。
高松着が19時38分と決定したため、携帯で連絡し、待ち合わせを決めた。
相生、岡山と乗り継ぎ、暗くなった瀬戸内海を渡る。
夜間のため、周囲の景色は見えず、それは明日の早朝に期待し、マリンライナーは一路高松へ。
高松駅の改札口は1箇所のみ、はたして顔がわかるだろうか。
しかし、それも杞憂に終わり、「・・・ちゃん」「・・・さん」すぐにわかり、再会の握手をした。
40年ぶりだが、お互い、それなりに年齢を重ねた姿で、以前の面影もあり、元気な様子。
カプセルホテルまで送ってもらい、先にチェックイン、近くの居酒屋へ行く。
客のいなくなった11時まで、昔話しや現況を話しながら、楽しいひと時をすごし、あっという間に、時間は過ぎてしまった。
おみやげまでいただいちゃいまして、申し訳ありませんでした。
明日がまた早いもんで、大浴場で汗を流し、すぐ眠りにつく。

4日は日射しもあり、いい天気になりそうだ。
朝風呂に入り、6時、早めにカプセルホテルを出、朝の高松をぶらぶらしながら駅へ向かう (朝食付きだったが、7時からのため食べれず)。
立ち食いうどんでもやっていれば食べて行こうかな、と思っていたが、開いている店はなし。
しょうがない、駅のコンビニでおにぎりを買い、快速マリンライナーに乗る。
朝の瀬戸内海を眺めながら走り、岡山着、予約したオリックスレンタカーへ向かう。
丁度8時開店で1番乗り、手続きしだい、すぐに出発、神庭の滝へと向かう。
岡山インターから高速に乗り、落合インターまでとばす。
途中、1車線区間や工事区間があったりで、計算通りにはなかなか進まない。
滝の見学時間は30分ほど、遅くとも10時半には、帰路につかないといけない。
駐車場着9時45分、300円の入園料を払い、舗装道路を歩くとすぐに大きな滝の姿が見えてきた。
さすがに100選の滝、落差水量とも申し分なし、以外に近かったのでほっとする。
写真を撮り、駐車場まで急ぐ、なんとか、10時20分に出発出来た。
それでも、あまり時間がないので、高速は止まっていたパトカーを横に見ながら、岡山駅まで急ぐ。
スタンドがあまり無い、少々あせりながら走り、スタンドを見つけガソリン補給。
オリックスレンタカーに着いたときは、電車出発時刻の10分前、急いで車を返し、駅まで速足で行く。
予定では弁当とビールを購入して、電車に乗る予定だったが、とりあえず、ビールのみを購入し、ホームへ急ぐ。
みやげものも買いたかったなあ、まあ、間に合ったし、よしとするか。
姫路で少し時間があるため、そこで昼食を仕入れよう。
さぁー、あとは乗り継いで帰るだけだ。米原、大垣、豊橋と電車は順調に走る。
浜松でちょっと誤算、乗る予定の電車が全車座席指定のホームライナー(あとで調べたら事前に指定席券を購入しなくても、乗ってから購入OK)だった。
指定席の取り方がよくわからなかったため、見送り、次の興津行きに乗る。
はたして、この電車で箱根越えが出来るのか、ちょっと心配でした。
静岡に着くと、幸、熱海行きに接続する。
熱海までくれば、あとは東京方面の電車に乗れば、今日中には帰宅できる。
熱海始発品川行きに乗ると、花金のためか、湯河原や小田原あたりからも、結構乗ってきて、酔っぱらいが多くなる。
ローカル線の接続は、すべて最終電車だ。
自宅着0時20分、今年の夏の青春18キップの旅は終わった。
後日、調べると、熱海行きは東京方面の最終電車で、これを乗りすごすと、三島や沼津止まりになってしまう。
この電車が、当日中に首都圏へ帰ることが出来る最終の電車でした。

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