高尾山のセッコク


5月29日(金)くもり後雨。
高尾山に珍しいセッコク(石斛)という花が咲いているという情報がネットにあったので、どんな花か見に行ってみました。
ビジターセンターの情報では、花期が5月中旬〜6月上旬、杉の木に寄生するラン科の植物らしい。
ケーブルの上と下の駅構内にもあるようだ。
見た目が白い花で、結構綺麗な感じがしたので楽しみだ。
駐車場を検索すると、高尾山祈祷殿の駐車場が500円で一番安く、他は軒並み1000円になっている。
週末は混むのを予想し、金曜日に出かけることにした。
天気予報は昼の前後雨になっているので、午前中の遅めに出発。
距離的には1時間少々で行けるので、そんなに問題ないし、山頂までの往復も3時間もあれば大丈夫だろう。
高尾には12時半くらいに着く、まだ雨は降っていない。
祈祷殿の駐車場も空きがあり、駐車はすんなりだ。
駐車場からすぐのコンビニでおにぎりを買い、高尾山入り口の信号を渡る。
駐車場から、ほんの5分でケーブルの清滝駅。
駅員にことわり、構内のセッコクを見せてもらう。
桜の木に寄生したセッコクは少し萎れ、もう見ごろは過ぎたようでした。

とりあえず、撮影し、駅員にお礼をいって外に出る。
なんといっても高尾山は始めて、地図を見ながら6号路を歩いて行く。
金曜日で天気は良くないにもかかわらず結構人がいる。
こりゃ、天気のいい週末なんぞは、混んでしょうがないだろう。
6号路を少し歩いて行くと琵琶滝が出てくる。
滝行をするところらしく、滝前には入れない、落差は6Mくらいだ。
登山道は滝行が見えないように張ってあるフェンス沿いに登り、沢音を聞きながら歩いて行く。
セッコクは杉にからまっているので、周囲の上を見ながら登って行く。
しばらくすると、2本の杉の中腹あたりに白いセッコクの花が見えてきた。
望遠(約600mm)レンズを持ってきたので、手持ちでバシバシ撮影する。

それからは、杉の木が途切れるまでの数か所でセッコクの花が見られた。
駅構内と比べて、この辺は丁度見頃の感じでした。
天気もくもりの方が、撮影には向いていて、ベストでした。
キビタキがあちこちで鳴いていて、やはり、山だなあとつくづく感じました。
登りもそんなにきつくはなく、高尾山山頂に到着。
到着と同時に雨が本降りになり、早々に下山する。
傘をさしながら、ケーブルの駅まで急ぐ。
セッコクがいい状態で撮れたので、十分満足、途中はどうでもいい。
雨になってきたので、ケーブルの駅は人で一杯、1本待ってケーブルに乗る。
ケーブルを利用すれば、30分ほどで山頂まで行けてしまうので気軽に来る人も多いようだ。
こんな日でも外国人は多い。
とりあえず目的は果たしたので、さっさと帰路に着いた。

車――――高尾山頂――――車

12:30  14:30   15:15

 

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