奥多摩・払沢、花水、天狗、綾、の滝巡り



1月25日(土)快晴。
奥多摩で気軽に行ける滝を訪ねて まずは氷の払沢の滝に向かう。
五日市に近づくと雪がめだってくる。 昨日の丹沢と違って大分降ったようだ。
道の凍結を気にしながら走っていたら、また行き過ぎてしまった。 地図を見て引き返す。
奥の村営駐車場への道は少しアイスバーンになっていたので、車で入っていくのは諦め、県道の路側に車を止める。 20cmぐらい積った遊歩道を10分ほど歩き、払沢についた。
朝早いのにもかかわらず、先行者が一人写真を撮っている。 滝の流れはあり、全面凍結にはもう少し。
初めて見たが、以外と落差がなく貧弱に見える。 4段60Mというのは宣伝しすぎじゃないかな。
写真を撮り終わったところで、団体さんがやってきた。 丁度ころあいもよかったのでさっさと戻り、次の目標である、花水の滝にいく。
小岩の地区までの道路は日陰のところに少し雪がある程度でノーマルタイヤで行けた。 かなり降ったようだが、綺麗に除雪されている。 ここも道路が広くなった路側に車を止め、橋近くの滝への道を探す。
幸、すぐに小さな看板に花水の滝と書いてあったのが見つかり、雪の山道を歩く。 降雪後はだれも歩いた跡はなく、かなりずぶずぶと足跡が着く。
南秋川沿いに山道を進んだところ、水の流れがある沢が出てきたので、ここかも知れないと思い 沢沿いに登って見る。 道から沢沿いに少し登ると案内にあったがなかなか、滝は出てこない。 雪は深いところで膝までもぐる。 おまけに雪で倒れた倒木から、伐採の倒木が重なり、かなり歩きづらい。
ほんとうにこの沢なんだろうかと半信半疑で登って行くと、10Mの滝が出てきた。 確か、花水の滝の前に滝があるなんて書いてなかったなあ。 どうやらこの沢は違うようだ。
まあ、2段・10Mの滝があってよかったようなものの この滝のまえから引き返す。 1時間ほどロスしてしまった。
山道まで戻り、少し登りながら、北秋川沿いにまた進む。 正面に谷が見えてきた、今度こそ間違いない、多分滝の沢だろう。
山道の先に沢と滝の流れが見える。 沢を登るどころか、滝まで山道は続いていた。 滝の前には、山葵田が広がっている。

この滝の高さは本物、しかし、なんであんなところに水の流れがあるんだろうと思う。


水の流れは少ないが、末広がりになって落ちているので、大きく感じる。 周りは凍っているが、よほどでないかぎり、全面凍結はなさそうだ。
本流は山葵田が続いている方向か?。 午前中は陽が当たらないようで、ゆっくり写真が撮れる。 少し歩き回って写真を撮り、山道を小岩まで戻る。
次の滝は千足にある天狗滝。
千足の道路で近くのおじいさんに滝までの道を聞くと、親切に入り口の道路を教えてくれた。 県道から急な舗装された道に入ったが、すぐに凍結した道路となったため、Uターンし、県道に戻る。 さきほどのおじいさんに断わり、橋近くの道路に車を止める。 車を寄せる誘導までしてもらった。
橋横から先ほどの道に上がり、沢沿いの道を進む。
民家が途切れると、除雪がしてない林道にかわり、急な道を登って行く。 花水の滝でかなり体力を使ったので、足がパンパン、変に歩くと痙攣しそうだ。 おまけにお昼までに全部見られると思っていたので、なにも買ってきてない、朝飯も食べてないので、腹減った!!。
ちんたらちんたら、天狗の滝まで歩く。 天狗の滝すぐ下に10Mほどの立派な滝があった。
天狗の滝はさらに大きな滝でスラブの岩を滑り落ちている。
太陽の光を真正面から受けて流れる、明るく開けた滝だ。 水量が多い時にまた来てみたいもんだ。
もうここでやめようと思っていたんだが、道標に、綾滝まで700mと書いてあるので、また行くきになってしまった。
せっかくここまできたのであるし、ゆっくり、登ってみる。
幸、綾滝までの道のりは、わりあい楽な植林の中の道。 細い筋を垂らすように流れる綾滝につく。
ここもスラブの滝、水の多い、少ないで大分姿が変わりそうだ。
ここまで来たら、あとは下るだけの安堵感で、疲れもきにならなくなった。 千足までは軽い雪道をトントン下って行くだけ、あっという間に着いてしまった。


 車―――払沢の滝――花水の滝――綾滝―――車

 7:10  7:20    10:30   13:00  13:40

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