秩父氷柱見物


2月12日(日)快晴。
今日はお気軽に見られる秩父の氷柱見物に出かけた。
友人のAさんとライトアップされる氷があるというので観光的なところへ行く。
場所は小鹿野町にある尾ノ内沢氷瀑と秩父市にある三十槌の氷柱。
2箇所ともNHKで紹介されたことから、かなり混むことが予想される。
ネットで調べると尾ノ内沢氷瀑のライトアップは毎週土曜日のみ、三十槌の氷柱のライトアップは毎日だが、 2月12日(日)が最終日。
あまり日曜日には出かけたくなかったが、これを逃すと今シーズンはおしまいだ。
天気予報では週末から気温が高くなる予想なので、休日でもしかたない、混雑かくごで行く。
正午に待ち合わせて出発。
最初の目的地は小鹿野町にある尾ノ内沢氷瀑。
圏央道を入間で降り、国道299線を一直線、群馬県境近くまで走る。
すぐ先は県境の志賀坂峠、以外と時間がかかるな。

氷瀑の場所は、手前から案内があり、国道を左折するとすぐに駐車場があったが、整理している人に聞くと、 ここからは、まだ1KM近くあり、歩くと20分くらいかかる、という。
奥にも駐車場があるが、混み具合はわからない、という。
1Kもあるんじゃかなわないので、林道を奥へ行ってみる。
途中にも駐車場があり、ここからは、10分くらいというので、丁度空いたところへ止めた。
歩きだすとすぐに車が渋滞している、手前で止めて正解だった。
7,8分の歩きで、氷瀑の入り口に到着。
休日ということもあり、かなり混雑している。
200円を払い、入場、氷の上部には、まだ日が当たっていた。
吊り橋の前に5Mくらいの滝があり、その両サイドが水を撒いて作った氷瀑部分。
たしか、尾ノ内沢は、沢登りでも有名な場所だ、なんとなく滝を登りたい気分にもなる。
ここのライトアップは18日の土曜日で終了、今日のライトアップはない。
30分ほど撮影、無料の甘酒をいただいて、車まで戻る。
駐車場を整理している人に聞くと、マスコミに紹介されてから、訪れる人が多くなったという。
”今日は何時頃までやるの”、と聞いたら、”本当は4時頃までなんだけど、まだまだ車が上がってくるよ”。
”日曜日もライトアップすれば、いいんじゃないの”、と聞くと、
”ボランティアなんで、次の日が仕事、身体がもたない、事前の準備やあと整理があるので、大変なんだよ”、という。

もう3時半すぎだが、話している間にも、小型バスやマイカーが登ってくる。
入り口に石楠花があり、見頃の時期は連休前だということです。
さあー、次は三十槌の氷柱、ここからは1時間程度だ。
小鹿野町から両神村を通過、国道140号線に入り、旧大滝村に入る。
国道から左折してキャンプ場の駐車場に入る。
数台入り口に詰まっていたが、すぐに500円払って入場、待つこともなく入れて良かった。
時間は4時半、ライトアップが始まる時間を聞くと5時から始まるという、ベストな入場だ。
河原に降り、ライトアップ前の自然な氷柱を撮影する。
ライトアップまで、車の中で待っている人も多い。
ここは、荒川右岸に染み出る氷柱で、多少は上から水を巻き、水増ししている。
それでも氷柱は、自然観があり、なかなか綺麗だ。
2箇所あり、左は高さ10Mくらい、右は高さ30Mくらいある。
ライトアップまではすぐなので、そのまま、河原で待つ。
5時から点灯したが、まだ日没前、周囲は明るい。
だんだん暗くなってきた、ライトアップの光が映えるようになってきた。
左側は四季をテーマに煩雑に色が変わる、右側は全体を広く照明するため、単調なパターンで色が変化する。
夢中で撮っているうちに、真っ暗になり、だんだん人も出てきた。
今日は9時までやるとのことだが、6時半であがり、それでもかなりな枚数を撮った。
風はなく無風、川面に映る光も止まり、綺麗だった。
さあー、予定通り終了、帰途に着く。
駐車場入り口から国道へ渋滞は伸び、ライトアップ前に入れたことは正解でした。
コンビニで休息、空には上がったばかりの大きなお月さん、綺麗な氷も見られ、お気軽ながら満足な1日でした。

車―――尾ノ内沢氷瀑――三十槌の氷柱

12:00  2:30(3:30)   4:30(6:30)

 

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