丹沢・トウハチ沢と洒水2ノ滝


10月5日(日)晴れ。
今日は、ユーシンから先の、幾つかある小沢の探索に出かけようとしたが、 朝早いので、洒水の2ノ滝まで行ける道の確認をするため、ちょっと寄り道、山北で左折する。
洒水の滝駐車場上の林道に入り、行けるところまで行き、車を止める。
前回滝沢に入ったとき、尾根に明確な道があったため、それが、どこから入れるのか探すのが目的。
やっと見つけた道は、やはりこの前出た、尾根道に出た。 尾根の右下を見ると、2ノ滝と1ノ滝がすぐそこに見える。
1ノ滝の下も見え、急激に立った崖が迫っている。 2ノ滝の滝壷に降りるには、1ノ滝の真上に降りなければならない。
落石を起こすと、下の観光客がくる付近まで落っこちていきそうだ。 朝早いとき意外は、確かにさけたほうがいい。
落石をおこさないように、慎重に降り、2ノ滝の下にでる。 ここからは、1ノ滝落ち口と下も見える。 丁度大きな木があるので、寄りかかるようにして下を見ると、1ノ滝の流れて行く様がよく見える。 水量が大分多いようだ。
1ノ滝が69M、2ノ滝が約20M、3ノ滝が約10Mと、それぞれが滝壷を持って続いている。 ここで以外と時間をくってしまったので、次の行き先は変更。

玄倉の少し先、左岸に流れ落ちている、トウハチ沢(堰堤の銘板より)を登る。 林道から、堰堤を三つ続けて登る。
滑滝をシャワークライムで登ると、その上に8Mの滝があった。 ここは、左の水のない沢から登って巻く。
この先、沢は、いくつも枝分かれし、だんだんと水流が細くなる。 滑は出てくるが、滝はもうないなと思い、適当なところで左岸の尾根に上がる。 あとは尾根の獣道を拾いながら、堰堤上まで降りてくる。

次に向かったのが芋ノ沢。
地図は持ってこなかったが、確か女郎小屋沢のとなりだった覚えがある。 林道をぶらぶら歩き、最初のトンネルをくぐり、そろそろだなあと思ったので玄倉川に降りてみる。
透明な水と独特の白い石が、日に映えてまぶしい。 降りたところの下流が綺麗だったので、少し歩いて見る。 幅が狭く、両岸の岩もいい感じだ。
20Mくらいの水量の少ない滝が、1条落ちている。 この辺は紅葉時にもう一度歩いてみたいところ。
また戻り、上流に向かって歩く。 だんだん大きな音がしてきて、いやな感じだ。 右に曲がったところで大きな堰堤。 しょうがない、また林道に上がる。
堰堤を過ぎたところで、明確な沢が見える。 思い出した、ここが女郎小屋沢出会いだ。 右が女郎小屋沢、左の短い沢が芋ノ沢だろう。
本流を渡渉し、堰堤のある芋ノ沢に入る。 堰堤上に水の流れはないが、しばらくすると出てくる。 しかし、沢が真っ直ぐ、直上するので、滝は出てこない。 結局、芋ノ沢は本当に芋ノ沢だった。
水が少なくなったところで戻り、鹿の角一本拾い、ザックにぶらさげながら降りる。
(帰って地図をみたところ、芋ノ沢だと思っていった沢は女郎小屋沢の枝沢だった。 堰堤には芋ノ沢と書いてあったのに。)
林道を歩きながら見ると、水が出ている沢が少しあり、次にきたとき、あそこに入って見ようかなあと思いながら、駐車場に戻る。
今日は暖かったので、蛇と5回(ヤマカガシとシマヘビ)も会ってしまった、めずらしい。 それも、不意に目の前を横切ること3回、一度びっくりしてあとずさりして転んでしまった。

車―――洒水2ノ滝――トウハチ沢F1――芋ノ沢降り返し(女郎小屋沢の枝沢だった)――車

6:30  8:00     10:50      13:30                15:20

 

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