丹沢・戸沢左俣大滝とミズヒ大滝


3月18日(土)晴れのち曇り。
今日は戸沢左俣のF3大滝とミズヒ沢にある大滝を見に行く。
まずは、戸川林道に入り、戸沢出会いまで車で行く。
今日はわりあい暖かく、沢初登りとしては、上々の日だ。 車もすでに数台止まっていた。
完全武装の沢スタイルで、これから登ろうと支度をしている人もいる。
トイレ横を登り、すぐに戸沢へ入渓する。 二股までは、ほとんどゴーロのため、運動靴で登っていく。

登り始めて40分、二股につく。 ここで休憩がてら、靴を履き替える。 今年初めての沢足袋だ。
水量が多く、やや狭くなった左俣に入っていく。
何年前だろう、ここに初めて入ったのは、とにかく遡行図もないので、今日は感に頼って登るっきゃない。
最初にF1・7Mの二段になって落ちる滝が出てくる。 右側を注意しながら登り、上段は左を登る。
続いてF3・二段10Mの滝が出てくる。
下段は左側から登ったが、上段は立っているので、右の藪をつかみ巻いて上がる。
上に出ると、先の方にF3である大滝の姿が見えてくる。 やはり、大滝は立派だ、姿、形もいい。

垂直の壁を二条になって落ちる、美しい落差13Mの滝だ。
ここは比較的明るい場所だから、そろそろ日も当たっているかと思っていたが、まだ日が当たるまで時間がかかりそうだ。
ポイントを変えながら、写真を撮る。 左から右から、下からと色んな角度から撮る。
木曜日に雨が降ったので、この時期としては、まあまあの水が流れている。
あと30分もすれば、日が当たってきそう、いいタイミングだった。
さあ、下りにかかる。 ちょっと危ういところは、ロープを出しながら降りる。
F1を下ろうとしたとき、下にこれから登ろうとする人のヘルメット姿が見えた。

滝上で待ち、挨拶を交わしたが、同年代の夫婦ペアだろうと思われた。
F1を降りれば、危険なところはない、そのままゴーロを下る。
戸沢の駐車場の車は、さらに2倍近くに増えていた。
さあ、まだ時間は早い、戸川まで下り、大倉に向かう。
大倉から西山林道に入り、二股まで車で入る。
二股には、消防署の車と秦野市の車が止まっていた、遭難救助の訓練でもしているのだろうか。
今日は3時までに戻ると約束したため、林道をミズヒ沢出会いまで急ぐ。

暖かい登山日よりのため、林道途中や登山道では、かなりの登山者に会った。
出会いから滝までは、左岸の道を行く。 ミズヒ大滝が見えてきた。
薄曇りになってきたが、滝前には虹も見える。
下から見ていると20Mくらいにしか見えないが、右に上がってみると、どうしてどうして、やはり25Mはある、だんだん伸びていくようだ。
滝の落差は、一部から見ただけでは、なかなか良くわからないものだ。
だんだん日もかげり、いい感じになってくる。 木々の葉がまだないため、全体像の写真が撮りやすい。 天候も幸し、いい写真も撮れた、早く戻ろう。
林道を軽い足取りで車まで戻る。 途中、黒竜の滝上の林道に車を止め、黒竜の滝まで往復してくる。 ここでも、一人の撮影者に出会った。
さあ、これで今日の予定はすべて終了、着替えをし、大倉まで下る登山者がいたので、乗せ、大倉まで下る。

車――戸沢左俣大滝――車   車―――ミズヒ大滝――車

7:00  9:00   10:00  10:50  11:25   12:40

 
  トップへ戻る