茶臼の滝と三つ峠


4月14日(金)くもり。

今日は、三つ峠登山道脇にあるという、茶臼の滝を見に行く。
ほとんど紹介された記事がないので、どんな滝か楽しみである。
滝の位置は、登山道脇を流れている金ヶ窪沢が、上部で分岐する場所からそう遠くないという。
天候はくもり、富士山の姿は望めそうもない。
246から籠坂峠を越え、山中湖に入る。 河口湖大橋を渡り、御坂峠へ向かう。
トンネル手前から旧道に入り、三つ峠バス停があるところに車を止めた。
林道を行けるところまで入ろうと思っていたが、奥で工事中なのか、入り口にガードマンがいて、中に入れなかったためだ。
三つ峠は初めてなので、様子がわからない、とりあえず、林道をぶらぶら歩いて登る。
舗装された林道を歩くこと5分、立派なトイレと駐車場がある、登山道入り口に着いた。
なんのことはない、ここまで、すんなり入れてくれればいいのに(工事は西川林道の奥)。
すぐ横の橋から沢を覗くと、結構水量もあり、音を立てて流れている。
まだ車が入れそうな登山道をゆっくり登って行く。 この道の脇にも駐車場があった。
一般車がぎりぎり入れ、道がカーブしている場所まで登ると、沢が分岐しているところになる。
左の沢には、新しい堰堤が見え、その上に10Mくらいの滑滝が見える。
茶臼の滝がある沢は、滑滝がある沢だろうと思い、石で封鎖されている新堰堤へ降りる道へ進む。
堰堤横を越え、滑滝は右側から上部に降り、水流沿いを注意して登る。
堰堤から、ほんの100Mくらい登ったところで沢は左カーブし、そこに大きな滝の姿が現れた。
たぶん、これが茶臼の滝だろう、以外と近かった。 落差は、25Mほど、真中と右岸には、まだ雪が残っているのには、びっくりした。
霧が巻いてきた、早めに写真を撮らねば。 上部は段々、下部はスラブの滝だ。
しばらく写真を撮ってから、左岸沿いを下る。 ちょっと足場の悪いところには、残置ザイルもあり、割合楽に降りられる。
10M滑滝も、大きく巻いて降りる踏み跡があった。 濡れずに登山靴で往復出来るので、もっと見られていい滝だと思う。
登山道から、30分もあれば、見て来れる、以外とお気軽の滝だった。
さて、この天気では、三つ峠はどうしようか。 せっかくここまで来たのだし、頂上まで行ってみっか。
霧は益々深くなり、多少雨粒も感じる。 雪解けでぐちゃぐちゃの登山道(林道)を山頂目指し登っていく。
約1時間ほど歩くと、山荘がある尾根に着いた。 山荘は2,3件あるが、ここまでジープで入って来れるんでした。
霧で展望のない尾根を、三角点のある開運山まで登る。
しばらく、天候の様子を伺っていたが、一向に晴れる見こみがないため、おにぎりを食べてから下った。
車に戻り、他に何かこの辺で見られる滝はないかなあと思い地図を見てみると、比較的近くに、母の白滝という名の滝があるのが目に付いた。
国道から案内看板はない、河口の信号から、狭い道に入ってみてみる。 すぐ、河口浅間神社の裏手に出る。
そのまま進むと、初めて”白滝”という看板が出てきた。 直進は私道、左折し、白滝林道に入る。
オートキャンプ場を過ぎ、しばらく登ると、舗装が切れ、母の白滝への分岐林道看板がある場所に出る。
ここに車を置き、整備された林道を、少し下りぎみに、歩いて行く。 道の両側には、大山桜(まだ蕾、見頃は1,2週間後か)が植えられ、ずーと滝まで続いていた。
林道の終点が母の白滝だった。 結構立派な滝だ、下段15M幅広滝、上段15M滑滝で、滝横には、三つ峠へ登る登山道がある。
しばらく、色んな角度から写真を撮ってみた。
晴れていれば、どこからでも富士山が見える地域だが、ずーと重たいくもり、車に乗ると雨が降り出してきてしまった。

車―――茶臼の滝――三つ峠山――車

8:00  8:30   10:30  12:30

 

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