丹沢・ヤビキ沢F1、ゴーラ沢F1


6月29日(土)曇り時々晴。
マックの開店記念品ほしさに、7時からの列にならぶ。
そのため、出発が遅くなり、西丹沢に着いたのは9時半、結構車が止まっていたが、なんとか止められた。
今日は滝までなので、せいぜい、往復4時間くらいだろうと見こみ、昼飯しは買ってない。
つつじ新道を登り、ゴーラ沢出会いまで50分くらいで着く。
東沢の水量は、丁度飛び石で渡れる程度、多くも少なくもない。
ゴーラ沢出会いには堰堤が見えるので、登山道を登って行く。
右下に堰堤を見ながら少し進むと、ゴーラ沢側へ下る踏み跡が出てきた。
そのまま下って行くと2番目の堰堤手前に降り立つことが出来た。
しっかりとした踏み跡なので、昔から利用されているんだろう。
次の堰堤は左から簡単に巻ける。
上流は幅広いゴーロだらけの沢だが、左端を流れる水量はかなりある。
しばらくは歩きにくいゴーロの山を、歩きやすそうな場所を選びながらたんたんと辿る。
沢幅が少し狭まると両岸は岩壁になってくる。
しばらくするとYの字形の二俣になり、水量比はほぼ1対1だ。
左俣は本流のゴーラ沢だろう、奥に滝の姿が見える。
右俣がたぶんヤビキ沢だと思うが、ゴーロしか見えない。

まずは、ゴーラ沢に見えた滝を見に行く。
ゴーロから少し滑になり、沢が狭くなったところにF1・6Mの滝が落ちていた。
滝の上には堰堤が見える。ここは両岸とも立ち、巻いて上がるのはかなり大変そうだ。
滝をシャワーで直登するのが、一番安全かも知れないが、自分には登れそうもない。
堰堤が上にあるので、ここであきらめもつく。
写真を撮ってから、二俣まで戻り、ヤビキ沢が滑で始まる手前で靴を履き替えた。
沢靴を履いている時、2頭のゼフィルスが舞っているのに気が付いた。
あわてて、カメラを取り出し、蝶の舞を追う。
オートでは全然ピントが合わず、バックに抜けてしまう。
マニュアルで撮ろうとしたが間に合わず、飛び去ってしまった。
久しぶりに見たゼフィルスだったので残念でした。
戻るため、履き替えた靴はそこに置き、ヤビキ沢の滑に入る。
100Mくらい緩く気持ちがいい滑を辿ると、またゴーロの沢になる。
ゴーロを少し歩くと、左手に直瀑が見えてきた。

近づいてみると、結構大きな2段の滝。
下段7M、上段3M、トータル10Mくらいの滝か。
巻きは左右とも行けそう、慣れた人だと直登も可能か。
楽そうな左の巻き道を登り、滝を上から眺めてみた。
この上には、顕著な滝はないらしいので、滝下に戻る。
さぁー、靴を履き替えた場所まで下ろう。
履き替えた場所のイメージはだいたい覚えていたつもりが、見つからない。
場所を探しながら降りると堰堤が見えてきてしまった。
何処だったのだろうか、しきりに思い出してみるが、記憶が定かではない。
もう一度ゴーロ山を登り返し、ゴーラ沢のF1まで行ってみる。
ない、確か、蝶を撮影したところだったよなあ、と思いながら、ヤビキ沢側へ行って見る。
あったあった、滑が始まる手前だったのだ、ここは上から降りてきたとき、すーと簡単に見逃してしまった。
簡単に見つけられると思い、置いたのだが、なさけないなあ、直前の記憶もあてにならない。
運動靴だと水を避けたゴーロを歩くが、沢靴だと水線近くを歩く、幅広い、ゴーロの沢だったのが影響したかも。
なんとか見つかり、靴を履きかえることが出来ました。
あとは帰るだけだ、少し雲ゆきが怪しい。ぽつんと一粒きた、こんな沢でにわか雨はごめんだ。
幸、それからは、降ることもなく、登山道に上がる。
途中、東沢へ下る新ルートがあり、歩いたこともないので、利用してみる。
登山道からジグザグに切られた道を下ると東沢、ここからは、車道のような河川敷を歩き、すぐに本物の車道になる。
そのまま、キャンプ場内を通過すると、西丹沢の車道に出た。
どちらも、たいして時間は変わらないが、しいて言えば、階段でジグザグに作られた新道の方が、若干楽かもしれない。
余分な時間を費やしたため、お昼をかなり過ぎてしまった。
現在、神奈川の滝一覧を整理中、主要河川と分かれていた沢の滝を入れ替えたりしているが、結構時間がかかる。
無名沢は、できるだけ、特定しようと思っている、多少だぶりもあった。

車――ゴーラ出会――ヤビキ出合――車

9:30  10:20   11:00  14:50

 

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