丹沢・谷太郎川流域の滝、大沢の滝


3月8日(土)快晴。
奥多摩は雪が降ったため、近場の滝にいくことにした。
今日は花粉対策に買ったサングラス(100円)をし、マスクを併用してみる。 月光仮面かまぼろし探偵のスタイルになりそうだ。
大分雨が降り、今までいった滝の中で水量の多い時にもう一度見てみたい滝を巡ってみる。
朝一番は荻野川のまぼろしの滝。
前回と同様、大厚木カントリーゴルフ場脇の山を歩く。 朝早くは誰もいないので芝生の中を大胆に歩かせてもらいました。
川の水量は大分多く、前回の倍くらいだ、遠くからも水の流れる音がよく聞こえてくる。 堰堤上最初のF1・5Mの滝は前は細く、しょぼい滝だったが、立派な滝に変身している。
まぼろしの滝に水が流れているのを想像しながら登って行くと、かなり周りの岩が崩れていた。 なんと滝は崩れた岩や石で埋まり、完全に姿がなくなっていた。 もじどうり、まぼろしの滝となってしまった。
それにしても、脆い岩だ、間のやせ尾根もかなり崩れてしまった。 がっくりして、写真を撮る気にもならない、早く降りて次にいこう。
次にいくのは谷太郎川支流の無名の滝。
谷太郎川林道終点に車を止める。 3月1日から釣りが解禁になったため、途中にも、終点の駐車場にもかなりの車が止まっている。 ここも水量がかなり多い。
沢沿いの登山道を歩き左岸から合わさる、無名の沢に入る。 20Mくらいの堰堤を一つ越えるると、滝はすぐ出てくる。
水量が多く、末広がりのすばらしい滝が現れた。 谷太郎流域一の美瀑だ。



ピーカンで太陽が正面から当たっている。 しばらく曇る様子もないので、簡単に写真を撮り、不動尻まで散策し、時間をつぶす。
途中、広沢寺からくる林道の下から、一筋の高瀑が落ちていた。 落差4,50Mはある滝だ。 雨の後だから見られるのだろう。
不動尻に出て、つどいの沢を登って見る。
出会いの8Mの滝からは、勾配のきつい滑滝が続く。 最後は8Mの滝。
キャンプ場がにぎわったころ、ここの沢はいい沢登りの訓練ができたのではないか。 おしむらくは水量が少ない。
下りは杉植林の中を降りるが、トゲのある木が多く、避けるのに苦労する。
大分雲も出てきていい感じになってきた。 また、沢沿いの道を、林道終点の駐車場に向かい、下る。
途中、右岸を見ると、またまた滝のかかっている沢がある。 どんなかな、と様子を見に行く。
林道から流れた水は少し濁って滝となって落ちている、30Mくらいあるか。 さあ、写真をとろうと、セッティングしていると、みるみる濁った水になってきた。
上を見ると、林道に人がいるようだ。
登山道に戻って、上を見ると、林道に重機が見える。 道路工事でもしているのだろうか。 この滝はいずれまた、水量が多く、水が澄んでいるときに来て見よう。
再び、無名の20M美瀑に寄る。 完全に雲ってきて、写真を撮れる、いい雰囲気になってきた。
しばらく、写真を撮ってから、駐車場の車に戻り。 今日最後の目的である、弁天の森キャンプ場奥にある、玉川系大沢川無名の滝に向かう。
広沢寺温泉を過ぎ、大釜弁財天の滝を過ぎ、弁天の森キャンプ場の駐車場に車を止める。 ここのキャンプ場も廃止になるのか、案内板等がかなり、朽ちてきている。 厚木市はもう整備をしなくなるのだろうか。
キャンプ場内を抜け、大沢沿いを歩く。 尾根に登る道のところから沢沿いに入り、幾つかの小滝を小さく巻きながら、登る。
大滝は割合に近く、沢に入って~10分くらいで、大滝の下にでる。 今日は水量も多く、すばらしい滝になっていた。
前来た時は気が付かなかったけれど、上部は左右、二つの流れが滝に向かって落ちている、左が本流だ。 下部は前回一筋の滝だったが今日は少し跳ね上がって落ちている。 それにしてもすばらしい滝だ。
不動尻の奥には、まだまだいい滝が一杯ある。 簡単な散策程度で見られるので、雨後の滝見ツアーは最高、水量も多く、いい写真が撮れた。 花粉症もガマンすれば耐えられる程度ですんでいるので、少しはマスク等で効果があるんだろうか。

 車――まぼろしの滝――車――谷太郎20M滝――車――大沢の滝―――車

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