2017、ダイヤモンド富士

平成29年10月9日(月)快晴。
今年夏以降、初のダイヤモンド富士を撮影。
今日を逃すと丹沢の後ろに隠れてしまい、神奈川の平地では来年まで待たねばならない。
8日に三ツ境駅付近からも期待したが、曇り空になってしまいアウト。
9日はぎりぎり山頂が見える最後の日。
場所は大和市に決め、事前に富士山が見える所を歩いて探す。
住宅地なので電線が多く、唯一見える場所が住宅の造成地、休日のため工事の人はいない。

夕方、泉の森写真仲間のSさんと現場近くの公園で落ち合い、歩いて下見した場所へ行った。
ところが、休日で工事は休みだろうと思っていたら、工事車両があり、入り口前には数人の人達が作業をしていた。
だめもとで工事をしている人に事情を話したら、こころよく敷地内立ち入りを許可してくれた。
富士山と大山は、丁度、電線と電線の間に見える。望遠レンズで撮影できる画角だ。
山沿いには薄い雲があり、富士山頂のみがかろうじて見えるだけ。
幸、山頂上空付近には太陽2個分くらいの薄い雲があるのみ。
日没10分前、太陽が雲の中に入る、露出確認で何枚かシャッターを切る。
5分前、太陽が雲の中から出てきた。
低空の雲は富士山頂付近ぎりぎりまでかかり、山頂のみがわかる程度。
太陽が山頂に近づくにつれ、山頂付近の雲は左に動き、少しずつ山頂がはっきり見えてくる。
太陽光が強く、あまりいい写真は撮れなかったが、山頂に落ちる太陽の姿をなんとかとらえることが出来た。
次に撮影出来る日にちは来年になる。しばらくは、パール富士を追おうか。
トップへ戻る