奥多摩・七代の滝、大岳沢大滝



2月11日(火)曇り。
秋川支流養沢川の七代の滝と大岳沢大滝を訪ねて。
檜原街道を右折し、養沢川沿いの道路に入る。 最初に大滝に行くつもりが、道なりにきたら、七代の滝と養沢鍾乳洞との分岐の道標にでた。 地図と見比べると、どうも七代の滝への林道をきたらしい。
ほんとは大滝に行こうとおもっていたのが、こっちの道にきてしまったので、最初に七代の滝にいくことにした。 これがあとで失敗になるとは・・・・。
この先林道奥まで行ければいいのだが、先はアイスバーンというより、完全に氷の道と化している。 ここで車をおかざろうえない。
この先歩くにも気を使う。 雪のふんでないところを選びながら歩く。
わだちのところは、完全に氷の道と化している。 歩く事40分、やっと林道の終点に着いた。
この先は登山道。 沢は堰堤があり、その先面白そうな滝が見える。 そろそろ七代の滝がでてくるだろうなと思うころ、やはり滝場になった。 不思議なところだ。
平凡な山道の植林帯のなかに突然深い割れ目が生じ、多段の滝となって流れ落ちている。 そして、また普通の流れに戻る。 なんとも不思議だ、丹沢では考えられない。
またこの滝がすばらしい。 全体では七段の連瀑になって落ちている、全落差は50Mくらいだろう。 中段の滝(5段目の滝が一番滝らしく眺められる)は、滝前が広場のようになっていて、きれいだ。 6段目は上からしか見えない。
なんとかみようとしたが6段目の全容はみられなかった。 一番下は楽に見られる。 一つの滝の名前でこんなに楽しめるとは。
林道終点から、七代の滝の下までの遡行もおもしろそうだ。 下りは林道まで5分で降りてしまう。 こんなにアクセスがよければいろんな季節に来てみたい気がする。
林道を歩いて車まで戻り、道標を見ると、”養沢鍾乳洞は閉鎖しました”と書いてあった。 鍾乳洞まで500Mとあったので、今はどうなってるのかなと、ちょっと様子みに行って見る。
鍾乳洞は大岳山への登山道の途中にあり、入り口は石牢のようなかんじで閉じられていた。 あまり大きくないらしい(奥行き50M)。
それでも昔は観光洞だったらしく、入り口に人の住んでない山小屋がある。 いずれはどこか入れそうな鍾乳洞を、冒険心で覗いてみたい。
車に戻るころ、少し霧雨が降ってきた。

大岳鍾乳洞への案内看板があるところから、大滝方面への林道に入る。
大岳鍾乳洞を過ぎると、ここも奥のほうでアイスバーンになり、車を途中におく。 林道を10分ほど歩き、登山道を5分ほど沢沿いに歩くと、簡単に大滝の前に出る。
ここも非常にアクセスがいい。 大分霧が巻いてきた。 滝の上部は霞んで見える、先にこっちに来てれば、よかったのに。

滝はかなりりっぱ、2段20Mくらいか。 水量が多いときはヒョングッて落ちるようだ。 ここも色んな季節の姿が楽しめそうだ。
霧がどんどん濃くなり、視界が100Mくらいになってきた。 これ以上、いい写真が撮れそうもないので、残念ながら引き上げる。
大岳鍾乳洞をちょっと覗いて見ると、ここは商売してるらしい(奥行き500M)。 ここも入らないで案内を見ただけ。
今日は簡単に行ける滝を選んだが、以外といい滝ばかりだったので、あらためて、奥多摩の良さを感じた。

 車―――七代の滝――車――大滝―――車

 7:50  8:40   10:00 11:30  12:20

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