世附林道散策


令和2年11月11日(水)快晴。
朝日のあたる滝を撮りたくて、洒水ノ滝へ向かう。
3時半出発、星は出ているが、地平線近くは薄い雲があり、なんとなく怪しい。
5時駐車場に到着、さて、林道の入り口はどこだっけ、案内看板を見て思い出した。
林道に入り、作業道路が洒水ノ滝方面にある場所の入り口に車を止める。
ここからは通行禁止、5時20分暗い中を出発。日の出は6時12分。
以前歩いた道がわかるかどうか。
かなり大規模な崩落防止工事の足場が組んである。
最上部まで登り、作業中の垂れたロープをつかみ登る。
途中から滝方向へ進み、下降出来そうなルートを探す。
明るくなり、日の出が近づいてきた。
あせりながら、以前の下降ルートを探すも見つからない。
途中で日の出を迎えてしまった。
気力がからまわりして、最近は失敗が多い。疲れてしまった。
どうも、沢に近づきすぎたようだ、傾斜がきつい。
あきらめて、尾根道まで上がる。
帰路は尾根道から、モノレール軌道の上に降り、足場を下る。
多分、昼間は工事中のため入ることは出来ないだろう。

天気がいいので、このままではもったいない。
世附林道を散策してみることにした。
浅瀬入り口に車を止める。
ここも訪れる人は大分少なくなった。
キャンプ場はなくなり、釣り師もほとんど入らなくなった。
まずは夕滝まで歩いて見る。 吊り橋はとうになくなっているが、道路上にあった夕滝の標識もなくなっている。さびしいなあ。
滝自身は6段60M、少ない水量ながら、いい感じで落ちている、動画撮影。
紅葉は始まったばかりで、来週あたりが本番だろう。
左岸の堰堤の上に見える8M滝を撮影、堰堤の銘板で沢名を確認する。

悪沢分岐手前で大きな崩落地、全然手が入っていない。
林道は埋まっているが、歩行者用のステップがきってあり、なんとか通過できる。
確か悪沢の取水口へ行く吊り橋があったなあと、思いながら歩くと下に見える。
渡れるのか確かめに降りると鎖がかかっている。
自己責任でゆっくりと往復してみた。
ワイヤーは切れ、足場も抜けている場所がある、遠からず通行不可だろう。
さらに山百合橋先まで歩いてみた。
おそらく、この先の林道は普通に歩けるだろう。
しばらく林道を歩いたことはなかったが、以前と比べれば静かなものである。
帰路、千代の沢園地により、富士山展望台へ行って見る。
ここも、去年の台風の影響だろうか、すべて通行止め。
観光客は無理だろうが、ちょっと第一展望台まで登り、富士山を撮影した。
ちょっと修理すればいいと思うのだが、丹沢山塊はほとんど修理の手が入っていない。

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