世附大棚と法行の滝


3月4日(土)晴れ。
どうもしばらくついていない。 2月中旬、久しぶりに風邪らしい風邪をひいてしまった。
しばらく調子が悪かったので、行動を自粛していたところ、 パソコンのOSがいかれ、立ち上がらない。
再セットアップし直したため、かなりの画像データが消滅してしまった。
かなり雨も降ったため、そろそろ滝も良かろうと思い、久しぶりにいい天気になった4日、世附大棚を見に行った。
浅瀬に着くと、かなりの車が路上駐車してある。 そうか、もう解禁になったのか。
ゲート前で禁漁の日にちを見ると、2月末までと書いてある。
今日は最初の週末、どうりで車が多いわけである。
世附の林道を歩くのも、久しぶりなもので、何かピントがずれているようだ。
入り口には、しっかりと監視のコンテナがあり、あいさつされながら、しっかりチェックされてしまう。
昨日雪が降ったようで、箱根や富士山は真っ白、見上げると、100Mくらいから上には、雪がついている。
世附川は、今時としては珍しく水量が多く、綺麗に澄んでいた。
20分ほどで夕滝に着く。 木の葉がないので、全体が良く見える。
ちょっと逆光になるので、撮りにくい、2,3枚撮り、また帰りに期待しながら林道を進む。
あちこちに釣り人の姿が見える。 間伐作業をやっているおっちゃんが「今日は魚の数よか、人の方が多いなあ」と話しかけてくれた。
やまゆり橋先、右岸の滝も、立派な姿をしている。
水の木の分岐あたりになると、道路脇にも淡雪が出てくる。 霧氷のような感じで、木々の枝にも雪が付いている。

大棚の入り口には、手製の小さな看板も立てられていた。 大棚の大きな音がドドゥーと響いてくる。
水量も豊富、前に立つと爆風スランプだ。 カメラを向けるも、すぐに曇ってしまう。
丁度、虹がでていい感じだ。 少し、爆風をさけ、上に登る。
落差は、いいところ見積もって25Mくらいか。 どうも入り口に書いてある30Mには足りないように思う。 しばらく、写真を撮りながらすごす。
写真を撮りながら気がついたのだが、三脚の一本がぐらぐらしている。 しらべて見ると、無理な力で使っていたため、折れそうになっていた。
ここは帰ってから補強するとし、折れそうな部分は中に入れ、注意しながら使う。
さあ、次は法行の滝に行こう。 また延々と林道を歩き、夕滝まで戻る。
まだ、逆光のため、写真撮影は難しいため、そのまま大又沢沿いの林道に入る。 途中の水場で、軽くおにぎりを食べる。
木の葉がないためか、やまめ沢の滝上部が、林道から見えた。
法行沢の取水の有無を頭に思い描きながら歩き、法行橋についた。
水の流れはどうか、”うん、かなり多い、これだと、たぶん取水されてない、よしよし”。
橋から見える法行の滝右下部に水流が見える。 よしゃ、今日はついているぞーと思いながら、滝下まで行った。
ここまでは良かった。 ほぼ写真を撮り終わり、最後のアングルを考え、水流際で写真を撮ろうとした。
ところが、不安定な位置だったため、三脚が傾き、カメラが水に落ちそうになった。
あわてて、倒れかかった1脚をつかんだところ、不運なことに、折れている部分をつかみ、あわれカメラは水の中にドボン。
手には、折れた先だけが残る。 すぐに拾い、カメラを拭く。 電池を出し、ディスクも抜く。
一瞬だったため、それほど水は入っていないだろうと思ったが、まずは、水分をとらねばならない。
人とおり拭き終わり、レンズが出たままだったので、電池を入れてみた。 おお、入る、レンズが引っ込んだ、ディスクを要求している。
ディスクを入れ、再度電源を入れたところ、今度はうんともすんとも、付かなくなってしまった。
2.3度やってもだめ、あきらめて、電池とディスクを再度抜き、帰路につくことにした。
心配しながら、家に着いたが、あれ以来応答なし、どうもだめなようだ。
ディスクの中の画像はなんとか無事だったが、カメラはどうするか思案中だ。

車――――大棚―――法行の滝―――車

8:10  9:45   13:50   15:40

 

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