『 週刊 Hanko 』 650号−2

◆夏の家族旅行その2(戸隠)◆

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 ※No.650-1からの続き

◇戸隠◇
 新潟から戸隠に行く間、雲行きが悪く雨もぱらついていましたが、高原のおいしい焼きトウモロコシなど食べてる間にどんどん晴れてきました。やった!

◎忍者村
 せっかくなので4人に忍者服を着せ、まずは記念撮影。リストバンドもおそろいで、格好はバッチリ、やる気満々。(^.^) いざ、修行の森へ!
 うちの娘達は、6歳の真希でさえも3回目?で、ゆらゆらゆれる木の上だって、細い足場を伝うのだって、綱をよじ登ったり網の中をくぐったり、もうへっちゃらですが、今回が初体験の甥は要領をつかむまでちょっと大変だった様子。「東京の子にしてはうまい」などとおだてられつつ、最初は「もうだめ」「死ぬ…」とつぶやきながら悪戦苦闘していましたが、そのうち、必死の形相に少しずつ笑顔も混ざり始め、水の上を小さないかだで渡る「水雲の術」など、こちらの不安を裏切り、危なげなくクリアしてました。さすが。
 合計20の修行を無事に終えた頃には、ちょっと自信も出てきた様子。今度はパパとママを連れてこなきゃね!>(甥)

◎そばソフト in 「仁王門屋」
 それを甥が初めて食べた時の顔を、カメラに納めたかった!と後悔するくらい、目を丸くして感激していました。「今までに食べたアイスの中で一番うまい!」そうです。私は牛乳たっぷりの高級なアイスが食べられない体質なのでわかりませんが…パパも子供達も絶賛です。あ〜、なんか悔しいな。

◎昆虫自然園
 そもそも戸隠の昆虫自然園は、昆虫好きのおじさんが、仕事の合間に開園している昆虫の宝庫。ヒメギフチョウを始め、高原の珍しいチョウやトンボ、カブトムシ・クワガタなどもいっぱい。パパも子供達も大好きなスポットでしたが、そこが最近環境整備の都合か何かで閉園しています。残念だなと思っていたら、行きつけのペンション「ラブ・アップル」のご主人が、齋藤家のために電話で交渉して下さって、特別に、カブトムシの森で採ってもいいというお許しをいただいたのです!!びっくり&大喜びの子供達。\(^O^)/
 行ってみると、信じられないほどたくさんのカブトムシがいました!足が木の皮にからみついてなかなか採れないので、パパが一発ドシンと足で蹴ったら、枝にいたカブトムシがばらばらばらっっっ…!!きゃーすごーい。(>o<)
 「必要な分だけ採るのが里山の掟」とパパが言い、それぞれお気に入りの雄雌1組ずつを採って帰りました。良かったね〜。

◎アスレチック
 大座法師池のキャンプ場には1周約90分コースのアスレチックがあります。前日忍者の修行を終えた子供達は、ここで力試しをしてみたくて…。
 中には忍者村より危なそうなものもありましたが、あの恐がりな甥が、ちょいちょいと平気な顔をして渡り歩いているのにはびっくり!(◎-◎) 多分、修行前にはできなかった、と本人も嬉しそうに言っていました。いやー、何事も経験ですね。

 というわけで、夏の旅行はとてもとても楽しく行ってくることができました。帰り道はどしゃぶりの雨だったりもしましたが、旅先では天気にも恵まれ、心残りもなく(本当は、スイカ割りと海釣りと夜の花火もしたかったんだけど、それがなくても充分満喫できたらしく、不服申し立ては一つもありませんでした)、何より誰もケガや病気をせず、3泊4日を無事に過ごせたことは最高のお土産でした。

 でも実は、予定より帰宅が遅れて、行くはずだった演奏会に間に合わなかったのです…。(;_;) クラリネットを教えに行っていた(来年から夏希が通う)地元の中学と、私の友達が赴任して指導している中学の吹奏楽部と、私の後輩が指導している太田市の芸術学校附属オケによる、交流演奏会。うう、行きたかった〜、でも子連れの旅先ではなかなか思うようにいかないものだと痛感。関係者の皆さん、お許し下さいませ〜。m(._.)m

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2007. 8. 23  斎藤 範子(Hanko)



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