『 週刊 Hanko 』 651号

◆夏希の誕生日◆木工教室◆

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 富岡市はもう月曜日から2学期が始まっています。私は9月からなので、この1週間が私のホントの夏休み!(^o^)

◆夏希の誕生日◆
 この夏、夏希の12回目の誕生日がやってきました。
 最近、色々がめんどくさそーになってきたり、やたらとつっかかってきたり、屁理屈をこねたり、かと思うとべたーーっとくっついてきたり。これが「思春期の入口でうろうろ」ってやつなんでしょうか?(^^)
 普段、どうしても私のそばには真希がはりついていることが多く、夏希と二人だけで過ごす時間はほとんど皆無。でも、親子(又は爺婆と孫)が「二人で過ごす時間」は大切と聞いたので、今年の私からの誕生日プレゼントは、「デート」って事にしました。下の二人は実家に預けて、どこでも夏ちゃんの好きな所に行こう!\(^^)/

ボーリングにしようか、映画にしようか、映画ならどれにしようか、随分悩んでいたようですが、結局「レミーのおいしいレストラン」を見に行って来ました。
 それからステーキハウスでお昼を食べ…。
 何食べてもいいよと言ったら、(量も値段も)私の倍くらいのステーキを注文し…!一度思いっきり食べてみたかったんだって。でもそれ、パパだってやっと食べるくらいの量だよ…。でも結局、私が味見にもらった以外、ほとんど全部食べちゃった…!すご!
 満腹のおなかをかかえて高崎の少年科学館へ。お子ちゃま向けアンパンマンのプラネタリウムを見て、そこにあるゲームでしばらく遊んで…「ママ、おなかすいたからマック行こ」にはびっくり。確かに3時だけど、…もーぉおなかすいたの??(◎-◎;)
 あんまり呆れたのを見て、「…ハンバーガーとシェイクでいいや。でもシェイクはMね」と、遠慮したのかしないのか…。「食べ盛り」は「育ち盛り」。現在、私と身長差10cm、体重差10kg。(ちなみに足のサイズはほぼ一緒、24cm…。)

 映画を観た後にもかかわらず、「おしゃべりで盛り上がる」って感じでもなかったけど、久々に長い時間を二人で過ごせて有意義ではありました。
 実家に行ったら、待っていた真希が「ずるい!」と騒ぎましたが「人魚姫なんか16歳になるまで海の上に行けなかったんだよ。アリエルは真希ちゃんよりずーっとたくさん待ってたんだよ」と言ったら、なんか納得してました。(アリエル大好き)

 で、3人とも12歳からは誕生日に毎年デートってことになったけど…。いつまで喜んで付き合ってもらえるかな?

◆木工教室◆
 今年、春歌と真希が、パパと一緒に木工教室に参加しました。
 春歌は「箱付きの椅子」(荷物が入れられるようにこだわって設計)、真希が「ミツバチの巣箱」(これはパパの趣味)。ペンキまで塗らせてくれて、なかなかのできばえ。(^-^)

そして数日後、お便りが…。驚いたことに「齋藤真希さんの作った作品が金賞に選ばれました!」
 え〜〜〜っ?ミツバチの巣箱が? 珍しくって入賞しちゃったのかなぁ。それにしても金賞とはスゴイじゃーん! 写真も飾られていると言うので、爺婆まで誘ってぞろぞろと出掛けてみると…!?

 なんと、飾ってある写真は春歌の椅子!?

 ここで一同(名前を間違えたんだ…!)と理解しましたが、約1名、「写真が間違っている!」と主張する真希。
 そうだよね、気持ちはわかる。たった今までみんなの英雄だったんだもん。
 が、しかし、担当者とのやりとりを聞くうち、金賞は自分ではないことを悟り、口がへの字に曲がったかと思うと、みるみる涙目に…!担当者が謝ってくれたけど、すぐには納得できず…。
 賞状もあったのですが、これも真希の名前になっていたので、後日書き直してくれることに。そこで、「もし処分するなら…」とお願いして、その真希の名前の賞状をいただいてきました。
 すでに「うその賞状」とわかっているので、嬉しそうな顔もしませんでしたが、家に帰ってしっかり「賞状ファイル」に追加し、「名前間違えないでよ!真希ちゃんの名前書いちゃったんだから、本当に真希ちゃんを金賞にしてくれればいいのに!」とぶつぶつ文句を言っていました。

 かわいそうな春歌、真希に気を使っておおっぴらに喜ぶこともできず、陰でこっそり「ピース」するのでありました。(^_^;)

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2007. 8. 28  斎藤 範子(Hanko)



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