『 週刊 Hanko 』 720-1号
◆ピアノの発表会◆
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我が家のすぐ近く、たった1本の道路を挟んで、公民館の桜は満開、神社の桜は蕾…。違いは日当たりですが、太陽の力を思い知らされる光景でした。その頃中学校の桜も蕾でしたが、ちょうど入学式を迎える前日にポツポツ咲き始め、入学式は桜の花の下…、でも生憎の雨で、記念撮影はちょっと華やかさに欠けるなぁ。やはりバックに青空が欲しかった…!!
◆ピアノの発表会◆
パパ:1 ママ:5
夏希:6 春歌:3 真希:3
これらの数字は一体何を表しているのでしょう?
実は、発表会での出番の数を表しています。何がすごいって、
@まず家族全員参加であった!
Aそして、ピアノに通っている春・真希より、ママの出番が多い!?
B夏希は部活が忙しくて、ピアノは習えなかったのに、ナゼか6回も登場!?
Y子先生のピアノの発表会、いや音楽会は、「聞いてる(見てる)だけの人」より、「演奏する人」の方が圧倒的に多いということですね。
普通は(ピアノを習っている人は)@ピアノAハンドベルB合奏 の出番3回コースですが、「大人の部」は組み合わせが色々なので、自然と出番が増えます。
夏希なんか、ずっとレッスンに通えなかったのに、友達の連弾に誘ってもらい、クラリネットで市吹にも混ぜてもらい、(出番3回コース+大人の部=6)という結果になりました。一番楽しませてもらったかも。
印象に残っているのは「親子クラアンサンブル」。
先輩のTさん母娘と私と夏希で四重奏(GREEEENの「遙か」)をやりました。
Tさんと大学で一緒にクラを吹いていたのは20年以上!も前のこと。当時はまさか親子でクラを吹ける日が来るとは思ってもいなかったのに、今回は親子クラ四重奏、昨年に続き2回目が実現で感無量。(*_*) それも、Y子先生の発表会、いや音楽会あってこそ、のことなので感謝しています。
その他感動したのは、小学校上級組(含・春歌)が、ハンドベルを一人4本も持ち替えで演奏したこと!持ち替えは3本でも大変、4本を間違いなく鳴らすのは至難のワザです。それを見事にやってしまった子供達。これには驚きました。(@_@)
真希と私の連弾はまぁまぁのデキ、来年4年生になったら、伴奏無しでも堂々一人で弾けるようになってほしいなぁ…と思いつつ、二人で楽しみました。
春歌は選曲は良かったのに、今一つ練習不足が見え見えでしたが、彼女なりに曲想はつけたらしく。「らしい演奏」ではありました。(^^)
パパのチェロは、唯一弦楽器ということもあり、恒例で弾かせてもらってます。今回は「坂の上の雲」の主題歌でした。
実はこの日、午前中には教会で「イースター(復活祭)」という、クリスマスに並ぶ大きな行事があったのです。私はオルガン当番で12曲も弾き、子供達もそれぞれに役割分担があったので、礼拝終了後、移動の車の中でお昼を食べながら発表会会場へ…と、まさに「本番のはしご」状態でした。
これで1日集中できるのか…と心配でしたが、親も子供もトシを重ねた分、要領がよくなったのか??(パパの伴奏(ピアノ)を放棄してピアニストOさんにお願いしちゃったし!?)なんとか無事終了、ほっとしました。
あぁ、良かった良かった!
最後に。
発表会の楽しみは、パンフレットにはさまっている「出演者紹介」にもあります。これはY先生が毎年趣向を凝らして書いて下さるものですが、言い得て妙!
毎年毎年、たった一行で一人ひとりの特徴を、よく表現できるものだと頭が下がります。
因みに、今年のテーマは「音楽用語」(昨年は四字熟語だった)。齋藤家の分を紹介してみると…。
●靖明:ruhig(ルーイヒ:静かな、穏やかな、のんびりした)
家の新築も済んだのでのんびりしたいが、学校の仕事がそれを許しそうにない。
●夏希:ardito(アルディート:大胆な、勇敢な)
「ドラクエ」の戦士になったつもりで練習にも取り組んでいる。連弾も一種の戦いである。
●春歌:bizzarro(ビッザッロ:幻想的な、一風変わった)
「アラビアンナイト」の世界を「幻想的」に弾く。本人が「一風変わっている」わけではない。
●真希:allegrissimamente(アッレグリッシマメンテ:たいへん陽気に、ごく快活に)
今回もお母さんとの連弾である。そろそろこの親子も「親離れ・子離れ」できるだろうか?
●範子:variamente(ヴァリアメンテ:色々に変化させて)
教会のオルガン弾き、消防団の隊員、学校の理科の先生、吹奏楽部の保護者会長ほか八面六臂である。
これを読んでみると、私は一体何やってんだ…と我ながら呆れたり、真希との関係もそろそろ見直さなければ…と思ったり…。出演者全員をよく見ててくれますね。
来年も楽しみにしています。(^^) >Y先生!
※「週刊Hanko」 No.720-2に続く。
2010. 4. 8 斎藤 範子(Hanko)
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