夏の温度対策について

2000/5/28

まだ5月だというのにもう温室の中は30℃を越える日がちらほら。
今まで、夏の高温対策についてあれこれ頭を悩ましてきたのがもう現実問題に。
特にアンテなどの高温の弱い(高額)クワガタが増えるにつれどうしようかと思っていました。
24時間クーラーが一番手っ取り早いのですが、家族の手前、ちょっとい後ろめたい気分でした。
いろいろなHPで冷蔵庫などを改造して温室内の温度を保つことを工夫していますが、実際私も昨夏、冷蔵庫に少し隙間を開けて中の温度を調整してみました。18℃平均の値が出たので、換気等の工夫で18℃〜23℃の管理は、難しくないように思われました。ところが、冬、冷蔵庫を移動してみると床のフローリングが水分でおかしくなっているのに気が付きました。
きっと結露等で解らないうちに床に水が廻ってしまったのでしょう。

普段は物を置いて隠している。もちろんママに内緒


この時点で冷蔵庫はあきらめました。仮にうまくいったとしても、小さい冷蔵庫だと中の容量が少ないし、どうせ菌床の保管等で使えるし他の対策を考えようと思っていました。

試行錯誤
ない頭でいろいろ考えた。
  1. 冷蔵庫の中に小型水槽と外部濾過器(エーハイム等)を入れ、ホースを温室内にはわせ冷却する。
  1. 冷風機とサーモスタットによる温室内の冷却
  1. 某D-GOODS製温室用クーラーの導入
  1. はやり、みんなの冷たい視線を浴びながらクーラー24時間体制しかないか。
  1. 某D-GOODS製温室用クーラー並のものを自作する。

いずれも帯に短し、たすきに長しで、すぐに実行に移す気にはなれなかった。

ところがある日、何気なくママの通販の本を見ていて、ひらめいて!しまったのである。
出費額約40,000円かかるが、もしうまくいけば(私が考えたとおりならば)某D−GOODS温室クーラーに勝るとも劣らない物が約4分の1でできるかもしれない。しかも見た目かっこいい。
万が一うまくいかなかったら、当初の、使用目的で使えばいいか。
果てさて、凶と出るか吉と出るか、乞うご期待


チャネズ式簡易温室クーラーandヒーター
名付けてチャネズクーター
注:クーラーとヒーターだからクーターではありません。
チャー(娘)がクーラーのことをクーターといっているのです。


制作時間:約1時間
投資:取り敢えず約40,000円(まだ試験段階)


チャネズクーターを見てみる。