-ゴスドラマ過去ログ:1801-1900-
ト書き「酒井の胸に飛び込んで号泣する黒沢。」
酒井雄二「よしよし。(黒沢の背中を撫でてやる)」
黒沢カオル「えっ・・・く(更に涙)」
効果音「ビリっ」
黒沢カオル「ん?何の音・・・・・?」
一般人(女)「失礼いたします。坊ちゃんのお申し付けで、紅茶を持ってまいりました。」
一般人(男)「ありがとう。みんな飲んで良いよ。ちょっと冷静に話そう!」
北山陽一「優は、僕達に心配かけたくないんですよね・・・・・だけど、これで一生治らない病気と1人で戦って行くんですか?」
村上てつや「俺だったら、1人でなんて・・・戦えねぇよ!みんながいるから、戦えるんだろ!!優もそう思ってるはずだ!!だから・・・俺達がずっと側にいてやろうぜ!どんな時も!!」
黒沢カオル「(涙)・・・・・うん。でも、いつかは優自身、私達にほんとの事ゆってくれるかもしれない・・・・(昔を思い出している)・・・優、どんなときも笑ってた。苦しいとき、悲しいときずっと笑顔でいた・・自分が病気だと知っていて・・・。(涙)」
ナレーション「結局「ビリッ」って音は謎のまま・・・(笑)」
黒沢カオル「?????」
村上てつや「(小声で)おい!ナレ〜!場の雰囲気を考えろよ!」
黒沢カオル「あっ!私のスカートの裾やぶけてるぅ〜!」
酒井雄二「ほら、俺のジャケットを腰に結びな。(薫、カワイイvvv)」
黒沢カオル「ありがとっ!」
村上てつや「・・・」
北山陽一「今までずっと一人で抱えてたんでしょうか。・・・一人で・・。そしてこれからも?(眠っている優のほうに目をやる)」
安岡優「(寝言)・・むにゃ・・・みんな・・・・行かないで・・(手を上に上げる)」
ト書き「sakai」
ナレーション「失礼しました・・・(汗)酒井を押しのけ安岡の手を握る黒沢」
黒沢カオル「優、皆んな傍にいるよ!」
安岡優「・・・・・かっ薫ぅ?(黒沢の涙に目を覚ます)」
北山陽一「目、覚ましましたか。大丈夫です。僕はいつまでも優の傍にいるから。」
安岡優「か、薫・・それにみんなも。どうして?お兄ちゃん・・・私・・・?(混乱している)」
村上てつや「目覚めたか?」
安岡優「う、うん?」
酒井雄二「優、あんまり無理するなよ。」
安岡優「ありがと。」
村上てつや「お前寝言多すぎだぞ?大丈夫か?寝言ゆう人は、日常生活が楽しくないらしいけど・・・・優は、俺らといて楽しいか?」
安岡優「?うん!楽しいよ☆(にこっ)」
村上てつや「じゃぁ、早川失礼いたしました!みんな帰ろうか!!」
黒沢カオル「帰ろう、優!」
安岡優「お兄ちゃんバイバイ〜!!陽ちゃん早く、車に行こうよ!!」
北山陽一「りょお〜かぁ〜い♪」
酒井雄二「・・・・なんか、いいですねあの二人(北山と安岡を見る)」
黒沢カオル「私たちだっていい感じじゃない?雄ちゃん。(にっこり)」
村上てつや「なんだよ!みんなでラブちゃって!!」
ナレーション「友情物ですよね?今回のお話・・・?」
北山陽一「もう友情物でも恋愛物でもなんでもいいんじゃない?」
村上てつや「俺だけ寂しいのには変わりねぇじゃんかよぉ!!」
安岡優「なんか話が脱線してるよ。ゴスドラマなんだから台本どおりにセリフを言えばいいの。僕たちプロなんだからね。「ほら!早く学校に戻らないと昼休憩終わっちゃうよ!」」
村上てつや「おお、そうだった!!」
黒沢カオル「午後からの講義面倒くさ〜い!雄ちゃん、二人でさぼっちゃおうか・・・?」
酒井雄二「それは・・・・・・出来ません!薫の頼みでも、さぼることは出来ません!」
ナレーション「車に乗り、早川の別荘を後にする5人・・・そして学校につく。」
効果音「キ〜ン、コ〜ン、カ〜ン、コ〜ン」
酒井雄二「さあ、授業、授業、急がなくては。」
ト書き「しかし黒ポンが…」
黒沢カオル「あ!ケイタイ忘れてきちゃった!!どうしよう(;;)」
村上てつや「しょうがねぇな。皆、先行っててくれ。取ってくるわ。」
黒沢カオル「てっちゃんありがとv」
北山陽一「2人とも次は俺の授業なんですから嫌でも出てもらいますからね。」
ゴスペラーズ「(黒沢&安岡)えぇ〜〜〜〜〜!!」
北山陽一「ええ・・・じゃないですよ」
ト書き「to」
北山陽一「一緒に教室行きましょう。(黒沢と安岡の腕をつかみ教室に向かう)」
ナレーション「その頃、村上は・・・・」
村上てつや「えっと・・これか?」
BGM「(携帯の着メロ音)」
村上てつや「えっあっ!?(鼻をつまんで)「黒沢薫は今電話に出ることが出来ません。」」
酒井雄二「・・・ケータイあったようだね?(微笑)そんなことやっても、俺にはお見通し☆何年連んでるとおもってんの?」
村上てつや「あり?ばれた?」
酒井雄二「ばればれですよ(^^;)次の時間までには戻ってきてくださいよ。」
村上てつや「え〜?めんどくさい。」
黒沢カオル「陽ちゃん、コレ、分かんない・・・。」
北山陽一「はっ・・・・はっくしょ〜ん!ぁ〜風邪気味だ・・・・どれどれ・・・・っくしゅん!これはねぇ・・ここと、ここを・・・っくしゅん!何でだ?風邪ひいたみたい・・・・。」
安岡優「大丈夫!?陽ちゃん。ゴメンね・・私のせいで・・・。」
北山陽一「イヤ別に平気だよ。」
安岡優「陽ちゃん、ホントに、ゴメンね・・・・・(下を向いて涙をこぼす)」
北山陽一「(ボソッと)泣かないの!みんなが今はいるんだから・・・。・・・・バタッ。」
安岡優「きゃーっ!陽ちゃん!陽ちゃん!しっかりして!」
黒沢カオル「陽ちゃんどうしたの?優?保健室へ早く連れてこうよ!!」
安岡優「うん!!陽ちゃんしっかりして!!」
ト書き「2人は北山を抱きかかえ、保健室へ向かった。」
ゴスペラーズ「薫&優>先生大変です!!陽ちゃんが・・・倒れちゃった!!!」
一般人(女)「保健の先生>北山先生、どうなったんですか?」
北山陽一「あぁ〜・・・ここどこ?ぐしゅ!やっぱり風邪治らないや・・・・あっ!保健の先生・・・ってことは、ここ保健室?頭がフラフラするぅ〜・・ちょっと寝ていいですか?」
一般人(女)「保健の先生>どうぞ。授業中だから2人は教室に戻りなさい。」
安岡優「は、はい。薫、行こう。陽ちゃん、無理しないでね。」
北山陽一「分かったから…。だから二人とも早く、な。」
黒沢カオル「うん・・・・・・・・・・わかったぁ・・・・・・」
安岡優「陽ちゃん、大丈夫かなぁ〜?薫ぅ〜?」
黒沢カオル「うん。ただの風邪って言ってたし。・・・優は大丈夫なの?苦しいところとかない?」
安岡優「え?私は全然元気だよ〜☆(どうして急に私の心配をするんだろう?この学校であのことを知ってるのは私とお兄ちゃんだけだし…「回想・早川>優、お前は笑ってればいいからな!そしたら兄ちゃんが何とかしてやるからな!」…私は笑ってなきゃ!)」
村上てつや「ハァ、ハァ、やっと学校に着いた。おっ!薫達だ!(薫達に向かって走りながら手を振る)」
黒沢カオル「てっちゃ〜ん!(手を振り返す)・・・廊下は走っちゃいけません!」
村上てつや「気にするな、俺がルールブックだ!!(断言)」
安岡優「勢いありすぎてコワイよ〜(泣)」
村上てつや「泣くなよぉ〜優ぁ。それよりおまえら、今は北山の物理の授業だろ?サボったら北山泣くぞ〜」
安岡優「泣く前にぶっ倒れた。(←女の発言としていいのか?)」
村上てつや「なにっ!?」
黒沢カオル「今、保健室で寝てるよ。心配なら行ってみれば?」
村上てつや「ちょっち行ってくるわ。」
安岡優「いってらっしゃい、くれぐれも無理させないでね。」
村上てつや「おうよ!!」
ナレーション「てつやは廊下を走りぬけ、保健室に向かった。その頃北山は・・・・・」
北山陽一「あぁ、風邪をひくとはなぁ・・・。ぐしゅ!」
村上てつや「北山!!」
北山陽一「村鞘Dゥゥ」
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