-ゴスドラマ過去ログ:401-500-
黒沢カオル「え〜、俺もヒロインにしてよ〜。てつがいるんだからー!」
酒井雄二「って言うかヒロインなんかになりたがるなー!!!<魂の叫び。」
ナレーション「その頃、刑事組は…」
DJバリ"K"〜ん「なあ、ちょっと思ったんだけど、あいつら携帯とかPHSとか通信手段は持ってないのか?」
村上てつや「・・・・・・あ」
ナレーション「そして村上は黒沢の携帯に電話をかけた。」
効果音「“留守番電話サービスセンターにおつなぎします”」
ナレーション「黒沢の携帯は自宅で空しく響き、その上、留守電サービスにつながった。」
北山陽一「何?留守電なの?」
DJバリ"K"〜ん「だったら切っちゃえよ」
ナレーション「しかし村上は、「ピー」という」
DJバリ"K"〜ん「・・・何夢見る瞳してんだよ」
ナレーション「電子音の後、おもむろに留守電に向かって囁いた。」
村上てつや「黒沢・・・今は会えないけど、ずっとお前のこと考えてるから・・・」
ナレーション「その時、バリK〜んの目には、涙ぐむ村上の姿がぼんやりと浮かんでいた。」
DJバリ"K"〜ん「(…俺…、こいつの考えてる事がマジにわかんねェ………)」
ナレーション「さて、一瞬この場にいたような気がしたが、実はいなかったはずの(笑)北山は・・・」
北山陽一「酒井!見つけたぞ!!」
ナレーション「なんと修羅場にいた!」
北山陽一「早く俺の安岡を返せ!!」
安岡優「北山さん…!!来てくれるって、信じてた…!!」
北山陽一「待ってろよ安岡、もう少しだから…!!」
黒沢カオル「…俺ら、置いてきぼり?」
酒井雄二「…みたいだね。」
黒沢カオル「・・・しばらく見とこうかな、こいつら。なんかもう空気違うし。」
酒井雄二「・・・。(あぁ黒ポンなんだかふてくされてる。理由は分かるけど聞きたくねぇ!聞く耳持たん!・・・っていうか俺があの場から、抱きかかえて、走って、かっさらった理由分かってるのか!?)」
北山陽一「酒井、とりあえず安岡を返せ!お前を捕まえるのは」
酒井雄二「捕まえるのは何なんだよ!最後まで」
安岡優「安岡が俺の元に戻ってきてからだ。(-_-)」
黒沢カオル「北山、てつも呼んでくれよ。あぶ刑事みたいに、2人で解決しなきゃ。」
酒井雄二「ダンディー!!」
ナレーション「(そういや〜あぶ刑事にユウジっていたよな〜)」
北山陽一「安岡ー、好きだーーーー!!!」
酒井雄二「なんだそれ!!!」
北山陽一「てっちゃんに抱きついたり色々してたけど、俺は何もされてない!我慢の限界だあ!!」
安岡優「北山さん・・・」
黒沢カオル「だからー、てっちゃん呼んでってばあ」
北山陽一「安岡ーーー!!」
安岡優「北山さーーーん!!」
酒井雄二「だあああ!!お前ら自分勝手すぎだああ!!(T_T)(T_T)(T_T)」
ナレーション「その時、黒沢はかすかに音叉の響きを聴いた。」
黒沢カオル「・・・??」
村上てつや「お待たせいたしました。本日も主役(?)の、あなたの、あなたの!!ダンディーです!!!」
ゴスペラーズ「←(村上以外) きゃ〜!!ダンディーぃぃ!!!!!(*^^*)」
村上てつや「おう!ダンディーだ! そこの人質くん2名・・・っていうか黒沢!必ず助けてやる!この音叉にかけて!!」
酒井雄二「うっ・・・(なんだ、この音叉の妖しい光は・・・ま、まぶしいぜ)」
北山陽一「音叉なら俺も持ってるぞ!」
ナレーション「そして北山が取り出した音叉と村上の音叉が怪しく光り始めた!」
黒沢カオル「「何が起きるんだ?!」」
村上てつや「必殺!!ダンディフラーーッシュ!!!!」
効果音「ピカァァァァァァッッッッ!!!!!!」
ナレーション「村上が叫ぶのと同時に北山のメガネから閃光が発せられた!」
酒井雄二「うわっ!まぶしい・・・っ!めっ・・・、めがねが・・・っ!」
黒沢カオル「てっちゃん!!」
村上てつや「クロサワ、今のうちに、さあ!」
北山陽一「安岡も、こっちに・・・!」
安岡優「北山さん…会いたかった…!!!」
北山陽一「安岡 大丈夫かい? けがしてないかい?」
安岡優「僕ね…僕ね…(子どものように泣きべそで)」
北山陽一「安岡・・・(突然向き直って)雄二!お前安岡に何をした!!」
酒井雄二「は!?・・・・・・俺が何をするというんだぁ!!!」
北山陽一「いーや!安岡を攫うなんぞというおいしい状況(←おい)で何もしないわけがない!(断言)」
酒井雄二「お前と一緒にするなぁぁ!!!!!!(絶叫)」
北山陽一「(再び優しい声で)安岡・・・」
安岡優「北山さん・・・俺・・・」
村上てつや「・・・(ボソッと)あいつらどこまで本気だと思う?」
黒沢カオル「・・・(同じくボソッと)少なくとも安岡は状況楽しんでると思うぞ・・・目がちょっと笑ってるし・・・」
村上てつや「やっぱそう見えるか?・・・じゃあ北山は・・・」
黒沢カオル「目いっぱい本気・・・」
村上てつや「・・・不憫な奴・・・(嘆息)」
ナレーション「と、年上二人組みが思わず冷静に戻ってしまっている状況の中」
酒井雄二「・・・ぱきっ・・・ぴしぴし・・・」
ナレーション「酒井の中で、先ほどよりひどく何かが壊れる音がしてしまった!!」
酒井雄二「ちくしょおおおおおお!!!!!!!」
北山陽一「ああ!?安岡!!」
ナレーション「そして、目にも止まらぬ早さで、酒井は再び安岡を奪い取る!」
村上てつや「・・・あーあ・・・とうとうナレーターさん格闘技の実況中継っぽくなってきたよ・・・」
黒沢カオル「・・・結局好きなんだろ・・・こういう訳わかんないノリ・・・」
北山陽一「雄二!お前どうする気だ!」
酒井雄二「ああいいさ!!そこまで言うんならご希望通りに『なんか』してやるさ!!」
北山陽一「な・・・なにぃ!?」
酒井雄二「いいんだいいんだ!ここまできたらとことんやってやるさ!!どうせ今回は俺は美味しい所がないんだ!だったらとことん突っ走ってやる!!」
村上てつや「・・・あ。完璧壊れた・・・」
黒沢カオル「・・・まあいいんじゃない?ここまできたら最後まで見届けても・・・」
酒井雄二「どうせ今回は犯罪者役さ!ヒーローもののやられ役さ!畜生、やってやるううう!!!」
安岡優「ちょ、ちょっと待ってよ・・・俺どうなっちゃうの!?」
北山陽一「雄二、俺の安岡になんかしたら許さないからな!!」
酒井雄二「俺の安岡だと〜!?俺のだとぉ〜!?こいつは俺の安岡だ〜!!」
安岡優「さ…酒井さん…」
北山陽一「・・・・ヤス (酒井さんを見る目が変わった・・・なぜだ〜!)」
黒沢カオル「・・・てつ、よかったね、俺達は平和で。」
村上てつや「な。あいつらリングの中で俺ら観客席て感じだもんな。」
ナレーション「すっかり若年寄と化している二人だった」
効果音「ずずずぅ〜(渋茶をすする音)」
ナレーション「さて、白熱している若者衆は・・・」
酒井雄二「・・・・・ふしゅー・・・・・ふしゅー・・・」
安岡優「酒井さん、なんか動物的っ(^^;) 」
北山陽一「・・・。(眼光の鋭さが尋常じゃない・・・いかん!ひるむなっ!)」
村上てつや「こいつら・・・ハブとマングースかっての・・・(あきれ気味)」
ナレーション「(sate」
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