-ゴスドラマ過去ログ:3801-3900-
ナレーション「そして 5人(2匹)は本部長のもとへ・・・・(ホントに大丈夫なのだろうか・・・)」
安岡優「ごっ!ご主人!!かたむいてるぅぅぅ!!!もっと 力をこっちにぃぃぃ!!!(泣)」
村上てつや「(あぶねえな、大丈夫なのか?)」
酒井雄二「え?あ、こう・・・?(今度は逆方向にかたむく)」
黒沢カオル「真里さん、うまいうまい!!」
佐々木真里「まかせてよぉ〜♪薫も安心して乗っていられるでしょう。」
黒沢カオル「うんっ!!!!」
佐々木真里「ちょっとお腹空いたね。みんなクッキーあるからあげる!(1人1人に近づいてクッキーを渡す)」
北山陽一「はぁ・・・。いっときますけど遊びじゃないんですからね。半端な気持ちでやっているようでしたらいつでも帰ってくださってけっこうですよ・・・。」
村上てつや「まぁまぁ・・・。でもそうだな・・・。ふざけてやってると、あとで痛い目みるから魔法をつかってるときは気を抜くなよ。」
佐々木真里「だ〜い〜じょ〜ぶっ!?(箒から落ちそうになる)」
黒沢カオル「うわ〜ん!(泣)もう!!真里さん、調子に乗らないのっっ!!(←おとなしい人ほど(猫ほど?)キレルと怖い・・)」
村上てつや「はあ・・・・・・・」
黒沢カオル「うわ=========!!(落ちた)」
佐々木真里「あっれ〜〜?薫〜?・・・って、あぁっ!!落ちちゃってる!?」
黒沢カオル「う〜〜〜〜〜〜・・・」
佐々木真里「ねぇねぇ、てつやぁ〜。薫落ちちゃったぁ〜。あははっっ!」
村上てつや「おまえっ!!よくそんな平気でっ!!」
佐々木真里「さっきの応用で…えいっ!」
ト書き「重力に捕らわれた薫の方向に、手を向ける真里女史。非科学的な力が作用して薫の落下が止まった。帚を繰り薫を回収して戻ってくる。」
黒沢カオル「バカバカ!ヒドイやぁ〜!死ぬかと思っただろぉ〜〜!」
佐々木真里「ゴメンね〜!薫〜!!ケガなかった??」
北山陽一「・・・・・。(村上に向かって小声で)真理はけっこうセンスがあるかもしれませんね。」
村上てつや「まあな(小声)・・おい、真里!あんま調子にのってると次ははたくからな!この旅を続けるには、軽い気持ちじゃ本当に危ないんだぞ。雄二も、そこんとこしっかり覚えておけよ!」
安岡優「だっ!だからご主人!こっちに力を加えるんだって!!わっわ!!」
酒井雄二「えっっ?!こう・・・?!(ガクン!!)」
安岡優「ふぎゃ〜〜〜!!」
ト書き「必死に爪を立てて落ちるまいとしている優。」
安岡優「ふにゃ〜!!!助けて〜!!てっちゃ〜ん!!(すばやく村上のほうきの上に乗る)」
村上てつや「やっ、やすが落ちたらどうするんだぁ〜!?」
酒井雄二「すっすまん!大丈夫か?」
安岡優「はにゃ〜ん☆しばらく てっちゃんのとこにいよっと☆ご主人ほうきくらい乗れなきゃ〜!!!(説教中)」
黒沢カオル「ヤスずるいよぉ!!僕だって真理さんの箒怖いんだからね!!僕もてっちゃんか北山さんの所行こうかなぁ・・・。」
北山陽一「はぁあ…雄二の帚にはジャイロ装置付ける?でもそうなった時点で『ほうき』とは呼べなくなるね。」
ナレーション「そうしてなんとか無事に本部長の弟さんのところに到着した4人と猫2匹であった。」
平見文生「(本部長の弟)遅かったですねぇ、兄から聞いて待っていたんですよ。……なんかみなさん疲れた顔してますけど大丈夫ですか?」
黒沢カオル「いえ、大丈夫ですよ(ニコッ)」
村上てつや「俺も大丈夫ですよ。薫は真里のお供だから疲れただろ?(薫を優しく抱き上げる)」
黒沢カオル「(小声で)・・・うん・・・。」
佐々木真里「なにそれ〜!薫ひど〜い!!ご主人様に言う言葉?!」
北山陽一「ヤスなんか ぐったりしてるぞ・・・・」
安岡優「ホウキ酔いしました〜・・・。」
村上てつや「おいおい・・・」
北山陽一「あーあー」
ト書き「そう呟いて、項垂れているヤスを抱き上げる北山。思いっきりな普通のネコ扱いで、“ぽんぽん”の辺を優しく撫でてやる。」
安岡優「はにゃぁ〜、北山さんは抱き方がうまいにゃ〜。ご主人も見習ってくれぃ!!!」
酒井雄二「う・・・うるさいなぁ!!とっ!とにかく!任務とはなんですか?」
村上てつや「おめー……任務はもう話しただろ!」
酒井雄二「えっ!?」
安岡優「ご主人・・・任務じゃなくて 情報をいろいろきくんでしょ・・・・」
黒沢カオル「はにゃあ〜・・・。お腹空いた・・・」
村上てつや「そっか・・・。けっこう長かったからな。少し休む時間はありますか・・・?(本部長の弟に聞く)」
平見文生「え?ああ、少しなら・・・休憩ですね。」
DJバリ"K"〜ん「ふはははははは!よ〜くきたな!村上あ〜んど北山!俺様に殺されるためにわざわざ来るとは・・・愚か者どもめぇ〜!この魔法使いの恥さらし!成敗してくれるわぁ!!」
佐々木真里「わっ!てつさん陽一さん誰なの?この変な頭の人は・・・。」
北山陽一「俺とてつやの恩師です…。バリ先生にはいろいろと魔法使いの極意を教えていただきました。」
安岡優「にゃはは〜!おもしろい頭〜!(バリの頭の上にのっかって頭をいじる)」
村上てつや「魔法使いの恩師・・・と言っても「悪の教え」の方が、数倍多かったよな・・(小声)」
DJバリ"K"〜ん「何!?村上!!あんなに優しく教えてやったというのに〜!!って やめろ!この猫〜!!!」
安岡優「はにゃ!?・・・・・なんか音がする・・・あっちのほうから・・・」
効果音「ぅぃぃいいいいびぃぃぃぃぃぃんガガガガガガガガ!!」
平見文生「あれは・・・魔法集団の手下共だ・・・・」
北山陽一「え」
酒井雄二「えっ・・・??手下共って・・・。」
佐々木真里「手下ってことはあんまり強くないんでしょ?だったら私が・・・」
黒沢カオル「そうかぁ。じゃ、頑張ってね。ご主人様♪」
村上てつや「…ココはひとつ真里と雄二にやらせてみるか…なぁ、北山。」
北山陽一「痛い目に合うのは目に見えてますけどね…それも経験と言う事で。」
酒井雄二「あ〜!ほうきじゃなくて モップがでてきた〜!!!ヤスぅぅぅ!!」
安岡優「んにゃーー!!ご主人なにやってるの!もう!真理さんがんばってぇ〜!」
酒井雄二「少しは主人のフォローしろ!」
安岡優「イヤ。痛いのヤだもん。」
ト書き「酒井と猫の安岡が話している間に、真理は攻撃魔法を使ってあっという間に魔法集団の手下達を倒してしまった。」
安岡優「ご主人・・・・マジで頑張って下さいよぉ・・・」
佐々木真里「こんなの余裕・・・あれ・・・・めまいが・・・」
黒沢カオル「ごっ…ご主人!?」
ト書き「額に手を添えて深呼吸を繰り返す真里女史。」
酒井雄二「真理!!危ない!!!(とっさにほうきを出して真理のもとへ飛ぶ)」
安岡優「ご主人!!!すごい!!!魔法出来てるよぉ!」
村上てつや「2人ともなかなかだな…。」
黒沢カオル「村上しゃん!北山しゃん!早く真里しゃんを助けてください!!(村上の背中に飛び乗る)」
村上てつや「わあ!!飛び乗るな!!待てよ、今ヒーリングやるから(ヒーリング魔法をとく)・・・真里?大丈夫か?(ぶっきらぼうに聞く)」
佐々木真里「ええ、ごめんなさい・・・大丈夫。」
ト書き「しかし、言葉とは裏腹に真里の顔は真っ青になっていた。どこかふらふらしているような。」
北山陽一「無理しすぎって証拠ですよ!」
佐々木真里「ごめんなさい・・・。(しゅん・・・)」
黒沢カオル「真理しゃんだいじょうぶ〜〜???」
佐々木真里「ご、ごめんね・・・薫。心配かけちゃって。(少し涙ぐむ)」
村上てつや「一気に魔法使いすぎだっつの。」
黒沢カオル「真理さん、僕はあなたの飼い猫なんだから心配するのは当然なんだよ。だからそんない落ち込んじゃダメなのにゃ〜。」
酒井雄二「(魔法が成功した・・・・!なぜ・・・あんな 何も考えないでやった魔法なのに・・)」
安岡優「ご主人。それはね、魔法を使うのに必要なのは、技術だけじゃないってこと!一番大切なのは心なんだよ!ねっ?!てつさん!北山さん!」
北山陽一「うん。元々魔法っていうのは、不安定なものだからね。今こうやって技術化されてはいるけれど、使おうと思うのは自分の心だし。」
村上てつや「さすが先生・・。素晴らすぃ〜。」
酒井雄二「でも、俺は…無我夢中で、何も考える余地なんてなかったんです。」
北山陽一「(酒井の方をポンポンと叩きながら)大丈夫だよ。慣れて行けばいいんだし。俺らも最初は、無我夢中で何にも考えてなかったけど、人一倍練習したり、頑張れば、上手くなるよ?きっと・・・。」
黒沢カオル「つかれた・・・・・・・・・・」
村上てつや「・・・・・・だろうな(苦笑)。」
平見文生「君たち!今日は 疲れてるだろう!私の家で休んでいくといい!」
安岡優「ありがとうございます☆(飛び乗る)」
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