-ゴスドラマ過去ログ:4001-4100-
ナレーション「皆さん・皆さん落ち着いて!ココは本部長の弟サンのお家でしょ?(笑)」
黒沢カオル「早く入ろ!はやくはやく!」
北山陽一「まあまあ、おちついて・・・。(家の中入つていいのかな・・・・?)」
安岡優「なんでー?ついたんだし入ろうよ(無邪気に言って、家の中に入れそうな隙間を探す)」
村上てつや「さっきのメイドは…モノホンだよなぁ?…一応連絡は行ってるみたいだし…俺が先頭で入ってみっかぁ。」
ト書き「ひょい、と優を抱き上げ、改めて建物の扉を開ける村上。」
北山陽一「絶対罠がしかけてある筈ですから気をつけて!」
佐々木真里「罠ってどんな罠なんだろう?」
酒井雄二「どわ〜〜〜!!!!!!!(落とし穴に落ちる)」
村上てつや「・・・まぁこういう罠だな。」
安岡優「ご・・・・ご主人・・・・情けない・・・・(泣)」
酒井雄二「そんなこと言ってないで助けてくれぇ〜!」
北山陽一「・・・・・・しょうがないですね(苦笑)。」
平見文生「おーい、待たせたなっ。って・・・さっそくお約束の罠にかかってんのか?そんなんでこの先大丈夫かあ、おい(汗)」
酒井雄二「はやくたすけて〜〜〜〜〜〜!!」
村上てつや「わかった。わかった。ちっとまってろ。」
ト書き「といって酒井くを助けだす。」
黒沢カオル「ボクも落とし穴にはまらないように、北山しゃんに助けてもらおうっと!!(っと言いながら北山の肩の飛び乗る)」
安岡優「黒ポンズルイぞぉ〜!!ボクも北山さんがいいのに・・・(チラッと村上を見る)」
村上てつや「俺じゃダメだってのかよ?」
安岡優「そうにゃん♪」
村上てつや「てめぇっ!!おまえも落とし穴に突き落としてやる!」
安岡優「うにゃぁ〜北山さん助けてぇ(泣)」
北山陽一「まあまあ・・・」
酒井雄二「ヤス!お前の主人はこの俺だぞ!」
安岡優「ご主人さまぁぁぁ〜〜☆」
酒井雄二「よしよし。(なでなで!)」
安岡優「にゃぁぁぁ♪てつさんはもぅやだよぉ。」
村上てつや「もう知らねぇ。」
黒沢カオル「ぐ〜〜〜〜〜〜〜〜(寝てる)」
北山陽一「黒ぽん…幾らなんでも…。俺の肩で寝ると、君の御主人様が怒るんじゃないの?」
佐々木真里「別に誰もおこんないんじゃない?カオルなんてずっと北山さんの肩に乗ってればいいんだし!」
北山陽一「・・・ほらね〜・・・(怖い・・・)」
安岡優「ねえねえこれからど〜すんの?」
黒沢カオル「うにゃ〜?真里しゃんヤキモチやいてるんですかぁ〜?(真里の肩に飛び乗り、ゴロゴロする)」
ナレーション「(小悪魔・・・)」
佐々木真里「別に・・・ヤキモチなんか焼いてないわよ(と言いつつ黒沢の頭を撫でる)」
北山陽一「(やれやれ…)」
安岡優「ねぇ〜!みんな僕の話きいてる?これからどうするのさ?」
酒井雄二「あ、そうだったな。さて・・・どうしますか?師匠」
村上てつや「どうするんだっけ?あの謎の魔法使いの調査するんだっけ?(北山に聞く)」
北山陽一「あんたねぇ…指導する立場なんでしょ?わかってるの?」
平見文生「お前等、よっぽど疲れてるんだな・・・(涙)今日はこのまま俺の家で休んで、明日調査に出かけるんだろ?俺も詳しい話は、まだしてないし」
酒井雄二「寝ましょうよ、もう・・・」
村上てつや「…ってそういや罠が張ってあるんだったっけ。俺らで罠の解除と撤去しとくから、終わるまでお前ら二人は外で魔法の練習。ほうきの乗り方とか、力の配分の仕方とか。いざって言う時にスタミナ切れするんじゃ、危ねぇし。簡単なやつで良いからな。」
ト書き「そう言って、建物の中に入って行く二人。……数分後、轟音が聞こえる。」
安岡優「何て読むんですかぁ〜?ト書きさぁ〜ん?」
酒井雄二「ヤス、これは「轟音」と書いて「ゴウオン」と読むんだぞ」
安岡優「おお!!ご主人意外にやるぅ〜〜〜♪」
酒井雄二「意外とはなんだ!バカにすんじゃねぇよ!」
安岡優「怖い〜・・・黒ポーン、助けてー。ご主人がいぢめるぅ・・・」
黒沢カオル「そんな事よりスゴイ音なんかだから何があっ見みに行かなくちゃ、ヤス!!」
ト書き「ネコ二匹が慌てて扉に駆け寄ると、主人が駆け付ける前に向う側から扉が開いた。」
黒沢カオル「うわっ!!」
北山陽一「あれ…こっちじゃないの?…じゃあ、てつの方かぁ…。客間と居間の方は終わったから、入ってきて大丈夫だよ。」
村上てつや「あっ!すまんな!ちょっと爆弾しかけられてたみたい!」
平見文生「お前等・・・家の中破壊してないだろうなあ(汗)」
ゴスペラーズ「いえいえいえ・・・・ (汗)」
黒沢カオル「にゃっ!てつさん、ほっぺたから、血が出てるにゃん!」
効果音「ペロペロペロ・・・・・」
村上てつや「わっ!いきなりなにすんだよ(@@)」
安岡優「照れにゃい☆照れにゃい☆」
村上てつや「痛い、いたいって!…あたた…。好意だけ受け取らせてくれ…。はぁ、ヒーリング使ってっと…。」
黒沢カオル「うにぁ〜せっかくぅ〜うえっ・・・ひっく・・・」
村上てつや「ちょっ・・・泣くなよ。おい・・・(焦りながら頭撫でる)」
ト書き「あらためて傷に触れようとし、その傷が完治している事に気付く村上。」
村上てつや「お前…ヒーリング使えんの?…さんきゅ。でも、ざらざらして痛てぇから、あんまり強く舐めないで、な?」
黒沢カオル「そうだよ!僕がなめたら傷治っちゃうんだよ!ヤスは 眼力使えるもんね〜!ヤスが 目の色変えたら誰でも固まっちゃうんだよ!!!」
村上てつや「お前ら すごいんだな〜!!!猫なのに〜!!」
安岡優「見直した?ねぇねぇ」
村上てつや「おまえらご主人よりもできるんじゃないか?すげぇぞ。」
黒沢カオル「でも僕らは使える『力』が限られてるから、それを使って主人を手助けするしか出来ニャい。もし、真理しゃんにナニかあったら、師匠、よろしくお願いしますニャ。」
村上てつや「ああ。おまえホントにご主人のこと好きなんだなぁ〜。」
黒沢カオル「うん。大好き!真理さんが生まれた時から一緒にいるからしね。てつさんも真理さんのこと好きになると思うよ?」
安岡優「あれ…?じゃあ、てつさんは僕らみたいなパートナーは居なかったにょ?」
村上てつや「あぁ…うん。俺は…居なかったな…。魔法の修行にばっかり打ち込んでて、パートナーの事なんて…考えた事なかったよ。」
北山陽一「(やばっ!!)さっさあ、早く中に入りましょ!!(あせあせ)」
酒井雄二「ヤス〜!!!聞いてくれ〜!!!だいぶ上手くなったぞ〜!!!」
安岡優「ほんと〜?(疑い・・・)」
酒井雄二「おう!センセイから合格もらったぞ!」
佐々木真里「雄二なんてまだまだだよぉ〜!私のほうがうまいもん。薫これで心置きなく私の箒に乗れるわよ。」
北山陽一「ほらほら、とりあえず先に中に入りましょう。」
佐々木真里「私がコーヒー入れてあげるね。寒かったから暖まりましょ。薫と優にはホットミルクを入れてあげるわね♪」
安岡優「にゃ〜〜〜♪ほっとみるくぅぅぅ〜〜〜♪」
黒沢カオル「わ〜〜い♪真理しゃんの入れてくれるミルクはおいしんだよ。」
村上てつや「…(パートナー、か…ごめんなっ…俺があの時、今みたいな魔法が使えたらな…)…はぁ。」
北山陽一「(てっちゃん・・・)・・・あ、ぼくはオレンジジュースで!」
佐々木真里「てつやさんのパートナーってやっぱり猫ですか?それともカラスとか?ねずみだったり??」
北山陽一「あぁっ!私はフクロウでしたよっ!とっても賢くて何でも出来るフクロウで、パートナーにしては最高でした!」
酒井雄二「北山さんに似たんですね、そのフクロウは!で、てつやさんは?」
安岡優「・・・。(何かに気づき酒井をにらむ)」
酒井雄二「ん?どうしたんだ?ちょっとこわいよ・・・。」
北山陽一「あ、あのですね。さっき話してたんですよね。てつやさんはパートナーはいなかったそうですよ。ね。(焦)」
村上てつや「ああ・・・。ちょっと外いってくるわ・・・。(そういって席を立つ)」
北山陽一「・・・はぁ・・・。(またてつやあの日の事思い出しちゃったかなぁ・・・)」
安岡優「ねぇ、北山さん。何か知ってるんでしょう?僕らには隠さないといけないことなの?無理にはなせとは言わないけど今の反応は気になるよ。心配になる。」
北山陽一「・・・・・・今は、そっとしておきましょうよ。きっと自分で話してくれます。」
安岡優「・・・うん・・・・」
ナレーション「薫がそっと抜け出して後を追う」
黒沢カオル「(てつさん…。)」
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