-ゴスドラマ過去ログ:4101-4200-
村上てつや「パートナー・・・か。俺はあいつのパートナーじゃなかったな・・・・せめて・・・1秒でも早ければ・・あいつは助かったのに・・・(泣)」
ト書き「そっと村上のよこにすわる黒沢・・・・。」
村上てつや「・・・(黒沢をチラッと見て涙を拭う)」
黒沢カオル「にゃん(ハート)(明るく振舞ってみた・・・。)」
村上てつや「お前等に心配されてちゃ、世話ねーよな(笑)俺は大丈夫だ。・・・サンキュー」
黒沢カオル「ごろごろ・・・」
村上てつや「ありがとな・・・」
黒沢カオル「(…目に見える怪我だけじゃなくて…見えない傷も癒してあげられたら良いのににゃあ…) てつさん…中、戻ろ?僕真理しゃん特製のホットミルク飲みたいし…。」
村上てつや「ぶはっ!お前猫のくせに熱いモン飲めんのかよ〜?猫舌だろ〜?」
北山陽一「(・・・あの事故はテツのせいじゃないのに・・まだ忘れられないんだな・・。当たり前か、アイツにとって大事な人を失った日なんだから・・・」
村上てつや「それより、さっき北山が「オレンジジュースでいい」ってゆったのにはびっくりしたんだよね。いい大人がオレンジジュースなんて・・・(笑)」
安岡優「だって北山しゃんはカフェインダメ&牛乳ダメにゃんだもん。まさか知らなかったとかじゃぁなにゃいよねぇ?」
酒井雄二「一説によると、『オレンジジュースはオンナノコを可愛く見せる飲み物だ』…なる話を聴いた事があるんですが…真実の方はいかがなモノなんでしょう。」
北山陽一「そんな真実はどうでもいいから(笑)・・あ、テツおかえりなさい。真里さんがコーヒー入れてくれたよ。コッチに来て暖まりなよ。」
黒沢カオル「村上しゃんは北山しゃんと同じでオレンジジュースが良いんじゃにゃいの!?(村上の肩の飛び乗ってはやし立てる)」
村上てつや「オレンジジュースでかわいく見えるなら、女はみんなオレンジジュース飲むだろ。」
酒井雄二「その話をした人物は…まぁ偏見もってましたからね。『紅茶を頼む女はインテリぶってる』とか…まぁ、過去に女性問題で何かあったんでしょう。」
安岡優「なんで、ご主人がそんな事知ってるんにゃ・・・」
佐々木真里「は〜い、薫、ホットミルク。ちゃんと適温に冷ましておいたからね。」
黒沢カオル「にゃ〜♪(ありがとー)」
酒井雄二「それはホットミルクの意味があるんだろうか…?」
安岡優「そういう事いわないのぉ!!」
北山陽一「あはは(笑)。じゃ、とりあえず僕らもいただきましょうか。」
村上てつや「おま・・・・薫きたねぇなぁ〜おでこっていうのか?頭の方にまでミルクついてんぞ」
酒井雄二「あーあー…ホントだ。真理、こりゃ風呂場直行っすよ。」
佐々木真里「そうねぇ〜。薫、それ飲み終わったら一緒にお風呂に入りましょう。ついでに優も」
安岡優「わぁい!!お風呂お風呂☆」
黒沢カオル「雄二しゃんも一緒に入ろうにゃ〜。みんな一緒の方が楽しいにゃん♪」
佐々木真里「貴方達2匹だけよっ!!(首根っこを掴む)」
ト書き「だらーん、と情けない恰好で釣り下げられる薫と優。既に薫は抵抗しても痛いと分かっているのか、なすがままにされている。」
黒沢カオル「うに〜〜(なんかやばいこと言ったかにゃ〜?)」
安岡優「当たり前だにゃ!ネコと人間は違うニャ!」
酒井雄二「取り敢えず行って来い。きれいにしてもらえよ、やす。」
安岡優「ご主人〜!!」
酒井雄二「真理〜!ヤスのこと頼んだぞぉ〜!」
村上てつや「(パートナーか・・・・・」
北山陽一「・・・・・・(てつ・・・)。」
安岡優「うにゃぁーー♪気持ちいいーー♪お風呂最高にゃー(はぁと)」
佐々木真里「ちょっ!ちょっとヤス君!暴れないで〜!!」
黒沢カオル「うぅ〜・・・疲れが吹っ飛ぶにゃ。やっぱりお風呂は最高だにゃ〜<遠い目・・・あ、温泉のもとがあるのにゃ。ヤス〜。ゆず湯の元って書いてあるのにゃ〜。」
安岡優「阿、はホントだ〜気持ち〜〜〜」
佐々木真里「湯加減はいいみたいね。それじゃ私も入ろうかな?」
安岡優「えっ?…ま、真理しゃん…?ちょっと…しょれは……(汗)。」
黒沢カオル「はにゃ〜〜〜☆」
安岡優「えっ、えっ、ホントに?いや、そんにゃ話だったかにゃぁ?ま、いっか。一緒にはいろぉ〜。(はぁと)」
黒沢カオル「じゃぁ〜ぼ〜くも」
北山陽一「てつ、やっぱり忘れられないのですか?まぁ、忘れろって言うほうが無理ですけどね。」
村上てつや「(ため息)・・・あのさぁ、あいつら(薫と優を指差して)人間みたいだよな?温泉のもといれるなんて。。。それより、もう俺のパートナーのことなんて俺だって忘れてたのに・・あいつらは、俺のパートナーにどこか似てるような気がする・・・。」
酒井雄二「・・・と言うことは、村上さんにもパートナーはいたんですね?」
北山陽一「・・・・・・・・。」
酒井雄二「・・・すみません・・・。俺・・・」
村上てつや「別に謝ることねーよ・・・」
ト書き「酒井に向かって、ぎこちない笑顔を向ける村上」
村上てつや「話して欲しいか…?」
酒井雄二「…出来る事なら話して欲しいです…でも、無理にとは言いません。」
北山陽一「・・・そうですよ。無理しないで下さい・・・。」
村上てつや「バーカ、無理なんかしねぇよ…!…俺のパートナーもやっぱり猫だったんだよ…真っ白で眼が青くってよ…俺が言うのもなんだけど、すげぇ可愛いかった。」
酒井雄二「魔法使いのパートナーなのに白い猫なんですか…珍しいですね。」
村上てつや「まぁな…名前は【ミルク】、俺より数倍も賢くって…北山のフクロウと仲良かったんだよ、なっ北山。」
ト書き「北山は黙って頷いた。と、そこへお風呂上りの真里と猫の薫と優がやって来た。」
黒沢カオル「いいーお湯だった〜」
安岡優「ほっかほかvvv」
村上てつや「あ〜、お前ら、濡れたまんまうろうろすんな!!」
黒沢カオル「てつさ〜ん♥ふいてふいて♥♥(村上の足下まで走ってくる)」
村上てつや「たく、しょうがねぇな〜(ふきふき)」
黒沢カオル「ふみゃ〜気持ちいい〜☆」
安岡優「ずるい〜!!僕も〜〜!!」
酒井雄二「優はオレがやんの。」
村上てつや「はいはい!わかってますって!(笑)」
酒井雄二「ほら優こっちにおいで。」
安岡優「ごしゅじ〜〜〜〜っ!!!うにゃっ!!(床が濡れていたので 滑って転ぶ)」
北山陽一「優、大丈夫?(苦笑)」
安岡優「うにゃあ〜〜!痛いけど大丈夫だにゃん♪さっ、ご主人様早く拭いてくださいにゃ。」
佐々木真里「((優しげな表情で薫を抱きあげ撫でている村上と気持ちよさそうな薫を見ながら)薫となら彼も心を許し、傷を癒せるかもしれない・・・少し悔しいけど、譲るってあげても・・・あっでもその時は新しいパートナーが決まってからだけどね!)」
安岡優「うにゃあ〜〜☆気持ちいい〜♪」
村上てつや「寝るとするかぁ!うんなんだ薫、一緒に寝るのか?」
黒沢カオル「うにゃん!!あっ、でも・・・・・・(真里の方を見る)」
佐々木真里「ん?いっしょに寝る?」
黒沢カオル「うん♪ご主人様と一緒に寝るにゃ。てつさん、ごめんなさい。僕のパートナーは真理しゃんなのにゃ。」
佐々木真里「いいよ薫、向こうで一緒に寝ておいで。」
黒沢カオル「うにゃ、いいの?」
佐々木真里「うん、寝ておいで。あっ、薫の事頼める?(村上に尋ねる)」
村上てつや「んあ?いいぜ!とって食いやしないよ!(笑)それより・・・お前ら離れて大丈夫なのか〜?(笑)」
黒沢カオル「大丈夫にゃん!僕と真理しゃんは心の中でいつも一緒にいるにゃ。」
佐々木真里「(笑)じゃ頼むわね。あっ北山君ちょっと相談があるんだけど、いい?」
北山陽一「はい?…えぇ、良いですよ?俺の部屋に来ますか?」
佐々木真里「えっと・・・そうね。あまり人には聞かれない方がいいかもしれないから」
酒井雄二「そんじゃ〜!寝るか〜!ヤス〜〜〜♪(お気楽コンビ)」
安岡優「はぁい♪」
佐々木真里「ふふっ!あの2人は いいコンビね〜!」
北山陽一「それはそうと、相談ってなんですか?」
佐々木真里「うん・・・私のね、新しいパートナーを探して貰えないかなって思って・・・今すぐでなくてもいいの、お願いしていいかな?」
北山陽一「新しいパートナーを・・・?どうしてですか?あなたには薫が居るでしょう?」
佐々木真里「本当はわかってるんじゃない?理由を。最近ね、やっとわかったの、離れていてもちゃんと頑張ってるって知っていたら、それは失う事じゃないんだって。だからお願いしたいの。」
北山陽一「「頑張っている事がわかれば、それは失う事じゃない」・・・・なるほど・・・・わかりました。探してみます、あなたの為に、てつやの為に、薫の為に・・・・」
佐々木真里「うん・・・・・ありがと・・・・」
黒沢カオル「んにゃぁ〜♪てつさんの布団はあったかいにゃぁ〜♪」
村上てつや「薫、先に寝とけ。俺ちょっと外で風にあたってくるわ。すぐ戻るし。」
黒沢カオル「うなぁ〜う?・・・わかったにゃ」
村上てつや「そんじゃ・・・」
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