-ゴスドラマ過去ログ:5701-5800-
村上てつや「かっ薫?!おい、薫がいねぇぞ?!」
北山陽一「えっ?薫がいない?嘘でしょう!?(汗)」
安岡優「にゃ?にゃ?あれ、ご主人もいないにゃあ〜!?」
黒沢カオル「ひっく・・・・・・・・・・・・ひっく・・・・・・・・・・・」
村上てつや「何処いったんだろう・・・」
黒沢カオル「てっしゃん!助けて!!」
ゴスペラーズブラック「(魔法集団の手下たち)よく来たな。君たちの仲間は預かっている。先に酒井くんと薫くんを案内してやろう。(二人を連れて消える。)」
ト書き「「といってゴスペラーズブラックと酒井さんと薫は消えていった・・・」」
安岡優「ハニャ〜2とも何処いったニャ〜?(不思議そうに北山を見る)」
北山陽一「ホントにどこに行ったんでしょう・・・?」
村上てつや「どこ行ったんでしょう・・・って、この状況時に勝手に単独行動に出た思えないし、魔法集団に監禁された・・とかって考えるのが妥当だろうな・・・。なんにしても、せめて酒井と薫が一緒だといいんだが・・(汗)」
ト書き「酒井と薫は魔法学校の地下に連行され、一室に閉じ込められた。」
佐々木真里「…酒井くん!薫!どうしてここに?」
黒沢カオル「「真、真里さんどうして?もしかして真里さんも捕まったの?」」
ト書き「「薫はビックリしている」」
酒井雄二「真里と家主さんは、魔法集団に人質としてさらわれたんだ。俺たちが捕まえた親玉と引き換えにね。(と言いながら、二人の縄を解く。)…でも,俺たちも捕まったしなあ。」
黒沢カオル「「きっと・・・いや絶対北山さんたちが助けに来てくれるよ。僕は信じるよ!」」
ゴスペラーズブラック「(突如現れて)残りの2人と1匹もすぐに招待するよ。ふふふふふ…。」
酒井雄二「(見張りアリ・・か)・・・とにかく、ココは予想通りの魔法学校内みたいだし、村上さん達が助けに来てくれるのも時間の問題・・・だが、ただ助けを待っているってのはカッコ悪いな。俺達にできる範囲での、脱出方法を考えてみましょう。(小声)」
佐々木真里「そうね…何か出来るかもしれないし、考えるだけ考えてみましょ。」
ト書き「その頃村上・北山・優は、魔法学校内に潜入した。」
北山陽一「さてと・・・雄二が言っていた魔法学校は、ココで間違いないよね?俺はこの学校に足を入れたのは初めてなんだけど、テツは?」
村上てつや「お前が入ったことないって言うのなら!俺も、もちろん入ったことはないぞ!(きっぱり)・・・でも、何か面影があるんだよなぁ・・・なんでだろ・・来たことねぇのに。」
北山陽一「・・・ひとまず、中に入ろう。くれぐれも油断はしないで・・・何があってもおかしくないから・・・」
村上てつや「え・・あ、じゃあ、あんな所に鉄砲持った人がいても・・・?(指をさしながら)って・・おい!俺達のこと狙ってる!早く」
効果音「ズキュ―ン!」
村上てつや「うっ・・・」
酒井雄二「・・今のは銃声?!村上さん達が来たんだ・・・!(小声)」
黒沢カオル「(なんか…すっごくヤな予感。もしかしててつしゃんに何か!?)」
村上てつや「なーんてな。おどろいた?北山。(うれしそう)」
北山陽一「えっ!?なに!?(わざとごまかす。・・・ほんとはビックリ!!)」
村上てつや「優なんか目ぇ真ん丸くしちゃって固まってるよ(笑)…もう元の表情に戻せな。って今の銃声は本当になんだったんだ?」
安岡優「や、や、やめてくださいよ、て、てつしゃん!!(動揺しまくり)」
村上てつや「ごめん。ごめん。(笑)」
北山陽一「もう…優の言うとおりですよ、冗談でも止めてくださいよ?」
ト書き「軽く笑ってうなずく村上の黒っぽいローブの肩部分に血がにじんでいくのを、北山と安岡は動揺からか気づかず、村上も言わなかった。」
北山陽一「酒井達がどこにいるのか早く見つけないと・・・!さっきの銃声といい向こうは僕らを殺す覚悟でかかってきますからね・・・。2人も充分用心しましょう!!特にてつ!石のこともあるし・・・。」
村上てつや「そうだな・・・。石を手に入れるのに一番手っ取り早いのは、俺が死ぬことだからな・・・。大丈夫。この石をあいつらに渡したらどんなことになるかわからないからな・・・石は守るよ。そのためには死ねないんだけどな・・・(苦笑)」
安岡優「そうでしゅよ!てつしゃん!っていうか、石がなくても死んじゃダメでしゅ!・・・どこで狙われてるかわからないから、気をつけないと・・。怪我したら隠さず言ってくださいね?!てつしゃんなんて、平気で隠すから・・・。」
北山陽一「そう・・・。いくら拳銃で肩を撃ち抜かれても、ヒーリングもせずに、仲間にも隠して・・・。何ですかこれは?やっぱりさっき撃たれて・・・。ヒーリングもしないなんてどういうつもりですか?!(村上の傷にヒーリングをかけようとする)」
村上てつや「・・・っ!!だめだ!この石の魔力は強すぎて、いくら隠れて行動してもあいつらに気づかれてしまう・・・。でも支持者である俺のからだが少しダメージをうけてれば石も弱まる。それくらいが一番いいんだ!大丈夫だよ!酒井や薫達を助けたらすぐに治すから・・・!」
北山陽一「奴らに気ずかれ無いためとは言え、そんなこと私が許しません!!」
安岡優「僕だって許さないよ!」
村上てつや「おまえら…あいつとおんなじようなこと言うんだな(苦笑)あいつもそう言ってた。それで…イヤ、なんでもないや。」
ゴスペラーズブラック「ふふふ…。よく来たね。次は北山くんと優くんをご招待するよ。」
北山陽一「雄二たちをどこに?真里と家主さんも無事なんだな?」
酒井雄二「・・石を持っている村上さんをひとりにさせようって魂胆か・・・そうはさせるかっ!いつまでもお荷物になってる訳にはいかないんだ!!(敵が北山達に気を取られている隙をついて、印を組む)」
佐々木真里「酒井くん、私も手伝うわ!」
酒井雄二「おうっ!」
北山陽一「テツ・・・雄二達は、俺達がココに着いたのをさっきの銃声で気付いているでしょう。俺達は奴等の気を引き、雄二達が動き易くできるように仕向けよう。・・・・ちょっ〜と、派手にいきますか?(にやり)」
ト書き「そう言うと、北山は低い声で呪文を唱え始めた。」
効果音「ドカ〜ン!!」
村上てつや「おわっ! な・何だ?! 今の音は、おい雄二大丈夫なんだろうな?!あいつ、目ぇまわすぞ・・・」
北山陽一「大丈夫ですよ!(得意げ)・・・・多分。」
酒井雄二「は!!なんですか?!今の音は!!びっくりした・・・。真里、大丈夫か?」
佐々木真里「…ええ。酒井くん、今が脱出するチャンスよ!」
酒井雄二「とは言ってもなぁ〜・・・何か案ある?・・・ないのかい!・・・・・・・・・ふ〜む・・・・・・・・・・・」
佐々木真里「んもう、考えるのは後よ!とりあえず今はココから抜け出して、てっちゃん達と合流するのよ!薫、しっかりつかまって!(箒を出し、飛び乗る)」
ト書き「酒井と真里は魔法を使って扉を壊し、脱出した!」
ゴスペラーズレディース「奴らが逃げたぞ!捕まえろ!」
酒井雄二「「やばい!見つかった!」」
黒沢カオル「「追ってくるよ!」」
ゴスペラーズレディース「「逃がすか!おい早く捕まえろ!」」
佐々木真里「もう、邪魔ねぇ!(ステッキを振りかざす)」
黒沢カオル「真里しゃん!無理しないで!!(人間になる)・・・・先に逃げて!!」
酒井雄二「バカ!薫、お前こそ無理するなっ!真里、薫を連れて先に行け!なんとかして外へ出るんだっ!『§*£¢$・・・・』 (箒に乗ったまま、右手にエネルギーを集中させる)」
効果音「ピカッタ」
黒沢カオル「酒井さん!1人じゃダメだ!!真里さんお願い、てちゅさんたちを探して!!!酒井さんと僕で食い止めるから!!」
村上てつや「その必要はねーよ。・・・正義の味方登場!待たせたなっ(笑)」
ナレーション「は、はやいですねぇ(^^;)」
北山陽一「(低音で)正義の味方2号!皆、無事かい?」
ゴスペラーズブラック「こうなったら、まとめて捕まえろ!」
村上てつや「下っ端野郎に、俺等の相手が務まるかってんだよっ。ナメんじゃねーぞ!」
北山陽一「雄二たちも無事でしたので、派手にいかせてもらいますよ!やつらのアジトを潰しましょう!」
酒井雄二「勿論、俺達も手伝いますよ!真里、行くぞっ!」
佐々木真里「ええ!…でもアジトを潰すってこの学園ごと潰しちゃうの?残された生徒さんたちは大丈夫?」
黒沢カオル「大丈夫!生徒さんたちは僕の魔法で移動させたから!」
北山陽一「それでは、学校をつぶさない程度に暴れさせて頂くとします・・か・・・・?うあっ?!(突然、北山の胸元が光る)」
村上てつや「・・・っ!!どうした?!北山!!」
北山陽一「…そんな…。親玉が手帳の封印を解いて…。(その場に倒れる。)」
小林社長「(北山に剣先を突き付けて)形勢逆転だな。お前たち、私の言う通りにしろ。さもなくば、こいつを殺す!」
北山陽一「く・・くそ・・・・!一体どうして・・・・・?」
小林社長「(手下たちに)そいつらを捕まえろ。無駄な抵抗をするなよ。」
村上てつや「(すぅっと息を吸う)・・・・・・・・・!!(目を見開き、親玉を吹き飛ばす)」
ゴスペラーズブラック「こいつ!よくも我らのリーダーを!(村上の叩頭部を殴り、気絶させる。)」
北山陽一「テツ!!(すかさず敵を吹き飛ばし、村上に駆け寄る)真里!テツにヒーリングを!雄二、薫、優・・・・俺達でこの場を食い止めるよ・・・テツを渡す訳にはいかないからね・・・・。」
黒沢カオル「北山さん!!そいつは、親玉は幻だよ!!その剣も!!ほかの…そいつより力のある悪の魔法使いが幻を見せてるんだ!!!」
安岡優「はにゃ…ご主人、やばいにゃ。すごく強い、邪悪な魔力を感じるにゃ。(震える)」
佐々木真里「(背後に黒い影が忍び寄り、手首を掴む)きゃー!!」
酒井雄二「ゴスペラーズブラックの分際で真里にさわんなー!!!!!」
ト書き「すごい勢いで真里を引き寄せ、庇うように自分の後ろへと押しやる酒井。その横で、村上が眉間を歪めつつ立ち上がる。」
村上てつや「…ゴスペラ―ズブラック、お前だな。本当の悪は…!下手な芝居しやがって…。」
ゴスペラーズブラック「ふふふ…ばれたか。お礼にお前たち全員を私の居城に案内しよう。(マントを翻すと、突風が吹き荒れる。)」
黒沢カオル「んにゃ〜!!凄い風だにゃ・・・!!てつしゃん!殴られたところ大丈夫・・・?!」
ナレーション「(ヒョコッ)すいません〜…割ってはいるんですが、ゴスペラーズブラックの名前を決めませんか?なんか…ゴスペラーズブラックってそのまんまですし…」
酒井雄二「まだ出てきていない人は…?」
ナレーション「じゃあゴスペラーズブラックは『ブラック』にしましょう(^^)さあ続けて下さい♪」
酒井雄二「…う〜ん、ここは?(体が動かない。くそっ、縛られてるよ。)お〜い、皆さん、無事ですかぁ?」
黒沢カオル「くっそぉ〜〜(かなり悔しそう)絶対、許さないぞ・・・・・・(人間になり、目の色が変わる。そして、なぜか薫を縛っていた縄がほどける)」
ゴスペラーズブラック「君たちの魔法は封じたが…薫くんは強いね。でも少し眠ってもらうよ…。(眼が光り、薫を包む)」
安岡優「(かごの中で)薫!!ご主人〜!!(北山しゃんも村上しゃんも真里しゃんも皆捕まっちゃっにゃ〜。絶体絶命にゃ〜。)」
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