-ゴスドラマ過去ログ：5901-6000-
北山陽一「いやいや、薫。今日がスタート。今日からよろしくだよ。（ニコッ）・・・どういう意味だかは、もうすぐ分かるよ。」
村上てつや「そういや、雄二はまだ寝てるのか。あいつも真里を悲しませて、罪深いやつだな。（俺たちが助かったのも、雄二のお蔭だ。ほんとにありがとう。）」
黒沢カオル「スタート？終わりじゃないの？この内容？もう終わりかな〜て思ってた」
安岡優「俺も終わりたい（ちらっと横目で北山を見る）」
北山陽一「俺もぉ〜・・・（村上を見る）」
村上てつや「終わりにして違う内容を変えるか？」
安岡優「ヤッタ〜〜（１００万ドルの笑顔）今度はどういう内容にする？」
酒井雄二「ちょぉっと待ったぁぁ！酒井雄二、ただいま参上！気が付きゃみんなで井戸端会議っ！この酒井雄二抜きで次回のストーリーを考えるつもりではないですよねっ。さぁ、みなさんで考えましょう！＜昔は真里さんや社長が出てきて台本置いていってたなぁ。…しみじみ。」
黒沢カオル「は〜〜い俺刑事役やりた〜い（安岡を超える１００万ドルの笑顔）ね？やろう？酒井さ〜ん。」
北山陽一「刑事のは１回やったから、その逆で、犯罪者主役なんて言うのはどうですか？」
黒沢カオル「あ、それいいね。で誰が犯罪者役？できれば俺がやりやい。」
北山陽一「うーん・・・一人だけというのは無理かもしれないので、みんな犯罪者で、協力して１つの事を成し遂げるというのはいかがでしょう？」
安岡優「前やってなかった？＜黒ポンが犯罪者＞」
北山陽一「だから、みんなで犯罪者っていうのはどう？って感じなんだよ。確かに悪い事してるんだけど、でもなんとなく動かしている（ドラマを書いている）人たちから見ると憎めない奴ら・・・みたいなさ。」
安岡優「あー、」
村上てつや「俺たちが義賊になって、悪い奴をギャフンと言わすの。美女とか助けてーな。」
酒井雄二「（美女を助けるのはどうかと思いますけど・・・）義賊というのには私も賛成ですね。」
黒沢カオル「やろ♪やろ♪きっまりぃ〜〜〜♪イイよね？？」
安岡優「オッケー！今回はこれで決まり☆・・・・ところで、みんなどんな犯罪者にするの？」
黒沢カオル「北山は表向きは大学助手だけど実はハッカーの達人。安岡は大学生で、情報招集と侵入が上手いの。」
村上てつや「黒沢は・・・・・・・ぼけっとしてるからなぜか相手が警戒しない・・・・・それくらいだな・・・・・」
安岡優「てっちゃん・・・・・黒ポンがいじけて端っこの方にいちゃったよ・・・・・じゃあ、そんな感じのリーダーってどうよ？ね？いいじゃん黒ポンがリーダー！！」
黒沢カオル「え？！僕がリーダーでいいの？！いいの？！（と言いながらみんなの顔色をうかがう）」
安岡優「（わかりやすいなぁ・・・）黒ぽんがリーダー♪相手が警戒しない感じのリーダーね？・・・・んで酒井さんとてっちゃんは？てっちゃんは銃とか使いそうだな、スナイパーな感じ。あとナイフとかそういう関係。」
北山陽一「てっちゃんは普段は真面目な公務員で、実は戦いのプロ。雄二はプログラマーで機械いじりが得意。黒ポンは普段はカフェのオーナーで、そこが俺たちの基地になると。」
安岡優「マジメな公務員！！！！（爆笑）・・・・・・いってぇ・・・・なにすんのさ、てっちゃん！！」
村上てつや「ごちゃごちゃうるさいんだよ！！・・・・全然関係ないけど前の話のさ、破滅の魔法。　　ｎｉ　ｄｅ　ｓｈｅｎ　ｂａｉ　ｍｉｎｇ　ｌｉｅ　って元々チャイゴだよな・・・」
ナレーション「私もそうだと思いました。「真面目な」（←強調）公務員さん♪さあ、ドラマへＧＯ！」
村上てつや「ほいほい。そうだ、チャイゴって中国語な？・・・んと・・・文法あってるのかな？わからないけど「汝の身の破滅」みたいな意味だと思う・・・まぁいいか、ドラマへＧＯ！！」
効果音「監督(誰？)　「よーい、スタート！！」(カチンコ☆)」
黒沢カオル「（店のドアの開く音がする）あっ、いらっしゃいませ〜♪」
酒井雄二「どーもっす。オーナー、いつもの下さい。」
黒沢カオル「おっ、今日は早いね。お仕事もういいの？…いつものやつ…いつものやつ…。」
酒井雄二「えぇ、苦労してデバック済ませてきたところ…って、良いですよもぉ…苺の生ジュース。お願いします。」
ト書き「酒井雄二が毎日飲んでるのに忘れる黒沢薫・・・・・・・・しかし毎日同じような会話を繰り返す酒井雄二も酒井雄二かもしれない・・・・・・・むふ。」
酒井雄二「(ト書きに人格が…)っと。昨日、北山から連絡がありまして。…先日持ち込まれた仕事の調査をしてくれって事だったんですが、そっちの方は…？」
黒沢カオル「あぁ、それならヤスが情報収集してくれてるはずだよ。時間的にももうそろそろ現れてもおかしくない時間だな（時計に目をやる）…はい、おまたせ。いつものやつ。」
ト書き「（「はい、おまたせいつものやつ」だって。忘れちゃってたくせに、さも「覚えてましたよ」風にいってるよ（嘲笑）」
安岡優「こんちわ−。あっ、酒井さんも来てたんだ。」
酒井雄二「おう、ヤス。おれは今来たところだよ。」
黒沢カオル「ト書きが苛める・・・・・ふえ・・・・・・・」
安岡優「あ！酒井さんが飲んでるやつおいしそぉ〜！（毎日言ってる）」
黒沢カオル「ヤスも飲む？(毎日聞いてる)」
安岡優「うん、飲むぅ〜〜☆　」
酒井雄二「ところで、例の件どうなった？」
安岡優「あ、これを見てよ。いい資料が手に入ってね。(と酒井に小冊子を渡す)」
黒沢カオル「何？」
効果音「（ドアの開く音）」
北山陽一「こんにちは。お昼休みになったので、ちょっとのぞきに来たんですけど・・・・何やってるんですか？」
黒沢カオル「ん？これから安岡のためにバナナジュース作るところ。」
ト書き「毎日同じ会話を繰り返し、なおかつ試作品を安岡に飲ませる黒沢」
安岡優「（いちごじゅーすつくってくれると思ってたんだけどなぁ・・・ばななかぁ・・・ま、いっかおいしそうだし☆）」
北山陽一「ところで、何の話をしてたんですか？」
酒井雄二「今度の仕事についてです。ヤスが資料を持ってきたんですよ。」
北山陽一「今度はどんな仕事ですか？」
黒沢カオル「“グラシアス”とか言うところに乗り込んで、フロッピーディスクを奪うんだって。」
安岡優「この資料見てもわかるんだけど、あそこ、表向きは普通の会社なんだ。でも、裏ではいろいろヤバイ事をやってるみたいなんだ。僕の掴んだ情報だと、麻薬の密売やら暗殺やらかなりの数だね。」
酒井雄二「だからそのフロッピーを俺達が盗んで、奴らの悪事を暴こうと・・・こういう事ですね。」
黒沢カオル「そっか盗んで何するのかと思ったよ・・・でも、暴いてどうするの？」
安岡優「ど〜すんの？酒井さ〜ん？」
酒井雄二「とりあえず、世間にばらす！！」
北山陽一「・・・黒澤さん、ヤス、私達は義賊だって事忘れてませんか？」
村上てつや「そーだぞ。俺達はそういう悪どい奴らを懲らしめる為に、表の顔と裏の顔を持って生活してんだからよ。もちろん、サツにばれて捕まるなんて事もないようにしないとな。」
安岡優「てっちゃん、いつの間に！？いつから居たの？」
村上てつや「お前がその資料をみんなに見せてた時から。俺んとこ、今、休憩時間になったとこだったからさ。北山、お前の方はまだ大丈夫なのか？」
北山陽一「はい。あと少しだけなら・・・。」
黒沢カオル「はあ。・・・・・・・・・・・・」
村上てつや「どうしたんだ、黒沢ぁ？（不思議そうに黒沢の顔をのぞき込む）」
黒沢カオル「はっくしょん！！・・・・・ふぇ・・・・・ん？なに？」
村上てつや「……」
安岡優「風邪ひいちゃったんじゃないのー？」
黒沢カオル「誰かオレの噂をしてるのかなぁ・・・は、はくしょん！」
ト書き「ちょうどその時、店の外では・・・」
ゴスペラーズブラック「ここか？今、警察がてこずっている“ゴスペラーズ”とか言う奴らの秘密基地と言われている所は・・・。」
ゴスペラーズレディース「はい。我々“グラシアス”の裏事業について、調べているらしいとの事ですけど・・・。どうしますか？ボスに報告しに行きますか？」
ゴスペラーズブラック「とりあえず入ってみるか・・・・」
効果音「（ドアの開く音）」
黒沢カオル「あ、いらっしゃいませ。・・・！！（この人達・・・・）」
村上てつや「（小声で）酒井、北山、ヤス、こいつらなんかヤバイ気がする。怪しまれないように、店出るぞ。」
ゴスペラーズ「（酒井）了解しました！（北山）わかりました。（安岡）ＯＫ！」
ゴスペラーズブラック「（黒沢に向かって）あんたがここのオーナー？」
黒沢カオル「（こいつら・・・）はい、そうですけど。何か？」
ゴスペラーズブラック「・・・・・・・・コソコソ・・・・・・・（小声で）・・・・情報間違ってないか？どう見たってのほほんとしてて就職できませんでした、って感じだぞ？」
村上てつや「（今だ！）オーナー、ごちそうさんでした。（小声で）今日の夜、ここに集合すっから、よろしくな。」
黒沢カオル「（小声で）わかった☆（ブラック達に気づかれないよう他人の振りをして）どうも、ありがとうございました。」
ゴスペラーズ「（北山）ごちそうさまでした。（酒井）それじゃあ。（安岡）バイバーイ☆」
ゴスペラーズレディース「ブラックどうする？なんか、あやしいよ。とりあえず、ボスに連絡しとこう。じゃないと、なんかやばい気がする・・・。」
安岡優「大丈夫だったかな〜？きずかれてないよね？？」
北山陽一「おや、尾行してきますね。皆さん、一旦別れて「普通の生活」をしましょう」
村上てつや「そうだな。俺は「真面目な」公務員だし。住民票まとめなきゃ。」
酒井雄二「あ、メールきた。…はぁ、まただわ。すいません、俺こっちなんで。仕事の発注で…」
安岡優「僕は図書館に。レポート書かなきゃ。じゃあね☆」
ト書き「そして、全員は一旦「ふつうの生活」に戻る」
ゴスペラーズブラック「どうやら人違いみたいだな。どう見ても一般人だぞ？」
ゴスペラーズレディース「demo, 」
ゴスペラーズブラック「とりあえず、法律に引っ掛からない程度にあの店に来る客を調査するか？…あの店周辺に張り込むか…数人で中に陣取るかして。あの店で常連客を装っている可能性もあるだろうしな。」
ゴスペラーズレディース「ええ、そうしましょう…」
黒沢カオル「（わっ、戻ってきたっ）いっ、いらっしゃいませ〜。」
北山陽一「（戻ってきて）オーナー、忘れ物しちゃった。（あの二人、やっぱり張り込む気か？何とかしないと。）」
黒沢カオル「え？忘れ物？…え〜と、あ、もしかしてこの書類ケースかな。」
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