-ゴスドラマ過去ログ:9301-9400-
黒沢カオル「ま、待ってぇ〜〜〜(汗)・・・とおっ!(ふわふわ)・・・(ぼてっ)・・・い、痛い・・・(涙)・・・なんで北山さんのように上手く飛べないの?」
北山陽一「それは現実世界に戻ったら、練習しましょう。早く手を。(手を差し伸べる)」
黒沢カオル「(北山の手をつかむ)北山、ゴメンね。あっちに戻ったら、ちゃんと練習するから。」
北山陽一「はい、がんばってくださいね。僕も手伝いますから(ニッコリ微笑む)それじゃあ、行きますよ。(黒沢の手を引き飛ぶ)」
ナレーション「こうして2人は自分の魂を持ち、天界へ向かった。2人が天界の門をくぐるとあたりは眩しく光り、気がつくとそろって水晶球の前に立っていた。」
村上てつや「おう、おかえり。」
黒沢カオル「あれ?ここは・・・(あたりをキョロキョロ見回す)最初にいた部屋・・・戻ってきたんだ・・・よかった〜(安心してその場に座り込む)・・・っていうか(いきなり立ちあがり)どうして村上さんがここにいるんですか?」
北山陽一「そんな事よりも、これで検査は終わりですか?僕等はどうなったんですか?合格ですか?不合格ですか?(平見、田辺、そして村上に、どんどん質問をしていく)」
田辺恵二「結果は明日、僕らが君達の結果を村上君と酒井君におしえるんだよ。今すぐには決められないからねぇ〜(なんだか楽しそう)」
黒沢カオル「えええ〜〜〜??今日眠れないよぉ〜〜(泣)うぅうぅ・・・・だめだったらどうしよう・・・・・っ(泣)うわぁぁああああ〜〜ん!!!(号泣)」
北山陽一「僕も眠れないでしょう。だから泣かないでさい。」
酒井雄二「(場面変わって)ふぅ・・・、しかし、小林さん、あの女性は何年間使ってるんですか??たしか、佐々木真里さんでしたよね?俺と村上の時もあの人でしたよ??」
小林社長「う…だが、ベテランに任せるのが一番だろう?」
酒井雄二「まぁ、そうですけど・・・。そのことを安岡は知らないっていうのがかわいそうですよねぇ。(安岡に向けて)安岡ぁ〜、俺らがやってたことを思いだせぇ!!」
安岡優「そんなこと知らないよー酒井さぁーん。」
酒井雄二「・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・・・・・・。」
小林社長「なんやかんやと人件費も高いしな。」
酒井雄二「そう考えると実はシビアですよね。この世界。」
安岡優「どうしたんですか?」
酒井雄二「いや何でもありません。ちゃん集中して、頑張って下さいよ。」
佐々木真里「……あの…?」
酒井雄二「なんでしょうか」
佐々木真里「…とりあえず、試験は終了、という事で。…結果は後日そちらに送る…っていうのはもう判りきってるわね。酒井君、久しぶり。あの子が今度の新人?」
酒井雄二「まぁーご想像におまかせします」
佐々木真里「あら、そう……ところであの子…安岡君?素質はね、あると思うの。ただ慣れてないだけで…伸びるか伸びないかは本人次第だけど。…ま、とりあえず合否の報告は近いうちに送りますので。」
酒井雄二「そうですか、じゃあ、安岡を連れて帰ります。」
安岡優「うわぁああ〜〜ん!!(号泣)酒井さんどうしよう!!上手くできなかったよぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!うっ・・・・・ごめんなさい・・っ!!!」
酒井雄二「おいおい落ち着けよ!(汗)泣くのは結果がでてから!!大丈夫大丈夫!俺らもわかんなくてかなりあせってたし・・・・!とりあえずみんなと合流しよう!」
安岡優「うぅ・・・やだっ!!!みんなに会いたくないっ!!どうせ僕だけ落ちちゃったんだから・・・・っ!!!」
酒井雄二「大丈夫ですよ!まだ落ちた訳じゃないんだから!ほら帰りますよ!」
安岡優「うう・・・うぅ・・酒井さぁ〜〜んっ!!(号泣)(と泣きながら酒井にだきつく)」
酒井雄二「はいはい。大丈夫だよ(泣いている安岡をおちつかせる)」
ナレーション「(私の)酒井さんが号泣している安岡を落ち着かせる為に、優しく背中をぽんぽんとしている。(いいなぁ・・・)」
酒井雄二「(ああもぉナレめ…)はいはい。別にこの試験に落ちたからーって、いきなり何か変わる訳じゃないですから。別の仕事を選ぶ事もできるし。」
安岡優「うあーん落ちたくなぁーい(泣)」
黒沢カオル「やすぅ!!あれっ?なんで、やすは泣いてるの?・・・まさか、酒井さんが!!?」
ナレーション「黒沢さ〜ん。安岡さんが私の酒井さんを獲った〜(泣)」
酒井雄二「(もぉー、ナレはどっかに行ってください(と言い殴り飛ばした))黒沢、なんで我輩が安岡を泣かさないといけないのですか?ほら、安岡、黒沢たち来たからいろいろ話してこい(と言い安岡の背中をぽんと押した)」
北山陽一「うわ…ヤスも慟哭してる…。そんなに試験内容がアレだったとか?」
黒沢カオル「(ナレさん、可哀想に・・・)」
安岡優「ぼ・・・僕、・・・・・・・・だめだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!(泣)」
村上てつや「だぁぁぁ〜。るせぇ〜なぁ〜。んな事でピーピー泣くなっ!」
安岡優「だぁって〜〜〜・・・(涙)」
北山陽一「大丈夫。ヤスも落ちないって。(根拠ナシ。)」
村上てつや「みんなが初めから上手くできるわけじゃねぇよっ!な?酒井?」
酒井雄二「そうです。我々なんて、いまだに上手く出来ないんですよ。」
村上てつや「(そうなんだよな・・・)まあ、そういう事だから心配すんな。こんなんでそんな泣いてたら、受かったとしてもその先やってけねーぞ。だから泣くな。」
安岡優「う・・・うん・・・わかった・・・。(目を服の袖でこする)」
酒井雄二「それじゃあ、家に戻りますか。帰ったら、検査についていろいろ教えてくださいね?」
黒沢カオル「え〜、やだな〜・・・。村上さん(村上の袖を引っ張る)村上さんが酒井さんに教えてあげてください。あの状況を説明するのはちょっと・・・・・」
村上てつや「ダメだ。ちゃんと自分で説明しろ。もしくは、北山にでも頼め。」
黒沢カオル「そんな〜。北山さ〜ん、お願い、説明して〜。」
北山陽一「う〜ん・・・検査内容の説明だけでしたら、してもいいですけど・・・確かに、あの状況をすべてを説明するのはちょっと・・・」
酒井雄二「言いたくなかったら、言わなくてもいいですよ。でも検査の内容など、話せる部分だけでいいので、教えてください。」
北山陽一「わかりました。」
村上てつや「じゃあ、今度こそ帰るか。」
酒井雄二「そうですね。みなさん、ちゃんとついてきて下さいよ。」
ナレーション「そして5人は家へと帰っていった。(ちなみに今回は酒井さんの家に集まっています)」
村上てつや「じゃ一曲やるか!何がいい?」
黒沢カオル「う〜ん侍ゴスペラーズ!(なんとなく)」
北山陽一「FRENZYがいいかな。」
酒井雄二「…あの、一体何が行われようとしてるんでしょうか…?仕事でもないのに歌うとはこれいかに。…曲かけようってんですかね。」
村上てつや「じゃ〜あいだとってカレンダー!」
安岡優「何気に間取られてないしね。…ふぅ。あのさ。黒沢さんと北山さんの方はどうだったの?講習を受けるまでには至りそう?」
黒沢カオル「う〜・・・分かんないけど、僕達は自分たちが死んだ所に連れられていったんだ。それで、「自分たちで自分たちの魂をとれ!」って言われたんだ。僕も北山さんも上手くとれたんだよ、ねっ?(嬉しそうに北山の方を向く)←内容をかいつまみすぎている」
村上てつや「微妙なところで八月の鯨・・・」
酒井雄二「(村上の話を聴かず)>そうですか。…もともと、あの試験はですね。自分が死んだ事を心身共に自覚してるかどうか、調べる為のものなんです。事故から自らを救ったり、魂を導かなかったり…あまつ、あの池は元々下界と繋がってますからね。真理嬢が飛び込もうとするのを止められるか、とか」
北山陽一「でもあのリストをもらった時は本当に面食らいましたよ。同姓同名の人がいるのかと思いましたもん。丁寧に顔写真までついて考える余地はありませんでしたが。」
黒沢カオル「うんうん。お腹すいたねぇ(相変わらず天然炸裂)」
安岡優「ねえねえ、魂って簡単に取れるの? 取った魂はどうしたの?」
村上てつや「みんながムシする・・・(泣)」
黒沢カオル「お腹すいたぁ!!(駄々っ子)」
村上てつや「自分でなんか作れよ!」
北山陽一「村上さん・・・・みんなに無視されたからって怒らないでくださいよ。」
村上てつや「別に怒ってなんかっ・・・!! ・・・いや、いい・・・ちょっと外の空気吸ってくるわ。(そう言って外に出て行く)」
黒沢カオル「じゃあお腹空いたし台所に行ってこよっと(といって村上の後についていく)」
村上てつや「(呟くように)…逆ギレなんかして…大人気ねぇな、俺…。そういえば…アイツにもよく言われたな、大人気ないって…。」
黒沢カオル「(村上の後ろからひょっこり出てきて)アイツって、村上さんの彼女?」
村上てつや「うわっ!!黒沢!びっくりした〜・・・。」
黒沢カオル「ねえ、ねえ、どうなの?」
村上てつや「あ・・・うん・・・。お前らの検査見てたら、あいつの事思い出しちゃって・・・。(寂しそうに)」
黒沢カオル「そっかぁ〜…」
村上てつや「ま、もういいんだけどな。お前は早くなにか作ってこい!!」
黒沢カオル「は〜い」
村上てつや「(俺もなんか腹減った・・・。)黒沢ぁ〜!なんか作って〜・・・俺にも。」
黒沢カオル「自分だってお腹すいてんじゃん(笑)」
(管理人ミスにより、過去ログ一部消失)
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