-ゴスドラマ過去ログ:9601-9700-
村上てつや「普通そういうもんだ。お前がどっかおかしいんだよ。」
酒井雄二「ちなみに、3人の検査の結果を最初に聞くのは私達なんですよ。」
黒沢カオル「え・・・?それどういう事?自分達で合格かどうか見に行くんじゃないの?(どうやら村上の言ってたことは、聞こえてなかったらしい・・・)」
酒井雄二「ちがいます。検査官の方・・・ヤスなら小林さんか竹内さん、黒沢と北山なら平見さんか田辺さんになるかな?そちらから私とてつに結果を通達に来て、それをあなた方に報告するんです。」
村上てつや「結構きついんだよな〜、この役目。とくに不合格だった場合は・・・。落ち込むの目に見えてるから、言いにくいし、言いたくなくなるし。」
安岡優「・・・・・・。」
酒井雄二「まぁ、俺達が『やるせない』表情とかしてたら察しといて下さい。でも、フェイントやるかもしれないので、そこんとこは見極めていただければ。」
北山陽一「もちろんです。ぼくはその道のプロですから。(と、意味の分からない発言をする北山であった。)」
村上てつや「早けりゃ昼過ぎには来るだろ。」
黒沢カオル「頼むよてっちゃん、なんとかしてよ。」
村上てつや「なんとかってそれはムリだろ」
安岡優「う〜、胃がきりきりしてきた・・」
北山陽一「大丈夫だよ、黒ポン。僕達はやれたんだし。大騒ぎしたけどね。ヤスも大丈夫(ニコッ)」
黒沢カオル「だよね。今悩んだって結果には関係ないんだし。」
村上てつや「まっ」
酒井雄二「そ」
村上てつや「さ〜片づけるか〜。」
安岡優「おとなしく結果を待ってるのか・・・。これも結構つらいな。」
ゴスペラーズ「そうだねぇ〜」
ト書き「そして、昼過ぎ・・・。」
安岡優「まだかな〜・・・・・」
北山陽一「ヤス、少しは落ち着いたらどうです?もうすぐ村上さんと酒井さんが結果を聞いて帰ってくるんですから・・・。さっ、お茶でも飲んで♪(熱い日本茶を差し出す)」
安岡優「おお!日本の心!(笑)なんかさ、日本茶って落ち着くね。…ありがとう、北山さん。ズズズ…>飲んでいる。」
黒沢カオル「黒沢さんもお茶どうですか?」
北山陽一「僕のセリフとらないでくださいよ。もう。」
黒沢カオル「ごめんごめん♪悪気は無かったんだよぉ」
北山陽一「はぁ。…でも。元々『食べられる物が限られてる』とか言われた割に、結構酒井さんも村上さんも食料隠し持ってますよね。…やっぱり下の方に行った時とか購入して持ってくるのかな…」
村上てつや「それはないしょだ。(突然北山の背後から現れる)」
安岡優「のぅわぁっ!」
黒沢カオル「びっくりした・・・。いきなり背後から現れないでください。」
村上てつや「わりいわりい。それより、結果がわかったぞ。」
北山陽一「え!?(そんなあっさりと・・・)」
黒沢カオル「どうだったんですか〜!?」
安岡優「そうだよ〜!」
村上てつや「俺は黒沢と北山だけな?で、2人は合格合格。」
黒沢カオル「やぁったぁぁぁぁぁぁぁぁあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
安岡優「え〜っっっっ!ということは?」
村上てつや「あ〜、安岡の結果を知ってるのは酒井だ。」
酒井雄二「ただいま戻りましたぁ!!安岡ぁ!でてこぉ〜い!!」
安岡優「さ〜か〜い〜さ〜ん!!僕どうだった?不合格だった?合格だった?酒井さんどっちなの?!」
酒井雄二「安岡・・・・(やるせない顔)俺は、お前ともうちょっと一緒にいないといけないらしい・・・・。ちなみに案内人としてな。ということで合格ですよ!!おめでとう!(にこにこ)」
安岡優「ほんと?!やっったぁぁぁーーー!!!」
ト書き「安岡は、100万ドルの笑顔(←死語)を浮かべて酒井に抱きついた。」
酒井雄二「くるしぃ・・・・はなせA!(といいつつ嬉しい酒井)」
黒沢カオル「やったね、北山さん!!おめでとう、やす!!」
安岡優「よかった。3人とも合格したね★」
北山陽一「一安心・・・ですね。ホントによかった。」
ト書き「と言って、よほど安心したのか眠りにつく北山。」
黒沢カオル「ほっとしたらお腹すいた〜。酒井さん、何か食べるもの無いですかぁ?」
酒井雄二「おにぎりを食おう!黒沢、作ってくれ!」
黒沢カオル「まかせとけ〜〜〜〜!!!!!(がっしゃ〜ん)」
ゴスペラーズ「あああ〜〜〜〜〜〜〜!!」
黒沢カオル「えへへ・・・・すいません・・・・今度は、大丈夫ですから♪・・」
安岡優「だ、大丈夫かな?黒ぽん・・・・」
酒井雄二「(心配だなぁ・・・)俺も手伝います」
村上てつや「北山、北山、起きろ!おにぎり食うか?」
北山陽一「あ〜はい・・・食べます・・・・。(といってまた寝ようとする)」
村上てつや「おら〜!!起きろ!全部酒井が食っちまうぞ〜」
北山陽一「わかって・・・ます・・・けど・・・もうだめ・・・(眠りについてしまった)」
安岡優「あ〜あ、北山さん寝ちゃった。そんなに疲れてたのかな?」
村上てつや「そんだけ緊張してたって事なんじゃねえの。北山は、そういう事に人一倍敏感だしな。(クスっと笑う)」
北山陽一「ZZzzz・・・・・(くったくのない寝顔)」
安岡優「(寝ている北山をじっと見て)かわいい寝顔。起こすのがもったいない気がするよ。(少し小さい声で)ぐっすり寝てるみたいだし、このまましばらく寝かせといてあげよ。ね?(村上に同意を求める)」
村上てつや「そうだな。それじゃ俺等は、おにぎり作るの手伝ってくるか。行くぞ、安岡。」
安岡優「はいは〜い♪」
ト書き「2人は黒沢、酒井のいる台所へと向かった。」
村上てつや「酒井〜、なんか手伝うことあるか〜?」
酒井雄二「おにぎりの方はそろそろ出来あがりますから、お皿出しておいてください。」
黒沢カオル「あれ?北山がいない・・・。ねえ、北山は?」
安岡優「リビングでぐっすり寝てる。だいぶお疲れみたいだから、そのまま寝かせといてあげてるの。・・・・・それよりもさあ、このお話って僕等が成長していくのをコメディっぽくやるって話だったじゃん。もう検査にも合格したことだしさ、そろそろ新しい話に移らない?」
黒沢カオル「うん、ちょっとあきたしね。」
北山陽一「じゃあ次は、どんなのにするの〜?」
村上てつや「お前いつ起きたんだよ!!」
黒沢カオル「まぁ、落ち着いて・・・。で、どうする?なんか意見ある人いる?」
安岡優「思い付くネタって今までにやったことあるやつばっかりだしな〜。どうしようか・・・。」
酒井雄二「実際にありそうな話と、完全なフィクションのどっちがいいかな。どう思う?(と言って4人の方を見る)」
ゴスペラーズ「う〜ん・・・。(酒井さん以外)」
北山陽一「完全なフィクションはちょっと怖いから、ありそうな話に少しフィクションを混ぜてみたりとか。でもそれじゃわかんなくなるかなぁ?」
黒沢カオル「また誰か一人が出張っちゃうと嫌だから・・・とにかく、みんなが主役ぅ!!ってやつがいいなぁ」
安岡優「それって逆に難しいと思うな・・・。ねえねえ、あまり絡んだことの無い2人を話の中心人物にして、物語を作るのは・・・無理?」
北山陽一「それは書き手さん次第だからね〜・・・。でも、ヤスのその考え方は良いかもしれない。いつも年長2人の絡みが多いし・・・たまには、絡みの少ない2人中心の話し作ってみても良いんじゃないかな?」
酒井雄二「そうなると、まず、比較的絡みの多い黒沢さんと村上さんの2人を中心っていうのはダメですね。あと絡みが多い、もしくは絡みが少ない2人といえば・・・」
村上てつや「お前と(酒井)黒沢。(2人に指さしながら)・・・とかな。変か?やっぱ」
北山陽一「いや変じゃないけど前にやったことあるじゃない?酒井さんとヤスってやったことないでしょ?!だからその2人にしたらどうかな?!」
黒沢カオル「酒井が北山と、ウエディングドレスの(強調)ヤスを取り合いしてたじゃない?あれははいんないの?あの花嫁争奪戦みたいなの」
酒井雄二「あれ、我輩は最初は遊び半分だったのに北山が本当に怒りはじめちゃって、我輩も怒ってしまったというあの話ですね??あの話は早く忘れたいです・・・。」
安岡優「えぇ〜、でも楽しかったじゃん!また酒井さんとってのも悪くないんだけどな♪(上目で100万ドルの笑顔を酒井に向ける)」
村上てつや「お?なんかさっそくやってんなー。酒井はこの安岡の得意技に勝てんのかぁ!?」
北山陽一「勝てそうもないので、そのままこの2人」
黒沢カオル「こーのままぁ世界のぉ〜はーてぇ〜♪って事で、ストーリーどうする?」
安岡優「刑事ものー」
北山陽一「刑事もので2人が絡むって・・・うーん。また、誰かが人質になっちゃったら昔の話とかぶりますよ?」
酒井雄二「人質にならなければいいんじゃないんですか?とにかく、誰かが狙われないと刑事ものって話し進まないし」
村上てつや「人質なぁ……あ、竹内にやらせりゃいいんじゃねーの?」
安岡優「仮に竹内を人質にしたとしてもぉ、誰が救いに・・・っていうか助けにいくの?」
ゴスペラーズ「・・・。」
北山陽一「そうだなぁ・・・竹内を悪役にして、ゴスペラーズ自体を組織か何かに狙わせて、その数々の事件の中で2人を絡ませちゃうなんてのはどうでしょう」
黒沢カオル「が」
ゴスペラーズ「黒沢以外>ついにボケたか、この男は・・・・。」
黒沢カオル「あ・・・「竹内が悪役かぁ、いいんじゃない?」って言いたかったのー。(手足をバタバタさせながら・・・)」
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