-ゴスドラマ過去ログ:9801-10000-
(ログ一部消失)
酒井雄二「もちろん菓子パンですっっ!!!」
安岡優「ちなみに僕はウニね〜!!」
村上てつや「わ〜ったよ、な、北山?」
北山陽一「しょうがないですね、お金は村上さん持ちですよ。」
村上てつや「うーん・・・(しばらく考える)ま、いっか。んじゃ、決まりだな。」
北山陽一「それじゃあ皆さん、よろしくお願いします。」
村上てつや「っ?!シッ!!(人差し指を口にあて、音をたてないように机の下をのぞきこんだ)」
北山陽一「(小声で)どうしたんですか?村上さん」
黒沢カオル「カレ〜♪カレ〜♪(←ハイトーンで鼻歌気味)」
安岡優「く、黒ポン・・?」
黒沢カオル「ん〜?何?ヤス。(でも気持ちはやっぱり、カレー!)」
村上てつや「なっなんだ!?(ニャァ〜)ネッネコぉ!?」
酒井雄二「な、なんですと?ネコ!?」
ナレーション「そう言うが早いか、酒井氏はあっという間に他メンバーをかきわけ、村上氏を押しのけ、机の下のネコくんを確認した。」
酒井雄二「だ、誰がこんな所に猫をおいていったのだ!!許せん!!」
黒沢カオル「あ!ホントだ!ヤスいつの間に、こんなカワイイ猫飼ってたの〜!!」
北山陽一「って、いきなりぼけないで下さいよ・・・こんな所で飼えるわけないじゃないですか。それより何でこんな所に猫なんですか?」
酒井雄二「お〜♪(猫とたわむれている)」
安岡優「・・・・・。だってさ・・・・・・・・。」
酒井雄二「ヤス、この猫ちゃんには悪いが、ここからでていってもらわないとな・・・。誰か飼える人を探しましょうか(やるせない顔)」
安岡優「え〜〜〜〜〜〜〜〜っ、嫌だよ・・・・・・〔涙〕」
北山陽一「ふぅー・・・(ちょっと考えた顔をして)わかりました。今は仕事が忙しいし、飼える人を探す時間も無い。かと言って捨てるなんてかわいそすぎる。っと言う事で、僕が飼いますよ。そうすればヤスも寂しくないし、猫も捨てなくて仕事もスムーズに行くでしょう。飼う人探すよりは。」
安岡優「北山さん・・・(うるうる目で)」
村上てつや「決まり決まり。その猫はとりあえずそこに置いといて、さっさと調べ物するぞ。」
ゴスペラーズ「オー!!」
ナレーション「ちょっと事件があったが、5人は調べ物を開始した。その頃、街で村上と北山の様子を見ていたブラックは、組織に戻りボスの竹内に報告をしていた。」
マネージャー竹内「ブラック、「カプセル」は見つかったのか?」
ゴスペラーズブラック「それが・・・警察の奴等に先を越されまして・・・」
マネージャー竹内「向こうの手に渡ったって事か・・・それがどういう事か、わかっているよな?ブラック。」
ゴスペラーズブラック「スイマセン!!・・・でもそのかわり、我々が長い間探していたあの「青いカプセル」のありかがわかったんです。」
マネージャー竹内「なに?あの「青いカプセル」が!?それで、どこにあったんだ!!?」
ゴスペラーズブラック「はい。刑事の1人で、北山って奴がネックレスにして持ってました。「赤いカプセル」の方は、そいつの相方で村上って奴です。」
マネージャー竹内「そうか・・・あいつ等か・・・。これも何かの縁だな・・・。ブラック!すぐにそいつ等からカプセルを奪って来い!!組員何人連れてってもいい!今日中にだ!!」
ゴスペラーズブラック「はい!わかりました!!(その場からいなくなる)」
マネージャー竹内「北山・・・あの女の子供か・・・。まさか、子供に盗んだ「青いカプセル」を託していたとはな・・・。そいつが村上と組んでるのか・・・。ククク・・・村上、あのときの借りを返す時が来たようだぞ・・・。覚悟していろよ・・・。」
ナレーション「どうやらこの事件、北山の母親と関係があるようだ。しかも竹内は、過去、村上と接触があったらしい。そんな事とはつゆ知らず、5人は調べ物を進めていた。ブラック達が近付いて来てるとも知らずに・・・。」
黒沢カオル「最近さぁ〜・・・・春なのにみんな半袖着てるよね・・・。(すっごい違う話してる)ってそれは置いておいて!調べものしなきゃね!」
村上てつや「当たり前だ!」
北山陽一「しかも黒沢さん、半袖って・・・。」
黒沢カオル「・・・(新しい服が欲しいなぁ)・・・北山は半袖着てる人見てない?」
北山陽一「見ますけどぉ。って仕事してくださいよー。」
黒沢カオル「はぁ〜い」
酒井雄二「黒沢さん、実はあなた、お腹がすいてるんじゃないですか?」
黒沢カオル「そんな事ないよぉ〜。」
ト書き「お腹すいてるんじゃなくて眠いだけ。」
黒沢カオル「ピンポンピンポ〜ン♪大正解。俺とト書きの心は通じ合っている。そう、まるで酒井とナレのように…(ミュージカル風)」
ナレーション「ありがとうっ!黒沢さんっ!(感激)・・・酒井さんと私の心は通じ合ってますよねっ!?」
酒井雄二「んなこったない!」
ナレーション「あっ・・・そんなにさっくりと切らなくても(涙)・・・でも私はそんな酒井さんが・・・」
村上てつや「うるせぇ!さっさと仕事しろ!ったく何の為に呼んだと思ってんだ(怒)ナレーション邪魔だ、どけ!!」
北山陽一「ホラホラ、黒ポンも雄二も大人しく仕事しましょう!貴方達を信頼してるからこそこの仕事任せたんですから。っところでヤスはどこに?」
安岡優「ミャ〜。あはっ!(←猫とあそんでいる)」
村上てつや「っコノヤロー!!人の話聞けぇ!!仕事しろって言ってんだろうがぁ(怒)」
黒沢カオル「だめだよ怒っちゃ!ヤスだって猫が寂しがらないようにって思って遊んでやってるんだろうしぃ。」
酒井雄二「猫ってホントはすごい寂しがりやなんだよな。ヤスそっくりだ(笑顔)」
北山陽一「では、猫くんの事はヤスに任せて!我々は仕事に戻りましょうか。いいですよね、村上さん?」
ト書き「北山は村上の肩に手を置いて笑顔でそう言った」
村上てつや「(北山の手を振り払いながら)わーったよ、ちゃんと可愛がれ!あ、その変わりウニはなしな(ニヤリ)」
安岡優「えぇぇぇぇーーー!!!しっ仕事しますぅ〜。ネコくん、また後でね。黒ポンに遊んでもらいな。ハイ、黒ポン(黒沢にネコを渡す)」
黒沢カオル「ちょっちょっと、俺に渡さないでよー!!(ネコを近くにおいて)ちょっとの間おとなしくしててね。」
酒井雄二「なんなんですか、二人して!せっかく見直してたのに・・・これじゃあネコ君があまりにもカワイソすぎる・・・(くっっと言いながらネコを抱きしめる)」
ナレーション「そうですよねえ(と酒井さんの肩を叩く)」
村上てつや「ナレーション、いちいち出てくんな!!!」
北山陽一「しっ!!ちょっと静かにして下さい!(自分の口に人差し指を当てて真顔で辺りをうかがい始める)」
村上てつや「な、なんだよ、急に。(真面目な北山さんに驚いている様子)」
北山陽一「いや・・・今物音の様な声の様なのが聞こえた気がしたもので・・・」
村上てつや「もしかしてさっきのやつらか?(辺りをうかがいながら北山に問いかける)」
黒沢カオル「?・・・・・・・・あ!!(同じく辺りをうかがっていた黒沢が大きな声で叫んだ)」
安岡優「うっわあびっくりしたぁ!!急に大きい声出さな・・・い?」
ト書き「怒ろうとした安岡は、黒沢の視線を追ってある一人の女の子を見つけた。4・5歳のおとなしそうな女の子だ」
村上てつや「はぁ!?なんでこんなとこにちっちぇえガキがいんだよ!!もしかしておまえらの中に隠し子いるヤツいんのかぁ!?」
酒井雄二「いるわけないでしょ!どっからどー見てもま・よ・い・ご!ところでキミどこから来たの?(ありきたりな質問を笑顔でする)」
北山陽一「(この女の子といい、猫といい、何かおかしいぞ。もしかして・・・犯人が俺たちを探ろうとしてんのか・・・?)」
村上てつや「(小声で)なぁ北山、あの子供ほんとに迷子か…?なんかひっかかるんだよ。」
北山陽一「俺もそう感じてた・・・」
佐々木真里「おにいちゃんたち・・・だれ?」
黒沢カオル「なんかお腹すいてきただろみんな?なんか作るよ☆」
安岡優「僕らはねぇ、警察のお兄ちゃんたちだよぉ。君の名前は??(にこにこ)」
佐々木真里「真里!(かわいい笑顔)」
安岡優「真里ちゃんて名前なんだぁ〜。」
佐々木真里「うん☆ねぇねぇ、お兄ちゃんの名前はなぁに?」
安岡優「僕の名前は安岡っていうんだよ。ところで、真里ちゃんはどうしてここにいるのかなぁ〜?」
佐々木真里「カプセルを奪うため☆」
村上てつや「!!みんな!その子供から離れろ!!」
ナレーション「安岡は村上の言葉に驚き、すぐさま真里から離れた。」
村上てつや「お前、ただの子供じゃないな・・・。誰に言われてココに来た!答えろ!!(真里に拳銃を向ける)」
ゴスペラーズブラック「子供にいきなり拳銃を向けるなんてかわいそうですよ、村上さん。(真里の後ろから出てくる)どうもはじめまして。グラシアスから来ました、ブラックと言います。あなたなら俺の事知ってますよね?村上さん。」
安岡優「コイツ誰なの!?村上さん!」
村上てつや「・・・(睨みつけるようにブラックを見る)」
ゴスペラーズブラック「そんな顔して見ないでくださいよ。あなたの友達の部下なんですよ、俺は。」
村上てつや「あいつを俺の友達だなんて言うな!!あんな奴はもう友達でも何でもない!ただの犯罪者だ!!」
ゴスペラーズブラック「・・・まあいいでしょう。ボスは、「いつか借りを返す」と言ってましたので、あなたを倒すのだけはやめます。でも、その「赤いカプセル」は我々のなので返していただきますよ。」
村上てつや「・・・やっぱり、このカプセルはお前らのだったんだな。殺した奴らも、組織の裏切り者ってとこだろう。」
ゴスペラーズブラック「ええ、そうですよ。その「赤いカプセル」を盗み出したんで、殺したんです。ちなみにそちらの・・・北山さんって言いましたっけ?あなたが持っているその「青いカプセル」も我々の物なので、返していただきたい。」
北山陽一「え・・・?これですか・・・?」
ゴスペラーズブラック「そう。それは、ある女が我々の組織から盗み出したものでね。もう何年も探してたんですよ。カプセルは2つそろってないと意味がないんで・・・。」
北山陽一「まさか・・・その女って・・・母さん・・・?(表情が厳しくなる)お前、母さんを殺したのか!?」
ゴスペラーズブラック「さあ・・・?名前までは知らないなぁ・・・(笑)下のほうの人間はいちいちチェックしてないもんでね・・・。」
村上てつや「北山・・・挑発してるだけだ・・・。熱くなるなよ・・・。(ブラックを睨み手をつよく握り締める)」
ゴスペラーズブラック「おとなしく渡していただきたい・・・。この子供の血を浴びたくなければね・・・。敵とはいえ子供を見殺しにしますか?目的のためなら私は手段を選びませんよ・・・。」
北山陽一「おい。その子は、関係ないはずだ!!放せ!!」
ゴスペラーズブラック「じゃあ早くカプセルを渡せよ」
佐々木真里「っく・・・おにぃ・・ぢゃんたぢ・・・ごめ゛ん・な゛ざい・・(泣)」
村上てつや「お前ら卑怯だぞ!!」
黒沢カオル「そうだ!卑怯だぁ!バーカバーカ!(あっかんべぇ〜)」
安岡優「黒ぽん・・・(呆)」
北山陽一「・・渡せばいいのか・・・?」
村上てつや「ダメだ、北山!カプセルは渡すな!!」
安岡優「(ヒソヒソ声で)良い考えが!こんなのはどう・・・?」
黒沢カオル「えっ?なになに〜?」
[TOP|NEXT|BACK]