-ゴスドラマ過去ログ:10001-10100- |
北山陽一「僕にも教えて下さいよ。」 酒井雄二「「(ヒソヒソ声)オレがあいつらの死角に回るから、その間にテツとヤスが・・・」」 安岡優「そうそう。簡単に見られて敵に動きを読まれやすいけれど実は結構使える古い定石作戦だよっ!!」 黒沢カオル「ねえ。あの女の子ってさあ・・・・・・」 ゴスペラーズブラック「そこっ!!何、話してるんだ!!オレの台詞が無くなるだろ!!あっソレトモ、この子が死んでもイイって事か?」 北山陽一「「だからちょっと待ってくださいよ!今僕が先に聞きますから。」」 黒沢カオル「え・・・あ、ごめん・・・。(シュン)」 安岡優「落ち込まないでよ。黒ポン!」 黒沢カオル「うん・・・ごめん」 北山陽一「黒ぽんも一緒に聞きましょう。で、酒井さん話の続きをお願いします。」 酒井雄二「えーっと」 ゴスペラーズブラック「くぁー!!!(怒)お前らなめてるな?!もうこうなったら強制的に任務を遂げるぞ!!覚悟しやがれってんだ!」 酒井雄二「(っ!!俺が話し終わってないのに!)なに?!まずいぞ!とりあえず北山はカプセルを守りきれな!俺らはあの子を助けないと・・!!」 佐々木真里「o///」 村上てつや「よっしゃ!!行くぞ!!!!!!!!」 効果音「ドンガラガッシャーン!!!!」 安岡優「黒ポン大丈夫?!(そんなとこでこけるなんて、さすが・・・・)はやく!北山さんをガードしながら外にでないと・・・!!」 黒沢カオル「うぅ〜〜〜(;−;)いーたーいー!(泣)」 安岡優「あーあ!はやく!はやく!後でバンソウコウはってあげるから!」 黒沢カオル「バンソウコウだらけになりそ・・・・。」 安岡優「ほらほら、バンソウコウより包帯のほうがいい??」 北山陽一「そこ!モタモタしないっ!!」 安岡優「はぁ〜〜い!(バンソウコウをはっている黒沢に)黒ポンも、ほら行くよ。」 黒沢カオル「う、うん!!(いたいぃ・・・・。)」 安岡優「はにゃあ・・・大丈夫かなあ・・・。」 ゴスペラーズブラック「こら、待てーーぃ!(北山を追う)」 北山陽一「待てって言われて、待ってたら話しが終わっちゃうでしょうが!」 黒沢カオル「いたいよぉぉぉっぉ〜〜〜くぅ〜〜〜(頑張ってついていってます。)」 ナレーション「北山、安岡、黒沢がゴスペラーズブラックから逃げてる間、村上、酒井組はというと・・」 村上てつや「おい、ちび大丈夫か?しっかりしろよ。」 佐々木真里「う、うん・・・大丈夫。お兄ちゃん達大丈夫かなぁ・・・。」 酒井雄二「大丈夫ですよ、心配はいりません。」 村上てつや「そうだな・・・。ちょっと黒沢が心配だけど・・・。」 酒井雄二「確かに・・・・・」 佐々木真里「黒沢さん・・・?あの人黒沢さんって言う名前なの?したの名前は?」 村上てつや「黒沢の名前?薫だよ、黒沢薫。」 佐々木真里「うそ・・・・・・・・もしかして!・・・・・・・」 村上てつや「もしかして何だ?」 佐々木真里「(ぼそっと)お・・お兄ちゃん・・・。私のお兄ちゃんだ・・・。」 村上てつや「はぁ!?・・・・黒沢が?・・・・あいつそんな事言ってたっけ?(酒井を見て)」 酒井雄二「いや、何も聞いてないと思い・・・(首を傾げるが、思い出したように)あ!そういえば、いつか言っていた気が・・・。」 村上てつや「マジかよ!!黒沢も見たら思いだせってんだよ!さすが天然だ・・・。はっ!今はそれよりここからでないと・・・!」 酒井雄二「ええ、そうでした!行きますよ?チビちゃん!」 佐々木真里「あ、うん!」 黒沢カオル「わぁぁぁ!!撃たないでぇぇ!!こーわーいー!!!!(泣)あっ!そういえばさっきの子、妹だったようなきがするんだけどぉお!!!」 安岡優「そんなことはどうでもいいから早く逃げようよぉ〜〜!!・・・ってなに!?妹!?」 黒沢カオル「そうなんだよね〜。どこかで見たよ〜なと思って考えたら思い出したんだよね〜。えへへ〜。(天然炸裂)」 北山陽一「(妹にしては、年離れてないか?さっきの子いくつ?)」 安岡優「たぶん今俺北山と同じ事考えてる。」 北山陽一「やっぱり?そりゃそうか・・・。」 安岡優「でも今は早く逃げ切らなきゃ!!黒ぽ〜ん!!ついてきてる〜?」 黒沢カオル「何とか〜!!でも、このままじゃ、らちがあかないからどうにかしなきゃ!」 北山陽一「二人とも、こっちです!」 安岡優「抜け道!!黒ぽんっ早く〜!」 黒沢カオル「わ〜っ!!待って!待ってぇ〜〜!!」 ゴスペラーズブラック「(3人を見失う)ちくしょう!!あいつら、どこ行きやがった!(しばし考え込む)ちっ・・・しかたない、一度戻るか・・・。(そう言ってアジトの方に歩いていった)」 北山陽一「どうやらうまくまけたようですね・・・。黒沢さん、ヤス、戻りますよ。村上さんと雄二も待ってるだろうし・・・。」 安岡優「そうだね。カプセル2つとも守れたんだし・・・これでもう安心だ。早く戻ろう。」 ト書き「3人は足早にその場所を去り、村上、酒井と合流した。」 黒沢カオル「お〜い!てっちゃ〜ん!酒井〜!」 酒井雄二「3人とも無事でしたか。よかった。」 佐々木真里「(黒沢を見つけて)お・・お兄ちゃん・・・おにいちゃ〜んっっ!!(と言って黒沢に抱きついた)」 黒沢カオル「真理っ!!ごめん、すぐにわからなくて。ケガはなかった?」 村上てつや「誰、こいつ? 見たことねーぞ。」 安岡優「黒ぽんの妹なんだってさ。」 黒沢カオル「かわいいでしょ?」 酒井雄二「うそ…。マジで黒沢さんの妹なんですか?」 黒沢カオル「(酒井の質問に頷いて)真里、大丈夫?」 佐々木真里「えーん・・・・怖かったよぉ・・。」 安岡優「(不思議そうに)でも、なんで黒ポンの妹が関わってるの?」 村上てつや「そういやそうだな。まさか、あいつ等・・・。」 安岡優「何か分かるの??」 村上てつや「(首を振って)いや、いくらアイツでも、そこまでは・・・(しないと思いたいけど・・・)」 北山陽一「いや、ありえるんじゃないですか?(小声で)」 安岡優「なんのことだか、サッパリわかんないんだけど・・・。僕らにも説明してよ。さっきのヤツやアイツって誰?村上さんとどういう関係なの?」 村上てつや「さっきの奴はブラック。俺の親友だった奴の部下だ。で、あいつって言うのは、「グラシアス」って組織のボスの竹内の事。交通課でも名前ぐらいは知ってるだろ?」 酒井雄二「知ってます知ってます。警察のブラックリストにものってる組織ですよね。その組織のボスと村上さんとは何か接点が・・・?」 村上てつや「あいつ・・・竹内は俺の高校時代の親友だったんだ。正直、あいつが「グラシアス」のボスだって知った時、すっげぇショックだった。どこで道を間違えたんだか・・・。」 安岡優「そうだったんだ・・・。ねえ、北山さん。あいつらが狙ってるそのカプセル、一体何なの?」 北山陽一「さあ・・・全然知らない・・・・・」 黒沢カオル「何か聞いたりしてないの?こういう物だとか、こう使うとか・・・。」 北山陽一「一切なにも・・・(下を向き考える)そういえば・・・・・」 黒沢カオル「なに?何か思い出したの・・・?」 安岡優「なに思い出したの〜?北山さん?」 北山陽一「いえ、対した事じゃないんですけど・・・実は物心ついた時、僕を育ててくれた祖母に、これは何か聞いてみたことがあるんです。そしたら・・・」 ゴスペラーズ「(北山以外)そしたら・・・」 北山陽一「何にも知らないよ〜って返されちゃいました。」 効果音「ずるっ!!(全員がいっせいにこける)」 安岡優「北山さ〜ん、ここでそれは無いんじゃないのぉ〜。」 北山陽一「ごめんごめん。でも、本当に何も知らなかったみたいなんで。ただ、母さんが僕を預けにきた時、「このカプセルだけは誰にも渡さないで」って言われたというのは聞いた事があります。祖母によると、その時の母さんはだいぶ切羽つまってたと・・・。」 酒井雄二「なるほどね〜。たぶんその時、もうすでに組織から追われてたんでしょう。それでなんとか陽一だけは助けたいと思って祖母に託し、カプセルも奴等に渡しちゃまずいと思い一緒に・・・。」 安岡優「それが今になって・・・。たしか、村上さんが持ってるそれもあいつらのだったよね?」 村上てつや「ああ。あいつ等が裏切り者を殺したっていう現場で見つけたんだ。はっきり言って、とてつもなくヤバイぞ。さっきみたいに、どんな手を使ってでもこの2つのカプセルを奪いに来る。これからはどんな事があっても5人で行動するぞ。1人には絶対になるな。」 北山陽一「そうですね。とくに黒沢さん、真里ちゃんを絶対手放しちゃダメですよ。真里ちゃんもあんな怖い思いしたくなかったら、お兄ちゃんの言う事を聞いてくださいね。」 黒沢カオル「わかってるよ、北山。もう真里に、あんな怖い思いをさせたくないしね。(真里に向かって)真里、お兄ちゃん達の言う事ちゃんと聞いてね。もうあんな怖い思いはしたくないだろ?」 佐々木真里「え・・・・っ!う・・・うん・・・・・・。」 村上てつや「もし万が一の事が合ったら、俺達が守ってやるからな!」 佐々木真里「ありがとう。」 村上てつや「そうと決まったら、行くか?みんな!」 ゴスペラーズ「へーい!!」 |
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