-ゴスドラマ過去ログ：16501-16600-
黒沢カオル「閉鎖空間って…てつをどこかに閉じ込めるんですか？」
北山陽一「そういう考えがあがってただけです。・・・彼も、サトラレという事を除いたら普通の青年です。何もない、誰もいない所に閉じ込めるのは・・・・という事になり、今のところは大丈夫だろうという事で、このまま監視・保護を続ける事になりました。」
黒沢カオル「よかったぁ〜・・・・。」
北山陽一「でも・・・もし少しでも彼に気付いてるという兆候が見られたら、閉鎖空間へ連れて行かれるかもしれません。彼と離れたくなかったら、細心の注意を払って接してくださいね。」
黒沢カオル「あっ・・・・はいぃ・・・・・すみません、俺迷惑にめちゃめちゃかけてますよねぇ・・・・（しゅん）」
北山陽一「そんなに落ち込まないでください（微笑）・・・村上くんはあなただけには心を許しているようですね。」
酒井雄二「…今の所、黒沢君は、『観察眼の鋭さ』で村上君に認められてる部分もありますしね。」
安岡優「（なんだよ・・・みんなで村上のことばっかり！黒ぽんは俺とだって仲が良いんだから！もぉ・・・）」
黒沢カオル「とにかく、今俺にできることは心の声に反応しないっていうことですね。それ以外は別に今まで通り普通に接していきます。それでいいですか？」
酒井雄二「ええ、お願いします。（時計を見て）おっと・・・そろそろお昼休みが終わりますね。黒沢くん、安岡くん、・・・村上くんに関することで分からないこと、困ったことだあったらいつでも陽一や僕に言ってくださいね。」
黒沢カオル「はいっ！ありがとうございますっ！そっか〜がんばろう。あ、いけね。ヤス、行こう。」
安岡優「う、うん・・・（やはり納得のいかない顔）」
黒沢カオル「ヤス、どうかしたの？早く行こう。」
ナレーション「そのころ村上は、真里と一緒にいた。」
村上てつや「・・・・（何話したらいいんだろ・・・）（頭をかく）」
佐々木真里「・・・・・・＾＾；（村上の心の声に聞こえないふりをする）」
村上てつや「……（下手なこと言って真里ちゃんに嫌われるのはイヤだしなぁ。真里ちゃん少し被害妄想あるからな…）」
佐々木真里「（ちょっとむかっとして、表情が変わる）」
村上てつや「（あ、真里ちゃんの表情が変わった…早くなんかしゃべろって事かなぁ…？）あ、あのさぁ真里ちゃん。」
佐々木真里「・・・なに？（ちょっと怒っている）」
村上てつや「(げっ・・・なんか怒ってるぞ・・・）き、今日さぁ・・・ヒマ？？」
佐々木真里「・・・・・・（とくに用事はないんだけど、そう言ったら何かに誘われそうだし・・・・）・・・どうして？」
村上てつや「女の子って休みの日はどんなことやってんのかなぁと思って。（ヒマだったら俺と食事にでも行ってくれないかなぁ？）」
佐々木真里「（食事なんて行ったら近くの人全員に村上君の声が聞こえちゃうからなぁ・・・）休みの日は大学の友達と遊んだり勉強したりだよ・・・。」
村上てつや「そっかぁ〜・・・・（友達って男とかもいるのかなぁ・・・・・（落ち込み））」
ト書き「とその時、黒沢と安岡が慌てて教室に入ってきた。それに少し遅れて、酒井も教室に入ってくる。」
酒井雄二「お昼休みは終了！午後一発目の講義始めるぞ〜！」
村上てつや「（また黒沢にノートを見せてもらうとして・・・。昼からの講義は俺の睡眠タイム！あ〜ねむ・・・）」
黒沢カオル「てつ〜ねるなよ〜毎回毎回〜」
村上てつや「（午後一発目が英語かよぉ〜・・・）黒沢ぁ〜後でノートを見せてくれ。じゃ！・・・Zｚｚｚ・・・。」
黒沢カオル「はあ・・・・・・・・・・・・・」
酒井雄二「村上君！起きなさい、授業中ですよ！」
村上てつや「「は〜い　（少ししたら寝よっと・・）」」
安岡優「（っち！あ〜イライラする・・・。あんなやつ閉鎖空間でもどこでもいれろっつーの・・・）」
黒沢カオル「あ、ねぇねぇてつぅ〜真里ちゃんと２人っきりだったんでしょぉ？どうだったぁ？（興味津々）←寝るよりしゃべるほうが授業妨害・・・」
酒井雄二「黒沢君！どうせ喋るなら小声で喋りなさい！まわりのみんなに迷惑です！（←そういう問題か？）」
黒沢カオル「はぁ〜い、すいません。」
村上てつや「黒沢、しっかり勉強しろよ。（さてと、熟睡タ〜イム）…ｚｚｚｚｚ」
黒沢カオル「お前もちゃんとやれよっ！まったくぅ・・・ブツブツ・・・」
村上てつや「Zzz・・・（真里ちゃぁんvv）←夢」
酒井雄二「こらそこぅ！！村上寝るな！！寝るとおばさんパーマかけるぞぅ！！」
村上てつや「ｚｚｚｚ・・・（既に夢の中）」
黒沢カオル「てつ〜〜！！起きろってば！！も〜・・・（泣）」
安岡優「(どうしようもないね。ホントに。)」
一般人（男）「＞教授〜、今度床屋連れてきてかけて下さいよ〜。…法律に引っ掛かっちゃうけど。」
酒井雄二「え"！？寝てる間に本人の了承無しに髪型変えるとお縄？そりゃ〜出来ないなぁ〜。　ま、おいおい考えるとして、講議の方始めましょう。」
一般人（女）「先生最高に面白い〜！！！」
酒井雄二「あ、どーも・・・じゃなくって！ほらほら、村上君も起きて！黒沢君も静かに！授業聞いてくださいよ。」
ゴスペラーズ「黒澤・村上）は〜〜〜〜い。」
酒井雄二「よろしい！！」
黒沢カオル「ねーねーで、真里ちゃんどうだったんだよぉ〜！？（自分は小声のつもり）」
村上てつや「あ〜？あー・・・うるせーー（俺はもうダメなんだーー真里ちゃんに嫌われてるんだーーーーふえーーー！！・・・もういい寝る・・・）Ｚｚｚｚｚ．．．．．．」
黒沢カオル「おお？！てつ寝るなって！！」
村上てつや「む〜もぉうるせぇなぁ・・・。授業うけりゃいーんだろ？ったく・・・。」
黒沢カオル「うん！そうそう！・・・先生ちょっと神経でちゃってるね・・・（汗）」
酒井雄二「（まったく・・・本当に大丈夫なんですかねぇ、あの２人・・・。）」
ナレーション「この後寝るたびに黒沢に起こされるので、寝るのを諦めた村上。そのおかげで、なんとか何事もなく講義は終わりました。」
村上てつや「はあ〜終わった・・・。黒沢、アイスだろ？講義終わったし・・・帰ろうぜ。」
黒沢カオル「え？一緒に行ってくれんの？！わぁ〜い☆そんじゃ買いにいこ〜！！」
村上てつや「（・・・・アイスがそんなに嬉しいのか・・・？）お前いつも安岡と一緒にかえってんだろ？俺が一緒でいいわけ？」
黒沢カオル「うん！ヤス呼んでくるよ！（アイスもだけど約束覚えてくれてたほうが嬉しいのに・・・・」
村上てつや「そっか。…んじゃ、玄関で待ってるわ。」
ト書き「そのころ安岡を呼びに行った黒沢は……」
安岡優「僕は絶対に嫌だからね！黒ぽん！なんでアイツと一緒に帰らなきゃいけないんだよっ！どうして？いつも２人で帰ってたのに！」
黒沢カオル「たまにはいいじゃない。ね、行こう？」
安岡優「サトラレと一緒になんて、僕絶対反対だよ。帰りたいんなら黒ぽん１人であいつと帰りな。じゃあね。（黒沢の横を通り過ぎ、早足でその場を去る）」
黒沢カオル「（安岡を追いかけて）やすぅ〜待ってよぉ・・・はぁはぁ・・・（追いついて）ねぇ・・・ねぇ・・・一緒にアイスを食べに行こう（＾＾）（にこにこ）」
安岡優「（にこにこ顔の黒沢を見て）・・・分かったよ・・・今日だけだよっ！明日からは２人で帰ろうねっ！」
黒沢カオル「わかったよぉ。だから早く行こ！ねっ！」
ト書き「安岡と黒沢は、玄関についた。」
黒沢カオル「てつ、お待たせ！ヤスも連れてきたよ〜、皆でアイス食べに行こう(^_^)」
村上てつや「おせぇ〜よ〜。」
黒沢カオル「ごめんごめん！で、どこの店で食べる？」
村上てつや「うまけりゃ、どこでもいいっしょ。」
安岡優「この間、黒ぽんに連れてってもらったとこは？」
黒沢カオル「あそこは安いけど量が多くてお徳なんだ♪ここから結構近いし。そこでいいかな、てっちゃん？」
村上てつや「いいけど？」
黒沢カオル「じゃあ、そこで。今日は何味にしようかな〜？（ルンルン）」
村上てつや「（のりのりだなあ・・・）」
安岡優「・・・・（なんでこいつと一緒に帰んなきゃいけないんだよ・・むかつく）」
黒沢カオル「（安岡がいらだっているのを見て）ねぇ〜ヤスは何味にする？俺は・・・チョコにしようかな♪（にこにこ）」
安岡優「……じゃあ俺は黒ぽんと同じやつでいいよ。」
村上てつや「黒沢のおごり決定だしな、なに食おうかなぁ〜〜（んだよ、こいつ・・・俺と一緒にいたくねーなら、いなきゃいいじゃねーかよ。）」
安岡優「…黒ポンっ、僕！チョコとエスプレッソ、だぶる！トッピングにナッツ。」
北山陽一「あ!!　みんなで何してるのかい??（偶然にも北山さん登場!!）」
村上てつや「んだよ・・・・学生の輪の中に入ってくんなよな。（こいつにとっちゃ俺が邪魔者なんだろうしな・・・いつもは２人で帰ってるわけだし・・・）じゃ、変なの来たから俺は帰るわ。」
黒沢カオル「えっ？(北山さん慌ててたんだろうな…文法変だし)…せっかく俺が奢るって言ってンだし、それにさぁ、ここのバニラ、ちゃんとバニラビーンズ使ってて、すっげー美味しいんだよ？食う価値激有りだって！」
村上てつや「わあーったよ・・・食えばいいんだろ！？（こうなったらとことん食ってやるからなっ！）」
黒沢カオル「どお？？美味しいでしょ？？」
村上てつや「あーうまい。たしかに（・・・・はぁ・・嫌われてるってわかってんのに、なんでついてきたかなー・・・・）」
安岡優「・・・・・・・・・（んだよ、めちゃめちゃ俺悪者じゃんか・・・「俺が邪魔者なんだ」とか考えさせたの俺なわけじゃん？・・・くっそぉ・・むかつく・・・・・・・でも黒ポン、文法変じゃなくない？）」
黒沢カオル「ヤス。...。ゴメンね・・・・・・・・(小声）」
村上てつや「っと、ごっそさん。俺、寄る場所あるから。お先にしんづれぇ。(敬礼)」
黒沢カオル「バイバーイ♪」
北山陽一「（村上がいなくなったのを見て）ふぅ〜・・・安岡君、嫌いだって気持ちもわからなくはないですけど、あからさまにそういう雰囲気を出すのはやめてください。」
安岡優「…あの。北山さんから見た、あいつって。どうなんですか？『サトラレ』としてじゃなくて。村上自身。」
北山陽一「「サトラレ」としてじゃなくですか・・・・・・難しいですねぇ・・・・・普通の大学生かなぁ。ちょっと自分勝手。」
安岡優「ああ〜分かる気がするよ。でも結構イヤそうにしながらも薫に付き合ってるよね。オレから見ればイヤなやつだけど・・・案外カワイイ性格してんのかもな。」
北山陽一「安岡君、雄二の前でその言葉は言わない方がいいよ。男にその言葉使うとすっごく怒るから。」
黒沢カオル「ものすごく怖いんだよ〜。でも、僕は「かわいい」って言われるの嫌いじゃないけどなぁ。だって、「愛しい」ってことでしょ？」
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