-ゴスドラマ過去ログ:16401-16500-
(管理人ミスによりログ一部消失)
安岡優「どうも。黒ぽんに言われて、2人で来ちゃいました。」
北山陽一「いらっしゃい。・・・雄二、さっき話してた2人です。」
黒沢カオル「はじめまして、黒沢です。こっちは俺の友達で安岡って言います。」
酒井雄二「陽一から話は聞いてます。俺の自己紹介ですね?・・・俺は、酒井雄二って言います。陽一と同じ「サトラレ研究員」で・・・・・あとは陽一が自己紹介した時に聞いたか。・・・そういう事なんで、色々とよろしく。」
黒沢カオル「こ、こちらこそ。(思わず会釈してしまう)・・・ところで、お2人は結構昔からの知り合いのように見えますけど・・・・名前も下の名前で呼び合ってるし・・・・・」
酒井雄二「えぇ、陽一とは幼馴染なんです。幼稚園の頃から今までずっと一緒で・・・・もう一生の半分以上を共に過ごしてるのかな?・・・腐れ縁って言ったらそれまでですけどね。(苦笑)」
北山陽一「僕達は他にも色々な研究を2人でやってまして、そういうところから、必ず何かやる時は雄二とコンビを組まされるんです。・・・と言うより、僕達がお互いに「そうじゃないとイヤだ」って言ってるんですけどね。」
酒井雄二「もうお互いに、「そうじゃないと落ち着かない!」って感じだよな(笑)。・・・・そうだ。せっかくだから2人の事も教えてよ。とくに黒沢君の事聞きたいなぁ。何であそこまで村上君にかまうの?こっちは、毎日見ててヒヤヒヤするんだから。・・・なんで?」
黒沢カオル「ただの友達だから…。サトラレってゆうことを忘れて、心の声も、あいつが言ってることだと思って反応しちゃったりするんです。」
北山陽一「なるほど。・・・でもね、黒沢君。前にも説明したとおり、彼が「自分はサトラレだ」と気付くという事は、彼が自殺してしまうという事にも繋がるんだ。そこのところはわかってくれてるよね?」
黒沢カオル「ええ・・・。。」
北山陽一「構うなとは言わないから、十分気を付けて接してね。」
安岡優「でもさぁ、こっちだって好きで近くに居る訳じゃないんだし、なんでここに来る事になったんですか?他にも大学あるでしょ。」
黒沢カオル「ヤスぅ、何もそこまで言わなくても…;」
安岡優「黒ポンもさ、いい加減にしたほうがいいよ。あいつなんかといたら、こっちが迷惑するだけだって。」
黒沢カオル「う〜・・・俺が迷惑かけてるんだと思うんだけどぉ・・・・・・う〜ん・・・・」
安岡優「もう、何言ってるのさっ!とにかくあんまりかかわらない方がいいの!」
黒沢カオル「そっかぁ・・・俺迷惑だもんなぁ・・・・・・・」
酒井雄二「ふぅ・・・そのことなんですがね・・・・。」
黒沢カオル「・・・なんですか?」
酒井雄二「まず、安岡君の疑問から説明しましょうか。彼がここに来る事になったのは、彼がここを選んだからです。こっちでは、彼のやる事に一切関知していません。」
安岡優「それは何?僕等が進学したいと思って選んだ所と、あいつが進学したいと思って選んだ所が、たまたま一緒だった・・・・そういう事?」
酒井雄二「そういう事ですね。こっちがやっている事としては、彼が「自分がサトラレだ」と気付かないよう監視したり、色々工作して保護したりするだけです。彼の日常生活や将来にはこっちがとやかく言う事は出来ないし、原則としてそういうふうになっています。」
北山陽一「僕達の仕事はそういうものなんで、今こうしてこの大学に来てサトラレを監視・保護するのと共に、まわりの皆さんにも「心の声には反応しない」という形で協力してもらってるんです。これは、彼が幼かった頃から皆さんにそうしてもらっている事なので、安岡君も理解してください。」
酒井雄二「今までにも安岡君みたいな考えの人はいました。でもそこは、運命やめぐり合わせでなってしまったものなので仕方ないんです。あなたは小学生のお子様じゃありません。大学生です。あなたの頭でなら、わかってもらえますよね?」
安岡優「・・・・・・・・・・・・(酒井・北山から目をそらす)」
酒井雄二「・・・・まぁそれで、安岡君の言うとおり、まわりのみんなに迷惑がかかるとか、人と接してたらいつばれるかもしれないとか、色々問題があがって、「サトラレを閉鎖空間へ」という考えも出たんです。」
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