-ゴスドラマ過去ログ:16701-16800-
佐々木真里「村上君、黒沢君、早く出てあげましょ?安岡君がお仕置き受けるとこ見るなんて、彼が可哀想よ。(チラッと酒井を見て「これでいいんですね?」と視線を送る)」
酒井雄二「安岡君、良い友達持ったね〜(同じく視線で真里に)「ありがとうございます」)」
安岡優「(北山さんが何を考えてるのかは分からないけど、とりあえずのっておこう・・・・・)そうですかねぇ?・・・黒ぽん。そういう事だから、今日は村上と一緒に帰ってくんない?僕は一人でも構わないからさ。(いつもの調子でサラリと言う)」
黒沢カオル「(さすがはヤス・・・・)う、うん・・・わかった・・・・なんか今日はゴメンね?無理に付き合わせたりしてさ。・・・・それじゃあ。(村上の背中を軽く押しながら)行こう、てつ。」
村上てつや「あ・・・うん・・・・・・・(黒沢に促され、彼と酒井、そして真里と共に部屋を後にする)」
北山陽一「さて…何故君に残ってもらったのかと言うとですね、やはり村上てつやのことなんですが。」
安岡優「やっぱり・・・。どうするの?」
北山陽一「…多分、彼も、君は非友好的だと知ってるようですしね。」
安岡優「うん・・・・。」
北山陽一「…どうしたんですか?嫌っているのに、嫌われるのはいやなんですか?」
安岡優「いや,むしろそのほうが良い筈なんですけど・・・なんか・・・」
北山陽一「何か、心の中での葛藤があるみたいですね。私は心を読み取る能力があるわけではないし君もサトラレではないので、君の思いを察してあげる事はできないけど・・・。」
安岡優「…僕って分かりやすいのかなぁ。黒ポン程じゃないけど、思った事とかすぐに顔や行動に出ちゃう。だから、村上にも「安岡は俺のこと嫌ってる」とか分かられちゃうし。」
北山陽一「う〜ん・・・君が特に何気なくあからさまに避けてるのは見てて結構ヒヤヒヤしてたものだよ。でも、見ているうちに本当は「村上君本人」を嫌っているわけじゃなくて「サトラレの能力」に戸惑っているんだね。だからわざと村上君を嫌いになる要因を探して、それを理由にあんな態度をとっているんだね?」
安岡優「う〜ん・・・っていうか、あいつのこと「サトラレ」だからって、なんであんなにちやほやしなきゃいけないのかなって。そこら辺が納得いかないんですよね。」
北山陽一「守るべき存在ではあるからね、仕方がないんだよ。でもあんな特殊な能力を持って一番辛いのは村上君本人なんだから。」
安岡優「それはそうかもしれないですけど・・・・あんまり好きになれないんです」
北山陽一「この人のことが「好きだ」とか「嫌いだ」という感情は誰にだってありますからね〜・・・。」
安岡優「僕はどうすれば・・・・・・・・・・。」
北山陽一「何も強要はしませんよ。安岡くんの好きに接して下さい。ただし彼にサトラレと悟らせないように…。」
安岡優「・・・・・・・はい。」
北山陽一「それだけわかってくれればいいんです。(ニコッ)」
安岡優「・・・・・・はい・・気を付けます・・・(暗い表情)」
村上てつや「なぁ黒沢、お前安岡置いてきていいのか?俺なら1人で帰れるから、待っててやったら・・・?」
黒沢カオル「いや、ヤスなら大丈夫だよ!(笑)お仕置きされてるみたいだし・・!」
酒井雄二「そうですよ、それよりあなた達は課題終わったんですか?!明日提出ですよ!」
佐々木真里「あ!あたし終わってないんだ!!ごめん、先帰るね!先生さよなら!」
黒沢カオル「ね〜てつ〜!!(泣)俺課題わかんないとこばっかなんだよね・・・(涙)」
村上てつや「お前なぁ〜・・・・俺に聞いてばっかりじゃなくて、少しは自分でやるっていう努力をしたらどうだよ?」
黒沢カオル「だってぇ〜(泣)」
村上てつや「ったくよ〜。(とかなんとか言いながらうれしそう)」
黒沢カオル「教えてくれるの!?さっすがてつ!ありがとう!!」
村上てつや「しょうがねぇな。(なんかコイツに頼まれると断れねぇんだよなぁ〜)」
黒沢カオル「ふふ。(やっぱり、てつはいい奴だよ)んじゃ、図書館行ってやろっ♪」
村上てつや「(図書館か・・・・・ミニスカギャルいねえかなぁ)」
黒沢カオル「(おいおい・・てつ^^;・・・)」
ナレーション「そして次の日でぇ〜す!」
村上てつや「ふぁぁぁ〜〜。眠ぃ・・・・。(大学に向かっている村上)」
黒沢カオル「てつぅぅ!!おはよ!!」
村上てつや「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・朝っぱらから声高けぇなー・・・頭に直にくる。」
黒沢カオル「・・・・・ごめん・・・・・(しゅん)」
村上てつや「うっ・・・・(そんなav
ナレーション「「そんな落ち込むことねぇじゃん。」と言いたかったのである。」
佐々木真里「2人ともおはよ!・・・・・・黒沢くん?どうしたの?落ち込んでない?」
黒沢カオル「うぅん。なんでもないよお〜(ちょぃ落ち込み気味)どうせ僕なんか…ぶつぶつ」
村上てつや「ごめん冗談だよ・・・!(声高いって別にけなしたわけじゃないのに・・・俺の言い方が悪いのかぁ・・・)はぁ・・・。」
黒沢カオル「な・・・何てつが落ち込んでんだよ!(汗)ごめんごめん平気だよ俺は!!(そっかぁ〜誉めてくれたんだぁ〜・・・!!)」
村上てつや「ぷっ・・・(なんかやっぱ黒沢っていいなぁ。)」
黒沢カオル「えへ(^^)(村上にほめられると嬉しいな)」
村上てつや「なに笑う」
佐々木真里「村上くんと黒沢くんてすごく面白いのね。」
黒沢カオル「真里さんにほめられちゃった(^^)」
村上てつや「俺は別に嬉しくねーぞ。何でこんな奴と一緒にされなきゃならねーんだよ。(と言いつつも、まんざらじゃない様子)」
佐々木真里「私、一時限目から講議取ってるから、それじゃね。」
黒沢カオル「(手を振って)バイバーイ。てつ〜、俺らは一時限目は北山先生の授業だよね?あっ!・・・北山せんせーいっ!酒井せんせーいっ!おはようございまーすっ!」
北山陽一「黒沢君に村上君、おはよう。・・・安岡君は一緒じゃないんだね?(小声で黒沢に)昨日はどうでしたか?何とかごまかせましたか?」
黒沢カオル「(小声で北山に)なんとか、気づかれずに、、、、」
村上てつや「(何だ・・・・?)何話してんだよ?1時限目はじまんぞ!」
黒沢カオル「あ,てつぅ〜待ってよぉ〜。」
ト書き「教室に行くと、すでに席についている安岡がいた。」
黒沢カオル「おはよう、ヤス!」
安岡優「あ!おはよぉ・・・・。」
村上てつや「うぃ〜っす…(おしおきって…こいつ何やらかしたんだ?…ま、聞かない方が良い事もあるよな。)」
ト書き「教室に北山先生がごきげんなステップを踏んで入ってくる。」
北山陽一「おはようございます。みんな課題はやってきたかな??やってこなかった人にはスペシャルペナルティーが・・・(ニヤリ)」
村上てつや「(スペシャルペナルティー・・・?うへーあぶねぇ、やっといてよかった・・)黒沢ちゃんと昨日俺が説明したとこ理解したか??」
黒沢カオル「もぉっちろん♪完璧だよ〜!ヤスちゃんとやっ・・・・はれ?(小声で)ヤスまさか忘れたん・・・?」
安岡優「・・・・うん・・・・・。」
黒沢カオル「え!?ヤスが!?」
村上てつや「(マジかよおい・・・スペシャルペナルティーだぜ・・・)安岡、俺のでよかったらノートみるか・・・?途中までやってあんだろ?」
安岡優「あ・・・」
村上てつや「課題提出すんのは講義の後だからたぶん間に合うし・・・北山のやつめざといから気づかれないようはやくうつしちまえよ・・・。(ノートをおいてさっさと席についた)」
黒沢カオル「ヤスよかったね!はやくうつしちゃいなね!!(といって自分もそそくさと席につく)」
北山陽一「(はぁ・・・村上くんのおかげで何気にわかっちゃってるけど・・・今回だけは許してやるか!)それじゃ講義にはいりま〜っすと!」
黒沢カオル「は〜い」
北山陽一「それではっと」
ナレーション「淡々と北山の講義がすすみ、無事1限目が終了した」
安岡優「(はぁ・・・・)村上、このノートありがと、助かったよ・・・。」
村上てつや「あ?ああ・・・。」
黒沢カオル「ヤス〜間に合った?ヤスが宿題忘れるなんてどうしたのさ?」
安岡優「あ〜・・・うん・・・・それは・・・・・・・・(「村上の前では話せないよ。」と黒沢に視線を送る)」
村上てつや「ま、言えない理由ってのもあるんじゃない?(俺なんかのノートでよかったかな?)」
安岡優「・・・(村上の心の声は聞こえない振り)」
村上てつや「(…まぁ、別に良いけど。)それじゃ、俺。5時限目まで講議ねーから行くわ。ほいじゃ。(図書館で暇でも潰すかな)」
安岡優「助かったよ、ありがとね!」
北山陽一「(小声で)安岡君、今回は許しますが、次回からは自分でやってくださいね?」
安岡優「ごめんなさい・・・。あの後、何も手につかなくなっちゃって・・・・・」
黒沢カオル「やす・・・どうしたの?(顔を覗き込んで)」
安岡優「あのね・・・昨日家に帰ってから・・・北山先生に言われたことを・・・考えていたんだ。」
黒沢カオル「えっ、なに言われたの?大丈夫ぅ?」
安岡優「村上のこと・・・と言うか「サトラレ」のこと。村上の心の声に反応していた黒ぽんより・・・俺の方が「サトラレ」に対して接し方がマズイって。・・・(小声で)だって・・・特別な能力を持った村上に黒ぽんを取られたような気がして・・・(最後は消え入りそうな声で)」
黒沢カオル「え?何?」
安岡優「ううん、何でもない」
黒沢カオル「そんなのいわれたら、もっときになっちゃうよ。」
安岡優「もうっ!黒ぽんが村上に取られるのが嫌だったのっ!!!」
黒沢カオル「べつにとられてないでしょ(てれながら、笑う)そりゃ、てつのこときにならないことはないけど。」
安岡優「・・・・・」
黒沢カオル「でもうれしいなぁ♪俺にとってもやすは大切な親友だよv これからもずっとね!」
ト書き「そんなセリフを素で言える黒沢薫。天才。(笑)黒沢は別に「サトラレ」って大変だなー、俺迷惑かなーってだけで、村上に対して「自分とは違う!」(頭のよさで「俺とは違うなー」とは思うが)とは思っていない、そこらへんが強みなのだろう。」
安岡優「俺、ちょっと村上にきつくあたり過ぎてたかなぁ…。今からでも友達になれるかな?」
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