-ゴスドラマ過去ログ:25701-25800-
ト書き「犬(の幻影)が王様にまとわりついて、動きを制する。」
小林社長「幻惑系かな?これは・・・(がぶがぶ甘噛みされて、ちょっと楽しそう)」
安岡優「僕に出来るのはこれくらいですけど…」
黒沢カオル「これ、かわいいねぇ〜♪僕もこの術やりたーい!!!」
小林社長「こらっ、薫!お前はまだ別の修行中だろう!向こうにいってなさい(そう言って薫をテレポートさせる)・・・君のこの術は敵対するものにはもちろんもっと強いものを出せるんだろうね?例えば竜とか・・・」
安岡優「僕が見た事のあるものでないと・・ちょっと無理ですね。直接、相手の視覚に映す事も可能ですけど。まず・・自分の映し出すものが嘘だって思ってると、相手を騙せませんから。」
ゴスペラーズ「「えいっ!」」
小林社長「ん?」
安岡優「虎とかも出せない事もないですよ。(虎を王様の前に出現させる)・・でも、想像力が追いつかないと。一度見たもののイメージに引っ張られますからね・・。」
小林社長「・・・ちゃんと見たことがない・・ってことだね?虎を・・・なんとも猫ちっくな、弱そうな虎だねぇ・・・あっ、1つお願いがあるんだがいいかな?」
安岡優「お願いですか・・・?」
小林社長「あぁ・・・・・・・・お前達もわかってると思うんだが、お前たち5人は修行が終わったら旅に出る。その前にだな、薫の幻影を・・・・・いや、ミニチュアでも構わないんだぞ?を出していってくれ。(かなり本気です(笑))」
安岡優「あ〜〜・・・・・・(考え中)・・・雄二と相談してください。そういうのは。(寝ている酒井を指す)」
小林社長「あいつか。菓子パンを山ほど渡したら何とかなるかな。」
安岡優「ははは・・。それなら何とかなりそうですね(苦笑)」
酒井雄二「・・へへ・・もう食べられないよぅ・・(寝言)」
安岡優「多分それにネコときのこでもつければ、確実でしょう。」
小林社長「安上がりなヤツだなぁ・・・(苦笑)」
酒井雄二「ねこ〜!まってくれ〜!(寝言」
北山陽一「透明のまま)・・俺・・・力入れすぎてるって事か?<三人の状態を見て」
ト書き「部屋のすみに座り込み、いまだ悩んでいる陽一。はぁ〜・・・っと溜息をつき顔を伏せる。そんな陽一の横に、姿が見えているのか、薫が腰を下ろす。」
黒沢カオル「なんだか疲れたなぁ〜。(陽一の姿は見えていなかったらしい。)」
北山陽一「(薫・・・ごめんな、こんな兄ちゃんで・・・)」
ト書き「黒沢は、何かをすくうように、両手を胸の前に出した。光る球体がそこに浮かび上がる。・・・もやもやとして、それは中々綺麗な球にはならない」
黒沢カオル「・・駄目だなぁ・・ちゃんとできない・・初歩なのに・・」
北山陽一「(薫・・・もっと念じるんだよ。綺麗な球形になるように)」
黒沢カオル「僕にはできないよぉ・・・(泣) ・・・でもでも、陽一兄ちゃんみたいになるんだ!!頑張らなきゃ!(一生懸命念じる)」
ト書き「ぼわっ!と急に大きくなりそして綺麗な球ができる」
黒沢カオル「ん〜〜〜〜〜(形を維持させようと必死)」
北山陽一「ぶっ!(薫、変だよ・・・顔・・・変だから・・・・・(必死で笑うのをこらえてる))」
黒沢カオル「ぷはぁ・・(またもにょもにょに球体が戻る)・・駄目だぁ。」
佐々木真里「(か・・・可愛い・・なんて可愛いのかしら・・・・)←薫の修行をしてるのはこの人・・・でもただの親ばか(笑)」
黒沢カオル「どうしたらいいんだろ?」
佐々木真里「薫、ただ念じるだけじゃダメよ。あなたの力は「癒し」と「浄化」・・・。愛しい人、愛しい物すべてを思い浮かべなければあなたの力は発揮できないの。・・・わかるわね?」
黒沢カオル「愛しい。・・loveじゃなきゃ、駄目?likeじゃあ駄目なの?」
佐々木真里「あらま、いつの間にそんな大人っぽいことを・・・(感慨深い)」
黒沢カオル「・・・なんだか難しいね。でもがんばるよ。」
佐々木真里「(あの子の愛しい人は一体誰なのかしら?やっぱり・・・陽一なのかしら・・・でも兄だし・・・)」
黒沢カオル「ぱぱとねぇ、ままとぉお兄ちゃんは同じ感じなんだよねー思い浮かべるとねー同じ色の球体ができるのぉ。」
ト書き「ほら見て、といった薫の手の中には淡いピンク色の球体がうっすらと浮かび上がった。ただし、まだ不完全な形ではあるが・・・。」
佐々木真里「薫・・・(その不完全な球体の色を見た途端、薫を抱きしめた)・・・この色はね、「家族への愛」の色なのよ。よく頑張ったわね。あとは形がきちんとま〜るくなればいいのよ。(頭なでなで)」
黒沢カオル「うにゃぁ〜(嬉しそうにすりすり)あっ・・でもぉ、ちゃんとした形にはならないのぉ・・(しゅーん)」
ゴスペラーズ「(黒沢以外)・・・かっかわいい・・・(///)」
黒沢カオル「よし。お願いします・・(念じる)」
北山陽一「薫、頑張れ・・・(いつの間にか陽一の体がうっすらと光りだしたが気づかない)」
黒沢カオル「ん〜…できたぁ!ちゃんと丸くなったよ!」
安岡優「薫ちゃぁ〜ん、やったネ!!!」
黒沢カオル「うん。あれ?お兄ちゃん?」
安岡優「えっ?どこどこ?(陽一より力が弱いため、見る事が出来ない)」
北山陽一「えっ・・・優、ここにいるよ。」
安岡優「だからどこさ!!陽一、透明になってるから俺じゃ見えないんだって!俺、力あんま強くないんだからさ。声は確かに聞こえてるんだけど・・・。(まわりをキョロキョロ)」
北山陽一「・・・あ、ああ。ごめん。忘れてた。(姿を現わす)」
小林社長「(静かに近づき) どうだ?陽一。気持ちの整理はついたか?」
北山陽一「はい・・・(そう答えて薫を見、視線を戻す)」
佐々木真里「みんなに話せる?」
北山陽一「いえ。・・・まだ、話せるような状態じゃないです。自分が考えてた選択肢以外のものが見えた気がした・・だけで。」
佐々木真里「・・・そう。」
北山陽一「ごめんなさい王様、お后様」
小林社長「いや、いいんだよ。」
佐々木真里「そうよ。無理しなくてもいいの。みんなに話せる時に、話せばいいんだからね。(ニコッ)」
北山陽一「ただ・・・今の薫が作った「家族への愛」の球体を見て、答えが分かった気がしたんです。もっと・・もっと根本的なところからやり直さなくちゃいけないのかなって・・・。」
黒沢カオル「お兄ちゃんみっつけたぁ〜♪(抱きつく)」
北山陽一「見つかっちゃたね。いい子にしてた?」
黒沢カオル「うんっ!(むぎゅっ!)」
北山陽一「よしよし。薫は良い子だな〜(なでなで)」
安岡優「あんまりそうやってラヴラヴしてるとてつがふてくされるよ?(村上のいじけている顔を思い浮かべて笑う)」
村上てつや「へっくしゅん!!風邪でもひいたかな?」
DJバリ"K"〜ん「ほらほら、風邪なんか引いてる暇はないよぉ?」
村上てつや「いや寒くねぇから大丈夫。また安岡が噂でもしてるんだろ。(←時々鋭い人)」
DJバリ"K"〜ん「なんとかは風邪引かないというからなっ!おいっ特訓再開!(大口あけて笑う)」
村上てつや「てめ・・・(むかむかむかむか)」
DJバリ"K"〜ん「(DJ中にてしばらくお待ち下さい!)」
村上てつや「おい!いきなりDJやるなって!ゴスドラマの中なんだぞ!!」
DJバリ"K"〜ん「あれ?そうだっけ?(黒沢並みの天然発揮)」
村上てつや「本当にあきれるよ・・(むかむか)」
DJバリ"K"〜ん「あ、この音けっこう良くない?」
村上てつや「ん?どれどれ・・・(素直に聞いてみる)」
DJバリ"K"〜ん「・・・・って、そうじゃないだろーーー!!!(自分からふっといて切れるバリ)」
村上てつや「なんだよ!!素直に聞いてやったのに!何が違うんだよ!」
DJバリ"K"〜ん「こりゃドラマ」ですからね、村上さん!!(もう意味不明)」
村上てつや「んあぁあ?!先にふったのはお前じゃねーかっ!!ったく・・・修行だろ修行・・・っち。(舌打ち)」
DJバリ"K"〜ん「んじゃ、君の力を試させてもらうよ。・・・君が一番大切なものを心で思ってみて?」
村上てつや「・・それって。剣の修行とどう関係が?」
DJバリ"K"〜ん「いいから、いいから。そのうち分かるよ。」
村上てつや「はい・・・わかりました。(俺の一番大切なもの・・・大切なもの・・・)」
DJバリ"K"〜ん「(・・・・・あぁ、・・・眠いかも)」
村上てつや「薫・・・・・」
DJバリ"K"〜ん「・・・・・やっと、わかった・・・かな?」
村上てつや「・・・・(照)」
DJバリ"K"〜ん「照れちゃってますね?(笑)」
村上てつや「て、照れてなんかっ・・・(口つぐみ)」
DJバリ"K"〜ん「それ、十分照れてるから・・・(笑)」
ト書き「照れ隠しか、剣の切っ先でがすがす穴を掘る村上」
安岡優「ちょ、ちょっと落ち着いてよ!」
村上てつや「おっおちついてるぜ」
DJバリ"K"〜ん「落ち着いてるやつが、おっ、とか言うかよ!」
小林社長「薫の浄化が上手くいっちゃったみたいだな。部屋が綺麗に1つに戻ってしまったよ。まったくもぉ〜(薫をうりうりうりうり)」
黒沢カオル「んもぅ、ぱぱったら・・・僕、もう子供じゃないよぅ(とか言いいながもうれしそう)」
ゴスペラーズ「薫以外)(ホント親ばか・・・・・・・)」
村上てつや「薫・・・」
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