-ゴスドラマ過去ログ:28501-28600-
村上てつや「今から銀行行って下ろしてくるからさー。・・・ちょっと、待ってて。」
ト書き「ため息混じりに外へ出てしまう村上。」
安岡優「・・・(銀行に向かった村上を見て)なんか、てつ君ちょっと寂しそうに見えたの僕だけかなぁ?なんか、かまってほしいって顔だったな・・・。」
北山陽一「そうかなぁ?僕にはそんな風にはみえないな。気のせいじゃない?」
黒沢カオル「僕…てつ心配だから一緒に行ってくる…。」
北山陽一「あ・・・薫!・・・行っちゃった。やっぱり双子だなぁ。テレパシーでお互い通じあっているのかなぁ?(微笑)」
村上てつや「(後ろから走ってくる黒沢を見て)…薫?どうしたんだよ。」
黒沢カオル「え・・・と、その・・・。(てつが心配なんて言えないよ・・・)」
村上てつや「荷物持ちすんのイヤだぞ?俺。米切れかけてたのか知らねぇけど、今朝パンだったよな?・・それともあれか?ボックスティッシュ安売りか?」
黒沢カオル「…違うよ!…さっきは…ごめんね。(下を向いてしまう)」
村上てつや「さっき?なんかあったっけ?それより、お前から謝るのって、珍しいな。いつもは俺が怒られて俺が謝ってたし。まぁ、顔上げろや。俺たち、兄弟だろ?こんな事ぐらいで落ち込むなよ。」
黒沢カオル「でもぉ〜・・・・(うる目)」
村上てつや「また泣く。少しは我慢しろよな〜(黒沢の頭を撫でる)」
黒沢カオル「うぅ〜。てつぅ〜(泣)」
ナレーション「てつと薫のカラミが長くなりそうなので、そろそろ(愛しの)酒井さんたちの場面に切り替え!」
酒井雄二「大丈夫ですかね…二人とも…。(ちょっと心配)そういえば、いつも薫くんが家事全般をやってるらしいじゃないですか。薫くんだけじゃ大変でしょうから、僕らもお手伝いしたいのですが…何かありますか?」
黒沢カオル「ありがとう雄二☆「くん」付けしなくていいよ」
北山陽一「薫?いつの間に帰ってきたの?早かったね…って言っても、銀行近いもんね。」
村上てつや「俺も帰ってきたんだけど。はい、これ。(北山にガラス代を差し出す)」
北山陽一「うん。(村上から受け取って)薫、目が真っ赤だよ。顔洗っておいで。」
黒沢カオル「うん…!(パタパタと足音をさせながら出て行く)」
安岡優「う〜・・・僕の出番はいつになるのかな〜?(ひょっこり現れる)」
ナレーション「(台本をめくって、小声で)安岡さん、もうちょっと待ってくださいね。それまでお茶でもいかがですか(^^)」
安岡優「あ、いいですね〜・・・・・なんでそーなるんだよ!!」
酒井雄二「いつの間にやら仲良くなったみたいだな。(頷きながら北山言う)」
安岡優「なぬっ!?(バッと酒井の顔を見る)ど〜いう意味っすか?!説明しんしゃい」
酒井雄二「えっ・・・いや、そんなスゴイ顔しなくても・・」
黒沢カオル「()」
村上てつや「どした、薫?目ぇ点みたいにして・・・・」
黒沢カオル「なんでもない。。」
酒井雄二「双子というか恋人だなこの2人は」
村上てつや「はぁ?何言ってんだよゆうじ。薫みたいなのどうせがまれたってごめんだね。(手をひらひらさせる)」
黒沢カオル「えぇ〜!そうだよぉ!雄二、変なこと言わないでよぉ!なんで、てつと恋人なワケ!?心外だな!」
村上てつや「俺達はな、ちゃぁああああんと可愛い彼女がいるんだな(えっへん)←胸はってる(笑)」
酒井雄二「胸を張って言わなくもいいじゃないですか。薫さん、お勉強の方は、どうしましょう?」
村上てつや「勉強なんかめんどくせぇじゃん!!俺は嫌いだぜ。」
黒沢カオル「僕もきら〜〜い」
北山陽一「前回のテスト点数落ちてたよね?ガラスの反省もかねて薫と一緒に勉強したら?薫も点数上げなきゃまずいだろう。よし決定。毎日少なくとも3時間は勉強してください!」
村上てつや「俺は部活に出れなくなるし、(バイトの時間もあるから)勉強は必要最低限やってるよ・・」
酒井雄二「・・・・・じゃあ勉強方法がなってないんですな!よしってつや君も薫君も一緒に学ぼうじゃないか!(なんとか場を盛り上げようと必死になる)」
村上てつや「・・・・・。薫、逃げるぞ!!(逃げた)」
黒沢カオル「あっ〜!(ゴンッ)・・・・・・って〜・・・・。泣。(村上にいきなり引っ張られ転けた)」
酒井雄二「(薫が転げた隙に)よっ・・・と・・・これで薫君は勉強するために捕獲。で、てつくんはどうします?素直に、勉強をすると言えば、薫君の手を離しますけど。」
村上てつや「う〜ん・・・でもなぁ〜あぁ〜(逃)」
黒沢カオル「あーーー置いてくなばかーーー!!!!」
村上てつや「おいおい、お前なぁ、バカバカ言うなよな。バカって言う方がバカなんだよっ、バーーーカ!」
酒井雄二「(言い合っているうちにきたやまに黒沢を渡し、急いで村上の元へ走る)っとぉ!はい捕獲♪勉強楽しくなるぞ〜!」
村上てつや「うお!ヒキョーだぞ!!」
北山陽一「(卑怯も何も、逃げるから悪いんだって・・・) 薫、ごめんね。でも薫は出来がいいから、頑張ってもらいたいんだ。もしも成績が上がったら、ちょっとはお小遣い増やしてあげてもいいよ。」
黒沢カオル「(きらんっ!!)俺頑張るーーー!!!!」
北山陽一「うん。その調子でがんばろうね(ニッコリ)」
黒沢カオル「あっ、そだもう夕飯の準備しなくっちゃ。雄二、あとで教えてねー?」
酒井雄二「はいはい。(にっこり)あっ、夕飯なら私もお手伝いさせていただきます。」
黒沢カオル「えっ、ホントぉ!?あっ、じゃあ、夕飯の方は大丈夫だからぁ・・・掃除てつだってもらえる?てへ、やならきゃいけないこといっぱいあるのに、てつと遊んじゃ(けんかしちゃ)った♪」
酒井雄二「わかりました。掃除ですね。おまかせあれ!」
北山陽一「それじゃ僕も・・・・・薫、いつものように部屋にいるから。何かあったら呼ぶんだよ。」
黒沢カオル「うんわかったー!(にっこり笑ってキッチンへと走っていく)」
酒井雄二「(北山に向かって) 薫くんっていい子ですねぇ・・・。」
北山陽一「うん。薫はね。でもてつは自分勝手でしょうがなくて。(苦笑)」
村上てつや「でもてつくんにも良いところはありますよ。」
酒井雄二「……自分で言うなよ自分で…(まぁてつくんにも良い所はあるけどね)」
北山陽一「じゃあその『良いところ』をもう少し見せようね〜?(笑顔)」
村上てつや「え・・・・なんだよ、その、いいところって・・・(北山に恐怖を感じ、後ずさり)」
酒井雄二「・・・北山さんを怒らせたらどうなるでしょうねぇ〜(あくまで、他人事。しかも、ニコニコ顔)」
北山陽一「じゃあ・・・ごはんできるまで酒井さんに勉強見てもらったら?てつ。せっかくここにいるんだから(笑顔)」
村上てつや「・・・俺、たまには部屋の掃除でもしよっかな〜。(逃)」
酒井雄二「(村上の腕を掴みつつ、キッチンにいる黒沢に向かって)薫く〜ん、掃除は後ででいいかなぁ?てつ君がどうしてもっ!ど〜〜〜〜しても勉強教えてもらいたいって言ってるから〜!」
村上てつや「そんなこと言ってない〜!!」
黒沢カオル「いいよぉ〜。てつがそこまでいうんなら。(村上の叫びは聞こえていない)」
酒井雄二「すいませんね!!ありがとうございます!!さぁ〜てと。てつやくん、お勉強でもしましょうかね!」
北山陽一「雄二、てつは教えがいがあるからね。お願いしますよ。じゃあてつ、いってらっしゃい(満面の笑み)」
村上てつや「くぅ〜っ!なんだよぉっ!・・・んじゃ〜・・・英語の勉強でも(と言いつつ本当はソウルミュージックが聴きたいだけ)。」
酒井雄二「いや。今日は数学だよ。(ニヤリ)」
村上てつや「(ぼそぼそ)……畜生…捨吉のくせに……。おれは国語がいい!!!」
酒井雄二「…じゃぁ…先に掃除しますか?」
村上てつや「え!?まじで!?いいの!?(激喜)」
酒井雄二「では、お掃除はじめますか(にこ)…………。……………おまえの邪悪な心の掃除をなあぁっっっ!!!!!!!!!!!!(暴走)」
村上てつや「そっそれは勘弁〜!!!やります!!ちゃんと勉強しますから助けて〜〜!!!!」
酒井雄二「誰がそんな言葉信じるかぁっっ!!!!!(スゴイ形相で村上を追いかける)」
村上てつや「本当にホントにまじで本気でやりますから〜〜〜た〜す〜け〜て〜!!!!」
北山陽一「うるさいな〜・・近所の人に、「あの人追い出して!」って怒られるの俺なんだけど。・・程ほどにしてね。第1勧告ですよ。酒井さん。頼んでおいてなんだけど。」
酒井雄二「はいはい、じゃあ、始めますか。(急に冷静)………………(てつの成績表を眺め)君は………算数から始めようか………(うっ……国語以外は煙突がいっぱい……一浪したとはいえ、こんなんでよく早稲田受かったよなぁ…)」
村上てつや「算数!?じゃあ、八百屋行ってお金の計算でも・・・。」
北山陽一「食料は腐るほどあるんだから八百屋には用がないよ?(何しに行くんだか…)……ていうか、留年だけは避けてね?お願いだから(成績表見せないと思ったら……どうりで…)」
村上てつや「大丈夫だって。俺様が本気出せば、勉強なんてちょろいもんよ。」
酒井雄二「へぇ〜、じゃあこの問題も余裕だよね。(と言いながら問題集を見せる・ちなみに中3の)」
ゴスペラーズ「村上と酒井以外)(シナリオを覗きつつ)直角三角形の定義……なっつかすぃ〜〜♪」
黒沢カオル「僕も数学わかんないなぁ…。」
ナレーション「私も酒井さんに勉強教えてもらいた〜い!(はぁとv)」
ゴスペラーズ「北&安&酒)(でも、黒沢もさすがにてつほどではないだろうよ…)うるさいからひっこんでろ!ナレ!!」
効果音「ぽわわわ〜〜〜〜〜〜ん(なんだかSEXY)」
沢カオル「今の何の音!?(あわてて来る)」
北山陽一「気にしなくていいよ、薫。ばかナレが飛ばされた音だから。無視して話進めよ。」
安岡優「(僕の出番少なすぎ・・・)あの・・・陽一さん・・・ちょっと・・・。」
北山陽一「ん?なんですか?」
ト書き「安岡は北山に思いを打ち明けた(変な意味ではないぜよ!)」
安岡優「(また、ト書きに人格が出だしたな・・・)あのぉ・・・。(やっぱり言うのやめようかなぁ。でも・・・)あのですね、実は、雄二の事なんですが・・・。」
北山陽一「はい。酒井さんなら今てつの勉強を見てもらっていますが、どうかしたんですか?」
ト書き「「好きな人はいるの?」とか?(ナレと共に大爆笑)」
北山陽一「いい加減黙っててください。」
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