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ネイチャーもの



1002. ハチクマを見たかい

 大瀬山等の山頂から、9〜10月の早朝にハチクマ(タカ科)が中国へむけて飛び立ちます。ハチクマとトンビの区別をつけられるかどうかが問題のようです。キャンプして見るもよし、早起きして見に行くのもO.K.

 実施 01/09/17〜 参加 のべ11名 場所 大瀬崎展望所(祷りの女神像のとこ)
 BEPALで情報を得て、とりあえず早朝行きました。福江から観察に来られた方がいて、いろいろ教えていただきました。見分けはつきました。なるほど、あの小さなガタイで中国(600km)まで飛ぼうというのは感動かもしれない。いや感動した。今日は10羽しか見れなかったが、1,000羽の時に必ず行こうと思う。きっと感動もひとしおだと思う。(ちょっと総理調)あと、私の全くの専門外でこの企画書にない、鳥とか野草の達人とわたりをつけなきゃなんないなあと思いました。あとBEPALで連載している和田先生とメールで連絡が取れました。9月17日現在愛媛県でハチクマ70羽が飛び立ち、数日後には五島に渡って来るそうです。うーん、やっぱり空はつながっている。
 ハチクマ・ミーティング実施予定 01/10/06…都合により延期(来年まで?)


1003. ペルセウス座流星群
 8月中ごろペルセウス座流星群というのが見れます。わたしは高校生のときに、学校の屋上で徹夜して見ました。最大1時間に50の流れ星。スゴイですよー。キャンプがらみでいかがでしょうか?大瀬山とかいいんじゃないですかね。

 実施 01/08/12 参加 1名 場所 大瀬崎展望所
 12日の夜が一番見れるという情報を聞き、とりあえず1人で見ました。五島に住んでいることを感謝しましたね。
 家から車で10分の天体ショー!!


1009. 星のかけらを探しにいこう アゲイン(しし座流星群)
 11月19日の深夜は、しし座流星群のピーク。キャンプでもからめようかなあ。でも、最初からキャンプするぞと気合をいれると不幸がおこるような気がする。ワシらはキャンプしないほうがいいのであろうか。

 実施 01/11/19(早朝) 参加 2名  場所  大瀬崎展望所
 ドヒャー!! こりゃスゴイ!! ペルセウス座流星群もすごかったけど、今回はケタが2つは違った。さすが100年に1度。ハレー彗星なんか目じゃないぞ!星のかけらどころか団体さんじゃ!ありゃ流星とはいわん。ホント火の玉じゃ!(火球という)とくに3時前ぐらいに見えた2つは、爆発したんよ!音はもちろん聞こえなかったけど、ボーンって。トマホークミサイルかと思った。あたりが明るくなって、しばらく雲(流星痕という)が残ってた。大気圏で燃え尽きたってヤツなんだろうなあ。夜中の2時にヒロを呼びだし、展望所でひっくり返って眺める。フワァー!スゲエ―!ドゥワー!キエー!男たちの雄叫びとも嗚咽ともとれない声がひびく。私の女の子のメル友は、キャーキャーいいながら見てたそうだから、えらいちがいである。願いごとするのもラクショー。なにしろ前の流れ星が消えても、次のがすぐあらわれるから、ヨユーでいえる。「借金が返せますように…」
 今回、ワシ、カドジュンの大ボケでピーク日を1日まちがえてメンバーに通達してもーた。キャンプやるぞ!鍋もあるぞ!と檄を発したが、とんでもないことになってしもーた。みんなスマン!しかし、なかなかキャンプのきっかけができないGONって、ホントにへなちょこチームだなあ。
 ちょっとまじめな話なのですが、今回お金を出さなくても何百年にいちどの天体ショーが見れたのに、見なかった人はもったいないなあと思いました。そりゃ仕事もあるでしょうし、家事も大変でしょう。しかし、感動=お金ではないですよね。お金をかけなくても感動を味わうことはできるのです。私たちはこれからも身近な感動を味わいたいと思います。家から車で10分の大スペクタクルはあるのです。
見上げるヒロ
唯一の同行者 ヒロ
横たわるカドジュン
星をみるときは
寝転がるのが一番いいんですよ


1016.火星をみにいこう
 2003年8月27日、くしくもカドジュンの誕生日になんと6万年ぶりに火星が地球に大接近する。しかしワシは、「人間の目でぇ、わぁ…今年はなんて近いんだ!ってわかるわけないじゃん!」ってすねていた。なぜかというと、9月2日には監査なんだよ!こっちゃそれどころじゃないんだよ!今日も早出!今夜も残業!でかなりキレぎみだったのである。だいたい8月は天気も悪いし、9月下旬までよくみえるらしいから、あらためて観測すりゃいいじゃん。。。

実施(03/09/08) 参加2名(カドジュン、しのぶちゃん) 場所 鬼岳天文台
 ということで、できるだけ大きいうちにみたいなと思って、6月のカヌーツアーに参加した、しのぶちゃんにお願いしてみた。彼女はすでに鬼岳天文台で観測済みなのである。対してワシは天文台に一度も行ったことがない。だから彼女に頼み込んでムリにブッキングしてもらったのだ。しかし、しのぶちゃんは、ワシのバンド友だちだった、のりはるず!?あらためDANあらため熊川會のメンバーと長崎のPeace Beat Clubというイベントのボランティアから本日月曜日に帰ってきたばかりだったのだ。本当に申し訳ない。(でも、やっぱり今日、9月9日から天気悪くなったでしょ!だから判断としてはさすがだったと思う!)
 天文台にむかうと他にもお客さんたちがいた。やはり火星効果で9月に入っても客足が落ちないそうである。ドームに上がり、係員さんの案内でベガ、アルタイル、夏の第三角形、Mなんとか?星団とみせてもらう。ここの反射望遠鏡は九州で3番目の大きさで、ワシも写真でしかみたことがない実際の星をみることができた。想像したよりもかなり明るくおどろいた。(すごいな。。。これで観望料300円なんて簡単に元が取れちゃうじゃん)と思ったが、これは変な意味でなく屋久島、小笠原、西表島といった本格的なアウトドア体験やネイチャーツアーができるフィールドと似たようなことをやって、勝てるわけがないと考えている。。五島のアウトドアのアピールのポイントは、どんなシロウトでも安く何でも簡単に楽しめるところ。ただし、ちょっと通なポイントを押さえてやればシロウトさんも一気にアウトドアに興味を持つ。ちょっとがんばれば自分でもできるんじゃん!という自信をつけてもらうのである。本格的なことをしたい人はそういったフィールドを求めればいい。ただ、簡単に体験してみたいじゃんっていう人を対象にもっと島の特徴を打ち出すべきだと思う。チープでイージーなアラカルト!ワシが五島でショップでもするなら、たぶんそうする。でも、経験をつんだ今ならハードでディープなニーズにもワシは対応できそう。五島列島は本当にアウトドアのテーマパークだと思う。
 いよいよお目当ての月と火星である。しかし月は中秋の名月間近!明るすぎた。クレーターの観測とかするなら、やっぱり半月とかがいいらしい。なるほどなあ。でもハッキリとクレーターがみえたのはカンドーだよ。。。さらに「北海道と同じぐらいの大きさのクレーターがあります」という説明に5へぇ〜!さいごに火星をみたとき「あれっ?」って思った。望遠鏡でみた火星は赤いなかに黒い模様があり、星の上部がなんとなく白いのである。視力に自信がないのできいてみると、それはやっぱり火星の海と極冠の氷だったのである。カンドーした。まさか生きてるうちに肉眼でそんなモノをみることができるなんて…と幸せな気分になってしまった。大げさだけど。。。
 なんだかんだであっという間に時間は過ぎた。係員さんに、GONのサイトで天文台の紹介をしていいですかと聞いたら、なんと福江市観光協会のサイトをGON外部ネットでリンクしたときに相手をしていただいた方だったのだ。こころよくOKをもらい、さっそくレポートのアップと相成った!今後、ますます星がきれいな季節になってくる。12月には土星がみれるらしい!それはなかなかの情報だ!しのぶちゃんは近いうちにまた行くといってた。うーん、すっかりハマッてんなあ。でも、夢中になる気持ちもわかるよなあ。ワシもぜひまた来ようと思った。


10年以上前にできたのに
カドジュンは初めて天文台に入った
いや、結構あこがれてたんだけど
きっかけがなくて行けなかったんだ!


九州で3番目にデカイ反射望遠鏡!
左下のPCとソフトで自動的に
座標をあわせ動かしてるみたい。。。


1022.音岳04
 鬼岳(おんだけ=音岳)の上でお気に入りの一曲を聴きましょう。夜景、星空、音楽、この融合はかなりのカンドーだと知りました!

実施(04/08/15) 参加3名(隈本さん、かおりんごさん、カドジュン) 場所 鬼岳
 最初ワシはいでさんの掲示板『五島の人々』のなかで、この企画が話題になってもあまり食いつきが良くなかった。よくわかんないけど、直前になるまで興味があまりわかなかった。いや、ホント理由はよくわかんないんだ。しかし近まるにつれてだんだん興味がわいてきた。これも理由がよくわからない。ただ最初14日ってきいたときは行けねえなと思っていたのだが、14日の夜というか15日の午前3時ときいて、それなら起きて行けるかもしれないというのはあった。というのも、14日は玉之浦町の念仏踊り『カケ踊り』なのだ。ワシは1日中、鉦を打って謡わなきゃいけない。しかも酒呑む。もし14日の11時からとか言われたらあきらめてただろう。14日、ワシはこのイベントのこともあり、体力を温存しつつ、打ち上げもそこそこに眠った。しかし、やっぱり疲れのせいで、夜中の2時に起きるつもりが3時前になってしまい、かなりあせった。
 もしかして帰っちゃったんじゃないかな?と思いつつ、鬼岳の展望所を目指すと、暗闇から灯りが近づいてきたので話しかけてみた。2人の男女は音岳の主催者・隈本さんと、かおりんごさんだった。帰るところだったのに仕切りなおしてもらって本当に申し訳なかった。

 それで、そのイベントだけど、結論… 期待した以上だったよ!福江の夜景と、星座もわかんなくなるほど多い夜空の星、そして自分の思い入れのある曲、みなさんの曲。全てのαな要素が鬼岳のフィールドのなかで混じり合う感覚はかなりの快感だったよ。こんなおもしろいなんて…と素直にカンドーしてしまった。そういや、学生のとき長崎で夜景がきれいな穴場を探したり、冬星空の下を女の子と散歩してたのを思い出した。基本的に星や夜景は好きだけど、こんな楽しみ方があるなんて… 隈本さんの企画力に感心したね。

 そうそう、ワシがかけた曲なんだけど、HEATWAVEというバンドの『それでも世界は美しい』 …どうね、ワシらしくバカポジティブやろ?(爆)福岡出身ラケンローラー山口洋師匠(4?才)が20年以上追い求めてる粋。隈本さんもライブに行ったことがあった。隈本さん、ワシより2つ年下だけど彼はフトコロが深い(だいたいトシは関係ないけどね)。話が合う。いや、きっとワシ以上にいろんなことを知って合わせられるんだろうけど、方向性も似てるのかな。沢知恵てんつくマン、朝コンパ(この企画はやろうと思う)かおりんごさんに紹介してもらったetc… かおりんごさんはワシの一つ年下で福江出身のキレイな人だ。カヌーに興味を持ってくれてうれしかったなあ。

 いろいろと話題は尽きないけど、明け方になって蚊も出てきたので引き上げることにした。残念だったけど、朝日は水平線の雲にかくれていた。いやあ、2人と知り合えて本当によかった。また音岳やりたいし、ちょっとずつ広めたい。島のみんなも『モノより思い出』感性を磨かなきゃいけないね。


隈本さん&かおりんごさん
貴重な時間を共有できて
本当に楽しかったです

音岳05から



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