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釣りもの


1103.嵯峨島で初の瀬泊まり!ちゅーかキャンプ!(初磯キャンプ)
りがけで磯釣りに行くのだ!いやあ、釣り人じゃないキャンプ人間が瀬泊まりに行くとどうなるのか!?

実施(06/10/25-26) 参加2名 ミツグ、カドジュン 場所 嵯峨島南西の瀬ナゼバエ
ドジュン初めての瀬泊まり!しかも、あこがれの地、嵯峨島!アドレナリンどばーッ!ですわ。ある日、テンチョーミツグの富江釣具でまたバカ話に盛り上がっていたところ、「カドジュンさ〜ん、瀬泊まり行きましょおよ〜」「じゃ、いこかね〜」とノリで決定。いっつもこんなんである。釣具屋の店休日にあわせてワシも年休をとり、荒川に集合。今回お世話になるのは、瀬渡船みやこ丸さん。じつは03年7月カヌーツアーの前泊でお世話になった民宿みやこもやっているのだ。ほかにも玉之浦湾内にイカダを浮かべて、気軽に釣りやバーベキューが楽しめるようにしている。さらにいえば、ウチでもリンクしている五島の海を守る会の提唱者である。船は荒川港を出て約4km先の東シナ海に浮かぶ嵯峨島をめざす。海上は1.5mぐらいか?軽く波があった。どうもカヌーに乗りつけてるせいか、以前よりも揺れに敏感になってる自分に気づいた。もちろん、カヌーより瀬渡船のほうが安全なのはアタマでわかる。でもこの2つの船には天国と地獄ほどの安全性の差があるんだよな〜。カヌーでこの揺れが来たら…と思ってビビるんだろう。しかし、カヌーではなかなか撮影できないスポットをじっくり観れて、かなり楽しかった。島山島の最北端、黒瀬崎灯台、荒川と頓泊海水浴場の間にある無人海岸、一度はカヌーでアプローチしたいところを船から眺めることができたのはラッキーだった。陽もかたむいてきた午後4時前、嵯峨島の西南に位置するナゼバエに到着。大慌てで荷揚げし、おのおのセッティング。ミツグは石鯛釣り。ワシはキャンプと料理だ。


島山島最北端黒瀬崎灯台
いつかカヤックで通過する予定です
島山島一周カヌーツアー!こうご期待!


荒川のみやこ丸です!
ありがとうございました!
3年前には民宿みやこにもお世話になりました


エサ その1 カニです
このハサミでやられたらタダじゃすまんでしょうな〜
漁師から調達するそうです


エサ その2 ガゼです
たぶん食べられないと思います
ハサミでまわりのとげを短くカットして針をとおします


嵯峨島からみる夕陽
しっかし、この場所
船越英一郎がいそうなぐらいの迫力ですよw


今回のキャンプサイト…
ではなく釣り場
カドジュン、キャンプ魂にのみ、火がついてます


回、特殊装備として、カドジュンは折りたたみ自転車を戦線へ投入している。じつは2週間後、嵯峨島ウォーキングのガイドをたのまれているので下見しようと考えていたのだ。瀬から自転車背負って遊歩道によじ登り、島を一周してロケハンしようという計画だった。釣りに集中する気がすでにない(笑)しかし、ミツグもそこらへんはよくわかってるので、黙々と釣りをはじめている。ワシは料理用の焚き火を集めに磯の周辺をぶらつくもののほとんど使えそうなものがない。仕方がないのでガケを登って拾ってくることにした。基本だけど山やガケは登るよりも降りるほうが難度が高い。今回も登りはスルスルッと行くものの、帰りは断崖からの絶景にカンドーしつつ血の気がひいた。ヤベ!この高さ!ワシは大人になってプチ高所恐怖症になってしまった。想像力が豊かになるからかな?高校のころは4階ベランダの外側につかまったりしたけどな〜。(単にバカだっただけだな)何とか下まで降りて決心したのは、(これじゃ自転車をあげるのはいいけど、降りるのはすさまじくキビシイ。自転車あげるの中止!)こんなとこまで自転車なんぞ持ってきてあっさり撤回!でもこのいい加減さがゴンの持ち味なんで、それ大事!でも、さいきん悩むのが、このいい加減さをガイド業に生かせてないということ。なんだか型にはまったワシを省みるに「こんなガイドじゃぁ、ありきたり!」とダメだししているのだ。いや、それが普通だってば。。。 しかし、それじゃ楽しめないし。。。 バカチン!だから遭難未遂とか起こすんだろ! なんて心の中のカドジュン会議はしばらく結論が出そうにない。

とにかくビールでカンパイしたあとは、目的である料理に専念する。今回は師匠転覆隊のシェフ・チャーミー坂井さんの料理本から二品をピックアップした。『四川麻婆豆腐』『豚スペアリブ嵯峨島風』これに南部鉄釜でご飯を炊くことにする。ご飯が多少やわらかくなったのがザンネンだったが、その他はミツグのアテとしてはなかなかの出来だった。



転覆隊 四川麻婆豆腐!
花椒が多すぎたが味はよかった
メシやビールとよくあう!
南部鉄ごはん鍋にかけて麻婆丼つくりました!


転覆隊 豚スペアリブ嵯峨島風!
テンメン醤のタレに漬け込んで焚き火で焼く!
これもビールにあう!



イサキ ゲットぉー!


ミツグは寝袋オンリー


五島うどんの地獄炊き!
朝っぱらのメニューはこんなんがいいかなと思い



テンチョー・ミツグ ご満悦
このツアー以来、「釣り行きましょうよ」と「うどん食いましょうよ」は
セットで言われるようになってしまった

朝というか未明、ミツグは夜釣りに挑戦するものの、ナゼバエ付近で漁船が操業していて、釣れそうにない状況だった。ワシは朝4時ごろ漁火をみながらなごんでた。風もなく、寒くもなく、ちょうどいい。(こんなキャンプ日和ねえよな〜)と目的をはなっから無視した本末転倒な評価を思わずしてしまう。やがて福江島の方から空が紅く、明るくなってきた。ワシは6時ぐらいから朝食と片づけを同時進行でスタートさせた。ちゅーても、朝のメニューは五島うどんの地獄炊きと夕べの残りだ。カンタン。ま、地獄炊きといってもいわゆる釜揚げうどんなんだけど、こんな野外でグラッグラッとしたお湯からうどんを取り出してズズズーッ!とすするのは、やっぱりワイルドでこれこそ地獄炊き!だと思う。このネーミングセンス、サイコーだ!最近、五島うどんをブランド化しようと躍起になっているが、東京のチャーミー坂井さんが好きだというように、かなりファンが増えている。ちなみにチャーミーさんは、五島うどんの作り方って素麺と同じで麺の表面に油を塗るんだよねということだそうです。あ、そうなんだ。。。

その後、自転車で遊んだり、やりたいことをやりつくしたので(笑)ワシはようやく釣りに挑むことにした。エサのつけ方や要領を習ってプレイボール!しかし、気持ちとは関係なく、うまく飛ばずにラインをパーマ(もじゃもじゃ)にしてしまう。やっとこさポイントに入るとエサ取りとよばれる雑魚がエサをつつく。石鯛もつまみ食いしてるみたいなんだけど、ワシの針にかかることはなかった。そうこうしてるうちにラインのほとんどをパーマにして、さらに必殺!地球釣り(根がかり)であえなくゲームセット!コールドゲーム…

試合時間1時間

ミツグはというと、デカイ!と思ったエモノがアオブダイくんというテイタラク。。。リベンジを誓いながら嵯峨島を後にしたのであった。


こんなとこに自転車持ってきたやつもおるまい
しっかし、なんかのキャラクターみたいだなw

ミツグにアタリ!
10年以上前から知ってるけど…
エモノをあげている姿は
ベースを弾いてたときよりも格段にカッコイイ


アオブダイくん
フライにすると美味いとのことだったがリリースしてしまった
重さ2kg?長さ35cmでした
なんだか沖縄っぽいです


いやあ磯釣りのテンションじゃないですな
まるで岸壁の釣り人のようなゆるさです
おまけに小一時間でラインをパーマにして終了


この岩の裏側には有名な女岳火口跡があります
いつか、カヌーで嵯峨島一周をしてみたいものです



あとがき

ワシが釣りをしている画像は上の一枚だけでした
時間に換算すると釣り:その他=1:9程度なのです
でも楽しかったんですよ
釣れたら釣れたで楽しいけど、釣れなくてもそのトホホっぷりがおもしろいネタになる
まさにゴンの王道というべきへなちょこイズムです

でも、自分が好きなことをやったほうがいいのです
釣りに来たのだから釣りをしろ!と型にはまらなくてもいい
ただ中途半端はしません
一生懸命遊ぶ、楽しむ、笑う、グダる、呑む、くたびれる
ここまでやるとホント、記憶に残る遊びになるのです

釣りが好きな人がこのレポート読んだら
「このバカチンが〜!」
と怒られそうですが今後ともマイペースにやりたいことをやっていきますよぉ

p.s. あ、誰か私を男女群島へ連れてってください
メシはつくります



魚津ヶ崎浜田海水浴場で開会式
Kuhlmannとシケマン
1101.S.T.A.M.04参戦!(カドジュン素振りに明け暮れる〜 の巻き〜)
よいよ念願のS.T.A.M.(シーバス・トーナメント・アングラーズ・ミーティング)へ初参戦である!五島を代表するTEAM山松木(サンショウボク)との初コラボレーション!タックル(道具)も揃えた!あとは釣るだけだw

実施(04/11/13) 参加1名(ゴンからはカドジュンだけ) 福江島一帯
年越し!いよいよカドジュンは念願のシーバス(スズキ)に挑戦することになった。タックルも結構まともにいいものを揃えてみた。しかし、じつはこの道具についてもいろいろあった。ワシはまず、山松木のリーダーKuhlmann(同級生)に何を買ったらいいか?メールでたずねてみた。

「ヒラスズキやりたいんだけど…」
「えっ!?(いきなり)ヒラ!?」
「えっ!?(やっぱシロウトじゃダメなのか!?)いやいやウソウソ」

シは転覆派であるため、シロウトが!イキナリ!本格的なこと!というシチュエーションが大好きな困ったところがある。そんなことやって起こるトラブルが大好きなのだ。なんでかというとトラブルも時間がたてば美味い酒の肴に変わることの方が多い。それは間違いなく人生にとって幸福だ。しかし、普通ならこんな困ったちゃん、理解されることは当然少ないw 今回もあきれられたはずだが、Kuhlmannはていねいに教えてくれた(多謝)しかし、やる機会もなかなかできず、1年たってやっとリールとルアーを購入。さらに1年後、STAM04の直前にロッド(竿)を購入するという相変わらずのテイタラクぶりを発揮した。ラインの巻き方もわからない。リード… 何ですかそれ?といった調子なのだ。

回の開会式も岐宿町魚津ヶ崎浜田海水浴場。すでに主要なメンバーが準備していた。シケマン麻婆(まあぼう)、バイブマンだ。まったくシロウトのワシは受付したあと、彼らからリールにラインを巻いてもらい、リードやルアーをつけてもらう。恩も感じ、せっかくゴンと山松木の初コラボレーションだからワシがメシでもつくろうか?と提案。たぶん閉会式のときも寒いだろうからダッチオーヴンで鍋をやろうと思い、何がいいかたずねた。シケマンが「こってりしたもの」と即答してきたので、方向性は固まった。あとは釣りながら考えればいいだろう。。。 Kuhlmannがワシの職場の近所で60cmオーバーが上がった話をしてくれた。それに最近、玉之浦町中須川の河口では90cmオーバーが上がったのだ!しばらくして、大学の同級生バリオスが大村からこの大会のためにやって来た。今回、ズブのシロウトのワシは彼にサポートしてもらう。

会式に来れない人も含めて25名の参加ということだ。ゴンじゃそんな集客、花見のときぐらいだ。選手宣誓の後、各自、福江島内のポイント目指して移動を開始する。ワシら2人は五島南高校の近くにある大川原川の河口付近に移動する。シーバスは汽水がスキなんだろうか?基本的なことなのでいまさら人にきけないのだw 軽い知ったかぶりを反省…

よいよワシもゲームスタートと言いたいが、じつはロッドを振ることさえ小学生以来なのだ。小学生までは親父のボートに乗って釣りにも行ってたが、中学生になると忙しくて全然しなくなった。いろんなことがシロウト水準のワシは、ロッドもまともに振れなかった。
どれぐらいできないのか字面?で判断してみる。
普通のアングラーがロッドを振ると…

ひゅ〜ん ひゅ〜ん

といったカンジでよく飛んだなあってカンジになるんだけど、ワシが上手くいかないときはこうなる↓

ひゅ〜ん

ってカンジで、すぐそこにルアーが突入していく。しかも、こうなるとリールを巻いたときに、ラインがもつれることが多い。釣るよりもトラブルシュートで時間をとられる。でも、転覆派のワシはトラブルも楽しめる都合がいい体質なので、今後のためと割り切って、ラインを巻きなおしていた。対岸の参加者が何か釣り上げたみたいだった。バリオスはアタリがないので(当然、ワシにもない)中須川の河口に移動することにした。

を走らせて、夜10時ぐらいに到着。ほかに先客がいたが、とくに釣れていないみたいだった。今回、携帯サイトでリアルタイムに各人の自己申告による成績がわかるのだが、まだ、それほど調子はよくないようだった。暗闇のなか、ワシらは別れてポイントを探した。遠いところでバリオスのロッドが風を切る音が聞こえる。ワシもいつの間にか、ロッドを振ることのみに集中し、無心になっていった。だんだん上手くキャスティングができるようになってくる。釣りとシーバスは違う。シーバスゲームはスポーツだよとKuhlmannがいってた。なるほどわかる気がした。これで釣れればエキサイトってやつだろうなあ。12時も過ぎて一旦帰ることにした。バリオスは、ワシに「音きいてたら、だんだん上手くなってきよるとがわかるよ」といった。そりゃあ、あんだけ振れば… 100回近くは振ったと思う。しかしアタリは一回もない。ここで気づいた。あっ、ワシのSTAM 素振りの練習だ!(アタリも何もなかったため)

朝、ワシは夜通しゲームが続いている状況下、スーパーで食材を物色。そのなかで担々鍋のスープを発見!それまでキムチ鍋にしようと思っていたのだが軌道修正!かなり美味そうなものができると直感がはたらいた。閉会式の会場は三井楽町高浜海水浴場に変更になった。車を走らせ、会場に到着。バリオスに手伝ってもらって担々鍋完成!同級生に多謝!

会式がはじまり、シーバスの部、エギの部、外道の部でそれぞれ表彰される。シーバスの部優勝者は長崎から参戦のsweep氏!画像でみたが見事なヒラスズキだった。あんなのが陸から簡単にアプローチできるところで釣れるんだから、こりゃ本当にオモシロイと思うよ。ワシは素振りに終わったけど、継続してやることでいつか何か引き上げることができるかも知れんなあ。。。ヘタすりゃ来年のSTAMになる危険もあるけど。。。でも、たぶんKuhlmannの思惑も五島のシーバスゲームをメジャーに!ってところがあると思うから、ワシはこんなカンジでレポートつくって、まずはサポートしよう。。。

大学の同級生バリオス
もしかしたら、この画像をみたことある人
いるんじゃないかなw

担々鍋
(水菜、長ネギ、豚コマ、挽き肉、唐辛子、秘伝ソースw)

今回の優勝者
sweep氏


山松木サイトでのSTAM04レポートはコチラ!



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