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2003 福江島1周カヌーツアーもの

2006 福江島1周カヌーツアーもの(リンク)

2005 福江島1周カヌーツアーもの(リンク)

2004 福江島1周カヌーツアーもの(リンク)



2003年の全コースです
いやあ、総括するとメシに時間かけすぎですな


0803.ステージ1(玉之浦湾奥)
 昨年、0108.ヘル!? or ヘブン!?ツアーのあとに長崎新聞でカドジュンは、福江島1周します!とブチ上げてしまった!なぜあのとき「やりますん!(どっちだよ!)」と言わなかったのか、あとからちょっと後悔したのだが、ワシの苦手「不言実行」⇔得手?「有言実行」から考えると、いつも自分をやらざるを得ない状況に追い込んできたではないか!だから今回もその線でいこう!しかし、どーも今年中に1周できるかビミョーな状況なのである。(日本人が使うビミョーという言い回しは否定的な意味が含まれた場合がほとんど)だから記念すべき第1回目は、集客力?のある大物メンバー・アキヒコを静岡から召集しようと考えたのである。アキヒコはとてもそうは見えないが現役専門学生のため、時期も限られてくる。本人にきくと、3月の終わりがいいということなので、ついにステージ1が決定したのであった。

 実施(03/03/29) 参加5名(カドジュン、チュー、アキヒコ、まんじ丸、Mシマさん) 目的地 玉之浦湾奥
 気合は入ってる!今日は荒川まで行こうじゃないか!と張り切ってはいたものの、やっぱりカドジュン×まんじ丸=悪天候の方程式はやぶれないのか!好天なのに玉之浦湾は白ウサギが海上を跳ねまくっていた。つまり白波が立つほどシケてたのである。今回のゲスト、Mシマさんが「天気はいいんだけどねえ。この波で荒川まで行けるかなあ」とワシの決心がにぶるようなあまいコトバを投げかける。Mシマさんは某地方公務員でカヌー経験はあるのだが、今回カヌー初挑戦の某痴呆公務員まんじ丸のことも考えれば、玉之浦湾でメシでも喰って済ませちゃおうということに結局なってしまったのだった。やっぱりへなちょこゴン
 小浦海水浴場に集合すると、参加予定だったヒロは二日酔いでキャンセル!さすがゴン!目的地を玉之浦湾のH2ツアーの笠神よりも奥の入り江の奥に設定した。地図上では対岸から見えにくい非常に非日常的なナイスポジションである。2人艇1艘にMシマさんと体力に自信のないチュー、1人艇にワシ、まんじ丸、アキヒコが乗り込んで出発した。当然ながら初心者のまんじ丸には何も教えない。だいたいシット・オン・トップのカヌーは、もし沈してもリカバリーしやすい。波もあるしそんなトラブルを期待しつつ流れにのる。すると、思った以上の追い風と潮の流れで快調すぎるほどグングン進む。追い風でパドルを持っていかれそうになるのだ。(ウアー、こりゃ絶対帰りは向かい風でキチイぞ!やだなあ。。。)しかし、4艇のカヌーツアーはなかなかいい。やっぱり多い方がおもしろいのである。1時間もしないうちに無人島の弁天島を通過して目的地に着いてしまう。かなりあっけなかった。でも、もうすぐお昼なので昼食に取りかかる。今日のプロデューサーはアキヒコだ。コンセプトはとり祭り!なんだそりゃ!?と思ったが、響きがよくワシのツボにはまってしまった。オカシイ!よしそのままやれ!(後半につづきます)


いつものように
記念撮影
旗が見えないのがおしい!

小浦海水浴場の
コバルトブルー

弁天島
お社があります

カヌー2回目のチュー
参加者が男ばかりで
ガッカリだったらしい。。。

画像の左側には
今月登ったばかりの
七嶽が!

目的地に到着
入り江の奥は波静かで
以前は畑か田がありました

とり祭り!開始!

あごだしの五島うどんに
鳥のモモ肉・ムネ肉・
つみれが入った鍋

ダッチオーヴンのフタは
手羽先を焼いています
旬の塩だれで食べます

いや、これはかなり
成功じゃないか!?
といういい出来

何を喰っても絵になる男
チュー!

今回のとり祭り!
プロデューサー・アキヒコ
BEPALからもらった
GOTO T がイイカンジ!

帰りの波・風・潮
にそなえて体力温存の
カドジュン!横の生ビール
サーバーは関係ない

笹から葉をとるまんじ丸
動物的なしぐさが
ホントに似合う!

プチリゾートで
リフレッシュした
今回のメンバー!

腰が不安なカドジュンは
ふんぞりがえった
社長スタイルでこぎ続ける

見た目にはなんともないが
こっから風と潮の流れに
苦しめられるのだ!

アキヒコは静岡で
かなり体力を落としている
最終的にはバテバテだった

ゴール小浦海水浴場へ
帰り着く!
アキヒコの元気がない
無事に帰れてよかった
後半
総括は成功じゃないか?
今回のツアー!
 とり祭り!その実態はとにかくモモ肉、ムネ肉、鶏のつみれ、手羽先といったありとあらゆる鶏肉を買ってきただけなのである。だから、ワシとしてはハラもいっぱいにするために、以前買っておいた五島うどんを事前にゆでておいたのだ。ダッチオーヴンで鶏肉とうどんで鍋をつくり、手羽先なんかはダッチのフタで焼いちゃうのだ!鶏のフルコースだなあ。。。と我ながら感心していると買い物袋の中から、なんとウインナーが出てきた。「なんでこんなもんあんだよ?」「いや野外っていえばウインナーじゃ?」というアキヒコの発想が悲しかった。。。恒例のカンパイをして、たきぎ集めに行くメンバー。その時、ガーンッ!!というデカイ音がした。なんだと思うとアキヒコが朽ち果てた廃船に岩をぶつけて、木を調達しようとしていたのだ!迫力あるなあと思う前に吹き出してしまった。その姿は、まるで道具の使い方を覚えた猿人のようだったのである。「ギャハハ!何じゃそりゃ!似合いすぎるぞオマエ!」とみんないっせいにシャッターを切る。みんなよくわかってるじゃないか!しかし、私のカメラにはその写真はなかった。きっと、チューがカラクリ忘れて撮れなかったのであろう。ザンネンだ!かなり沈プレー!レベルだったのに!
 そうこうするうちに、あごだしスープでつくったとり祭り!は第1弾の完成に近づく。第1弾というのは材料が多すぎて一回じゃ終りそうにないのである。うどんなんか9人前ある。しかし、喰ってみるとかなり美味い!「ウオッ!兄じゃ!これはかなりKO勝ちじゃないすか!?ウマイっすよ!お正月の味がしますよ!(?)」とまんじ丸も興奮している。「こりゃスゴイな!こんな場所にカヌーで来てこんな豪勢なことしてるワシたちってスゴクない?」とお調子にのる。材料費そのものはそんなかかってないんだけど、すごくゼイタクな気分だった!どんどんおかわり&新しい料理にかわっていく。「つみれを焼いてハンバーグにしていいかな?」「いいんじゃない」「ウインナー焼きましょう!」「いいんじゃない」何回も休憩しつつほとんどの材料をたいらげた。マンゾク。。。しかし、ホントは今年中に福江島一周したいのに、こんなのんびりでいいのかなあ。と少し不安にもなる。
 「さあ、そろそろ帰ろうかい」波風が逆になってるのはわかってるので、かなりユーウツではあるのだが、行かないことには帰れない。パワーも休息もとったし、一気に行こうじゃないかと思う。途中まで島影に隠れたりしていたが、弁天島より先には何もない。どうせなら最短距離突っ切ろうじゃないかということになり、各自スタート。Mシマ&チュー2人艇は快調にとばしていく。1人艇の3人は途中まで一緒だったが、アキヒコがちぎれはじめて行く。(ありゃりゃ、アキヒコ体力落ちたなあ。。。待っといてやるか)ワシはアキヒコにあわせ漕いでいく。まんじ丸は自分のことに一生懸命で、先に行ってしまった。波風強く、カヌーだけでなくパドルも風の影響を受けていた。エッサ、ホイサと漕いでようやくゴールに来た。先行していた2艇が待っている。4艇仲よくゴール!
 今年のカヌーはじめはイイカンジで終った。もしかしたら、明日筋肉痛かもなと思うが、痛みがあるたびに昨日の鍋は美味かったなあと思い出してにやけるはずなのである。今後のツアーが楽しみだ。


0804.ステージ2(金ちゃんフェスタ1 玉之浦〜荒川)
 カドジュンと同じ転覆隊出張所、北海道然別湖金太こと金ちゃんが、バースデー割を利用して五島に遊びに来ることになった。金ちゃんとは1年前からメールのやりとりをしてて、こういうことになったのだ。金ちゃんはBE-PAL5月号の転覆隊・十勝川バトルにも参加しているが、然別湖ネイチャーセンターのガイドをしているバリバリのアウトドアマンである。しかし、01年12月の転覆隊大忘年会の時にはろくに話もしなかったので、直接会って話をするのは今回が初めてだ。だから、ここは腰をすえてじっくり付きあおうと、4日休みとって丸々金ちゃんと遊ぼうと決めたのだ!

03/04/28 参加4名(カドジュン、金ちゃん、まんじ丸、みぼちゃん)
 ということで、金ちゃんフェスタ第1弾はお決まりシーカヤックにした。どうせ乗るんなら先月できなかった福江島1周をやっちゃえと思い、荒川までのワンデイトリップに決定した。台風2号を乗り越え、飛行機から降りてきた金ちゃんは思ったとおり、とてもフレンドリーなヤツ!転覆隊では『山ゴリラのような大男だが気が優しく、サラリーマンには絶対できないイイ笑顔』と転覆隊本田隊長から言われていたが、まさにそのとおりだった。しかも、今までかなりいろんな体験をしている。いやあ、引き出しがいっぱいあってホントにオモシロイヤツなのだ!退屈させないってやつだな。
 今回は、まんじ丸とみぼちゃんが参加してくれた。食材はまんじ丸が苦労して準備してくれた。愛知出身の金ちゃんも食べたことがない名古屋コーチン!(当然ワシもない)そして、フランス鴨!(これもあるわけない!)しかし、どう調理しようか?プレッシャーになってしまった。ネットでレシピを探すうちに考えたのが、素材を活かし、調理を活かすのである!よくわからんが、とにかく素材にあまり手を加えない料理と、手の込んだ料理をつくろうと考えたのである。

 今回のツアーはもう一つ目的があって、転覆隊バトル専用カヌーとして購入された、『フジタカヌー研究所製作 PE-1 SWIFT370』の処女航海なのである。SWIFTとは『速いとか、アマツバメ』という意味らしい。イイジャンイイジャン!カッコイイジャン!しかし、この2週間後、転覆隊九頭竜バトルでエライ目にあうであろうことは予測できていた。だからこそ今回、本来の使い道でタンノーしようと考えたわけだ。ちなみに九頭竜でスクラップになってくれ!という、まんじーとみぼこのアツイ期待のもと、なおさら注目されていた。あったく…

 お決まりの小浦海水浴場から、玉之浦商工会青年部のご協力のもと、ツアーはスタートした。金ちゃんは本職のアウトドアガイドなので、カヌーの扱いにかけては慣れたもんであった。それより今回初カヌーのみぼちゃんがどうかというと、シットオントップカヌーの慣れないポジションに腰痛をおこしかけていた!結局、相方のまんじーが今日もがんばるハメになるのである。まんじーはゴンの活動において、いつもこういう損な役回りなのである。ヒサンな気もするが、まあいつものことだし(!?)いいか!なっ、まんじー!MVPいけるかもよ!

 今日の天気は快晴!信じられんほどのツアー日和だった。しかも、フジタカヌーは絶好調である。「ウワハハ!このカヌーは… 天才だ!もう、放さない!」思わず転覆隊雄叫びの西橋さんのごとくワシは叫んだ。昨年、H2!?ツアーのときには、リバー用ポリ艇で、もうたどり着けんかもしれんというほどのキツサだったのがウソみたいだ。いやあ、カヌーってやっぱり楽しいもんですね。。。今ごろになってそんなことを考える。今まで自分を偽って(!?)みんなにカヌー楽しいよと言ってきて、引っぱりまわしてゴメン!って気分なのだ!ワシ、いまこの瞬間が一番楽しい!と今までの自分を思いきり否定するようなことを考えていた。だってこんなに楽しいって、ホントに思わなかったんだもん!魂が解放されてたね!

 いつものツアーでは行かない海岸をツーリングし、どこか適当な海岸で昼食にしようと思って周りを見回して、玉之浦湾の真ん中、荒川沖の小島という無人島に決めた。養殖イカダが近くにあり、まったく人気がないわけではないのだが、砂浜があって、なんとなくプチリゾート気分が味わえるかも。。。と直感したのだ!上陸してみると、思ったとおり、なかなかよさげな焚き火ポイントがあった。いつもの上陸記念ビールで乾杯し、気分がのったところで、料理にうつる。

今日のお品書きは…
名古屋コーチンのローストチキン
 愛知出身の金ちゃんでさえ喰ったことがないこの鶏をどうしようかと事前に考え、煮詰まったうえに出た答えは「ええい、このまま丸焼きにしちゃえ!」という、なかばヤケをおこしたうえでの決断だった。それは半分冗談として、まんじーがせっかく手に入れてきた食材を一番美味く喰う方法として、コーチンはダッチオーヴンで焼き上げるだけでいいんじゃない?と思ったのだ。出来上がりは見てのとおりである。最近、鶏に関してダッチは無敵である。焼き上げる過程でダッチがグツグツ、ジュージュー音を上げるのが頼もしくすらある。味はさすが!というものであった。

おフランス鴨のソテーとショートパスタのサラダ
 今回、本気で悩んだ食材だった。まず肉の味を知らない。肉の性質がわかんない。ネットでレシピをさがした挙句、ローストチキンと合うものはこれかなと思ってチョイス。鴨をレアにソテーして、パスタ、トマト、酢(またワインビネガーを自宅に忘れてしまって、他のもので代用)でつくったソースを絡める。試行錯誤の末、できあがったものは… 味は美味い、レアな鴨肉がいい!でも、なんだか、ビミョーーーというものだった。なんだか採点不可!というカンジなのだ!美味いのに… 素材のよさを引き出せなかった気がする。反省合掌

 強い日差しのなか、喰らいつつ、つくりつつ、呑みつつ、宴は続く。ワシは疲れて木陰の岩場に入った。ワシの得意技「体のおさまりがいいとこさがし」である。ワシはどんなキビシイキャンプサイトでも、体がぴったり入るところを探し出し、休息をとるというクセというか習性があるのだ。それは酒を呑むと間違いなく発動する。今回も適当な岩場をみつけると、体を適当に曲げてくつろぎに入る。その後、転覆隊九頭竜バトルでも、一番最年少のクセにその技を炸裂させてベテラン隊員のごとくくつろいでしまうのである。

 そうこうするうちになんと時間は3時を回ってしまった。まさか、また3時間以上もくつろいじゃったの!?とあわてて片付けて、荒川まで残りを漕ぐ。荒川の港に入ると、ちょうど、漁から帰ってきた船と遭遇し、警笛を鳴らされる。メイワクな時間に帰ってきちゃったなあ。と少し反省。

 カヌーを返して、ワシはバスケの練習にウエットスーツを着たまま向かった。遅れて体育館に現れたワシは完全に場違いなヤツだった。しかし、教え子たちは「またかよ…」といったカンジで練習を続けた。職場でも家庭でもそうだが、コイツはこういうヤツなんだから…と思われる(あきらめられる)ようになると遊びやすくなる。遊び道を極める方法論の一つである。

 前日に続き、金ちゃんとメシを喰い、酒を呑む。転覆隊のビデオで大いに笑い、アウトドアの話や十勝川バトルのウラ話で盛り上がった。あと3日、つぎは五島めぐりだな。

北の転覆ファンと南の転覆ファンが
最果ての地、五島で邂逅


島山島の野生鹿を探す金ちゃん
でもそっちはエゾ鹿がいるだろ


今回、初カヌーのみぼちゃんは
準備不足でエライ目にあっていた


今回、食のプロデューサーまんじ丸
名古屋コーチンと鴨を鮮やかにさばく!


金ちゃんが鴨をソテーする
さりげなくアウトドアマンの実力を発揮する


名古屋コーチンの丸焼き!
まさかこんな島でローストチキンになるとは思うまい


花見のときに、ねえさんから戴いた
日本酒も出動!


体のおさまりがいい男
カドジュンはどこでも寝ることができる


めざすゴール荒川まで漕ぐ
正面奥に七嶽がある

サラリーマンにはできない笑顔で
名古屋コーチンにかぶりつく然別湖の守護神金ちゃん!


0805.ステージ3(本格的シーカヤック導入!三井楽湾・水之浦・多郎島)
 佐世保から来たシーカヤッカー・池シュウさんの参加により福江島1周はかなり現実的な目標になってきた。とりあえず、今回は2日がかりで玉之浦町荒川から岐宿町浜田海水浴場までいこうじゃないかと計画。

 実施(03/07/04〜06) 参加3名(カドジュン、シュウさん、やっこさん)
 今回、初めての試みとして前泊をやった。最初の理想的なプランはこうだった。4日荒川民宿みやこで前泊! 5日三井楽町まで漕いでキャンプ!6日三井楽町から岐宿町まで漕いでゴール!まるで転覆隊がごとき黄金プランだとワシは考えていた。しかし、予定はかなりキュウキュウだったのだ。じつはその日の午前中、ワシはUPるTodayに出演していた。その後、福江でキャンプの買出しをして、夕方はバスケの指導!(こんなときでもなかなか休めない!クウゥ…)大あわてで準備をし、荒川へ向かった。今回のツアー参加は、ワシ、シュウさん、やっこさんの3人である。しかし、前泊はワシとシュウさんの2人だけで、やっこさんは明日の朝現地集合だ。せっかくなので、民宿にまんじ丸とみぼちゃんに遊びに来るよう誘った。本当は荒川に住んでいるターも呼んだのだが、なんとこの日ターはアルコール関係でドクターストップがかかり、外出も禁止?になったらしい。

 午後7時過ぎにシュウさんが合流して、温泉に入ってメシを食う。料理のボリュームにひいてしまった。残してゴメンナサイ!女将さん!かつて、ここの民宿の娘をワシが担任していたことがあったこともありここに決めたが、女将さんというかお母さんはあいかわらず明るく楽しい人だった。9時ごろにはまんじ丸とみぼちゃんもやってきた。ひとしきり飲み食いしているとまんじ丸は、ハラへったといろいろ注文を出し、あげくにおひつに残ったご飯をそのままかっ込み出したのだ!そういったまんじ丸の一連の行動というか生態は、かなり動物的でゴンとしてはかなりポイントが高い。

 翌朝、おそらくワシ(のイビキ)に起こされたであろうシュウさんが天気予報をチェックしているが、どうも悪そうなのである。シュウさん「降ったら止めようね…」ワシも雨はあまりスキでないからそのつもりだ。おまけに瀬渡しをしている民宿の旦那さん(なんとシュウさんと同じ某進学校の大先輩)も、「危ないよ」とアドバイスをしてくれた。その一言だけで十分腹一杯だった。なんとなく朝食もすすまない。。。

 2人で三井楽町の浜窄へ向かい、やっこさんと合流。一緒にロケハンすることになった。福江島の西海岸は基本的に東シナ海に面しているから…、すぐそこが外海なのである!その先は中国なのである!ここから遣唐使や空海は日本を後にしたのである!白波が立つコンディションのなか、完全にビビッてるワシとやっこさんに、シュウさんは「行けんじゃない?」というのである。いやいやいや。。。やめときましょうよダンナ。やっちゃいけんですよ!ワシとやっこさんの懇願で三井楽町の東側で漕ぐことにした。運がよければ岐宿町まで行けるだろうという判断だ。

 高崎海水浴場でシュウさんの愛艇ホウェールウォッチャーとバラクーダを下ろし、準備をはじめる。しかし、じつはやっこさん、カヌーそのものが初めてなのである!シロウトをこんなコンディションの日に連れ出してといちおう考えてはいたのだが、どうも転覆隊でもまれたワシはそういった感覚が麻痺しているらしい。まあ、死ななきゃいいかという判断基準なのである。ゴメンナサイシュウさん、やっこさん。。。せっかくの3連休で後に引けないサラリーマン管理職の思惑があった!猛省!やっこさんに陸上で漕ぎ方を教え(!)海へでる。海上で実際に漕ぎ方を教えるのだが、ワシも少し不安になってきた。いまさらではあるが。。。港を出るとあっという間に波が出だしてきた。ワシもこんなコンディションで漕いだことがないから、かなりあせった!デッキ(甲板)は何度も波をかぶり、浸水を防ぐためのスプレースカートがなければ、沈(転覆)しただろう。最悪本当に沈没したかもしれない。とても撮影する余裕なんてなく、ひたすら漕いだ。漕がなきゃ死ぬ!というカンジだったのだ。だいたいシーカヤックは進まないと安定しないところがある。だから、とにかく漕ぎ続けた。ひさびさに死を意識した。じっさいそんな大げさなシチュエーションでもなかったのだろうが、年とるごとに臆病になった気がする。高校のころ4階のベランダを飛び越し手すりをつかむなんてムチャクチャなことをしてたが、いまプチ高所恐怖症である。予測する力がついたからか?責任が重くなったからか?これが大人になったということか!?(爆)とにかく1時間もするとシュウさんが「危ないから上がろう」と言ってきた。正直、ワシはホッとしていた。漕いだのはたった1時間ぐらいで、距離にして4kmだった。う〜ん

おひつごとメシを食らうまんじ丸
単純に喰うことだけに関しては
ワシを凌駕する!


三井楽町の高崎海水浴場からスタート
この後、外海ではシケとなり
撮影する余裕なんてなかった!


あえなく撤退。。。
遊びで死んではいけないのだ!


白石浦は昔、遣唐使船が
風待ちをしていたという言い伝えがある。


シュウさんがなれた手つきで
昼食をつくってくれた


あいかわらず体のおさまりがいいリーダー


三井楽町貝津にて
「これやっちゃいけないよ…」


1人艇FRP製のカヤックは
本当に楽しかった。。。あぁ物欲が!


フィールド開拓のツアーに
なってしまったなあ。。。

海岸一面に敷きつめられた貝がら
自然の力と見向きもしなかった人に感謝

 せっかく上陸したものの、このままじゃもったいない。どうしようかということで、岐宿町白石浦で漕ぐことにした。水ノ浦教会の近くである。ワシはこのあたりは車でも行ったことがない。今後イベントを仕掛けるときの下調べになっていいだろう、フィールド開拓と割り切って行ってみた。白石浦は、そこそこ入り組んでいてシーカヤックにとってはまあまあのフィールドだった。上陸できそうな海岸を見つけていくと、なんとそこは一面貝がらで敷きつめられていた!おそらく風や潮の流れが集中して、こんなになったのだろう。きっと長い年月かかったんだろうなあ。。。自然の力にカンドー。。。昼食をとる。シュウさんの料理セットが大活躍だ!こういう小型で高性能なものが本当に必要だと思った。一時はシットオントップカヌーにダッチオーヴンなんか積んでカッコつけていたが、14kgあるダッチを積んだまんまもしシーカヤックで沈したら…  …もうやめようかなと思った。

 ひとしきり一番奥まで漕いで、今日は早いが引きあげることにした。岐宿の温泉に入って、魚津ヶ崎でキャンプしようというハラである。本当は人が陸からアプローチできないようなところでキャンプしたかったが、これはこれでなかなか楽しそうだ。温泉で汗を流して、魚津ヶ崎で準備をはじめる。今日のダッチ料理は、ゴンではおなじみの倭寇なパエリヤである。今回3回目になるが、前回の花見で成功したから今回もやってみようと思ったのである。しかし、あえなく惨敗してしまった。やはり成功のポイントは水加減だった。1勝2敗!クヤシイィィィ!その夜は、日本酒にバーボンをやりつつ、ランタンの光に見入っていた。7月だけど、風があってキモチいい。しかし、風があるってことはカヌーにとっては最悪なんだけどね!11時ぐらいにそれぞれテントに入って就寝する。

 翌朝のメニューはパスタである。消化のいいモン食ってハリキッテいこうじゃないか!と三井楽町の貝津に向かった。。。しかし、そこは凶悪な白波が渦巻く海地獄だった。さすがのシュウさんも「これはムリだね」とつぶやいた。ワシも転覆隊トライアスロン宍倉さんのセリフをいただいて「人間やっていいことと悪いことがあります。これは悪いことです」と言ってみた。しかし、このまま帰るのももったいないので、富江町か大浜に行こうじゃないかということになった。

 富江町に出るとなんとなく多郎島がいいカンジに見えた。多郎島はさんさん富江キャンプ村の目と鼻の先にある島々だ。規模はちっちゃいが、入り組んでいてオモシロイかもしれない。今回の目的はフィールド開拓だ!と悲しく開き直り、漕ぎ出した。なんといっても、ワシはつい2日前ここでカヌーを漕いだばかりだったからビミョーな気分だった。しかし、いざ海へでてみるとやっぱり楽しい。それに島には上陸できそうなポイントがいくつかあり、イベントにもってこいの場所かなあと思った。女性や子どもでもラクショーな距離だった。その後、多郎島周辺をカヌー散策し、ゴールした。ああ、ハラへった!えびしおラーメン食いにいこう!

 シュウさんのひと言
「カヌー乗るよりも車に乗るほうが長かったね。なんて自然に悪いツアー(爆)」

シュウさんはカヌー乗りながら釣りをする余裕!
さすが!シーカヤック部長!


0806.ステージ4(カドジュンカヤック購入記念!外海バトル!荒川〜三井楽)
 ついにシーカヤックのオーナーになったカドジュン!この勢いのまま、一気に外海行っとく?というわけで、前回断念した福江島西岸部へ乗り出すのだ!


マウスポイントするとチン画像が…


高浜海水浴場にて
船酔いしたカヌイスト(爆)
後ろ姿がさびしすぎる


お約束のビールで乾杯なのだ!
バックの海はさすが五島!


まんじーのPFD(救命胴衣)は迷彩色?!
この男のセンスには唸るものがある
(ビミョーな意味で…)



柏漁港にてまんじーダイブ!
その後イラに襲われえらい事になる!
マウスポイントすると衝撃映像が…


姫島を横目にゴールを目指す


三井楽の海岸線は五島の中でも
独特のものがある

 実施(03/09/06) 参加2名(カドジュン、まんじ丸)
 オークションでスゴイカヤックをみつけた。イギリス・バリー社のスカレー2分割艇!10年前のモデルだが、本来50万円するカヤックだ。安価でオークションに出るなんてビックリした。このカヤックはとにかく2つに分かれるのがいい!前回のツアー以来、カヤックがとても欲しかったのだが、そのときは車の買い替えも考えなきゃいけないので、二の足を踏んでいた。しかし、これならワシのジムニーにも積める。競り合ったあげく、16万で落札した。また借金だ。。。でもタイミングを逃すと仕事にしても遊びにしても、人生のほとんどを損するとワシは思っている。人生はバランスとタイミング!あと安物買いだけはすまい。中古でもイイモノはイイモノというのがポリシーだ。32年生きての教訓。。。送料もかかったけど、現物には満足した。10年来の夢シーカヤックのオーナーだ。うーん、物欲ばかり満たして人間としてダメになるなあ。。。とちょっとだけ反省したが、これなら外海もいける!とすぐにバカポジティブ。しかし、9月2日の監査が終るまでは全然気が抜けない。とりあえず、監査が終った週の土曜日ということにした。しかし、今回シュウさんはムリということでパートナーにまんじ丸を指名した。あの体力があれば、2人でも何とかなるかなと考えたのだ。

 ツアー当日、シュウさんのバラクーダを借りて、まんじーがやって来た。今回のスタートは、玉之浦町荒川の先、丹奈郷の手前だ。回収用にシュウさんの車を岐宿町へ持って行き、スタートの準備をはじめる。しかし、まんじーは本格的なシーカヤックは今回が初めてなのである。だから、とりあえずシーカヤックの乗り降りをしっかり教えておくことにした。カヤックの船尾を押さえてやって乗り込ませようとしたところ、まんじーはイキナリ「ウァ!ウァ!ウァーッ!」と乗り込み沈をしてしまった!「ギャハハハ!どうしたー!? まんじー!」ワシはすかさずカメラを持ち出したのは言うまでもない。「乗るときにイスのペットボトルを取ろうとして、バランスを崩したーっ!」「ウワッハッハーッ!シロウトがそんな高度なことをやろうとしちゃイカンよ!」ワシも初めてのスカレーに乗ってみる。体の傾け方で向きが変えられるグリーンランドタイプカヤックは、ちょっとフラフラした。少し不安なものの、準備を整えて、いよいよスタート。

 波穏やかでコンディションがいい。隣をヨットが追い抜いていく。玉之浦湾からいよいよ外海へ出る。100m近い高さの断崖が出迎える。軽いうねりは出てきたが問題はない。カヤックだけが通れそうな島が二つ並んだタロミ小島。その先には、陸からアプローチできそうにないキャンプに良さそうな海岸。左手には嵯峨島と果てのない東シナ海。うーん、今日はゼイタクだなあ…サイコーだよ。と思っているとまんじーの様子がおかしい。「おーい、どうしたー?!」「酔ったー!」まんじーの顔色が悪い。白い。完全な船酔いのようだ。とりあえず、どこにも休憩できるところはないので、三井楽町の高浜海水浴場までがんばらせることにした。

 高浜につくと、まんじーは風に当たって休憩しだした。高浜のお客さんは、いきなり海からあらわれたカヤックにおどろいていた。しかも1人は迷彩模様のPFD(救命胴衣)だ。フツーじゃない。自衛隊?と思ったかも。いつものことだが、GONの活動はへなちょこだがミョーに本格的な装備のため、場違いで、まわりの空気をビミョーにする力があるのだ。しかも、それを一向に気にしない。スタートしてから1時間しかたってないが、遅く出たためお昼にすることにする。その間にまんじーが回復すれば、せっかくだから続けようと思っていた。

 休憩後、まんじーがヤル気だったので、続けることにした。高浜を出て貝津を通過すると、徐々にうねりが強くなってきた。福江島の西岸はこんなカンジで1年のほとんどが風が強いところじゃないかと思う。海からの季節風やら偏西風やらで高い木とか自生しにくい。日本海沿岸のようなカンジかもしれない。何年か前、車体の全てが錆びついた軽ワゴンをみたときに、ここは五島の中でも一番キビシイ気候だ!と思った。そんななかロケハンでみたヤバイポイント、長崎鼻灯台目指して漕ぐ。途中、沿岸からの返し波で三角波が立ってきた。ヤバイ!こんなのがうねりよりも予測できない分よほどタチが悪い。デッキに波をかぶりつつ、神経集中して漕ぐ。やっと抜け出して長崎鼻の手前、塩水漁港で休憩する。

 まんじーは、腰が痛いとまたもグッタリしている。デカイ体に大食漢。しかし燃費が悪い。『アメ車カヌイストまんじ丸』(転覆隊の西橋さん?)しかたなく1人でロケハンに向かう。浅瀬が多く、避けるには沖合いに出なきゃならなさそう。地元の方に潮の流れやコースをきいたりして、まんじーに最終確認。「どうする?行くか?」「行きます」長崎鼻の浅瀬を避けて通過。目の前にはさらに海が広がっていた。次も三井楽町最北端柏漁港まで上陸できそうなところはない。時間にして1時間以上かかるだろうか。やるしかない。

 クセのある波はないのだが、うねりは大きくなっていた。まるで海面全体が生きているみたいに上下動を繰り返す。すると突然、すぐ左手にデカイうねりが発生した!カヤックに座っているワシよりも高さがある!(ヤバイ!終った!)とワシは思った。沈→レスキュー失敗→運良く打ち上げられるか、発見されるまで漂流するワシら!と、一瞬のうちにここまでイメージした。するとそのうねりはするっとワシを大きく持ち上げ、グワンといったカンジで通り過ぎて行った。スカレーというかシーカヤックの安定性のよさに感心した。そのうねりにクセがなかったからだろうが、世間の人が思うよりカヤックの安定性はいいものだということを実感できた。

 うねりもだいぶおさまり、めざす柏崎灯台を発見し、勢いづく。柏崎をまわり、柏漁港へ入る。波のない海にやっと安堵する。まんじーは「あちい」と岸壁から飛び込んだ。9月だからねえ。。。確かに今日は暑かった。ワシはせっかくだから撮らせろよと2回目を要求した。まんじーはリクエストどおり飛び込んだが、運悪くイラが手首に巻きつき赤くはれてしまった。まんじーは痛みをこらえつつ、ワシは笑いをこらえつつ、もう一漕ぎすることに決めた。前回7月にスタートした高崎海水浴場まで届けば、とりあえず線と線がつながるのだ。時間的にもそのぐらいでちょうどよさそうだった。

 柏崎を過ぎると海はウソのように穏やかだった。やはり福江島西岸部は難所だったのだ。それをシーカヤックのシロウトがやり遂げた。。。なんてムボーなんだ!高崎海水浴場にはあっけなく到着してしまった。ピックアップに三井楽在住のまっちゃんを召集しようとしたが、ダメだった。仕方なく三井楽タクシーを呼んでまんじーが車をピックしに行く。夕暮れの風景を眺めつつ、今後のツアーに手ごたえを感じた。もしかしたら、今年度中に1周できるかもしれない。そのためには、シュウさんの協力や下準備が必要だろうが、とにかく今日のところは充実感でいっぱいだった。今日はビールが美味いぞと思った。つい先週まで監査の準備でヒイヒイ言ってたなんて信じられなかった。


7月のスタート地点、高崎海水浴場でゴール!

0807.ステージ5(イッキに行っちゃうぞ!? 三井楽〜岐宿篇)
 今年も残り2ヶ月、今年中に福江島一周するのはムリそうだが、がんばれば福江市に手が届くところまできた!前回7時間(実質5時間)で19km漕いだから、早朝から漕げば一気に三井楽から福江まで行けるかもしれない。行っちゃう!?

 実施(03/10/19) 参加2名(カドジュン、まんじ丸)
 ツアー前日、ワシは仕事関係で奈良尾町に行ってた。帰りの海上タクシーからみたところ、久賀島と福江島の間の田ノ浦瀬戸はかなりヤバイ状況だった。晴れてるのだが、北風で白波が立ってた。そして、潮流はあきらかに川みたいに流れているところがあった。通常の波とぶつかって、三角波みたいなのまで発生しているのだ。明日は大丈夫かなあと思いつつまんじーと合流し、ピックアップ用のシュウさんから借りた車を上陸予定地点に置いて来る。前泊は三井楽ユースにムリ言って素泊まりさせていただくという荒業をつかった。早朝スタートなら波もおだやかだろうと考えていたのだ。しかし、翌朝7時やっぱり沖合は波があるみたいだった。

 八ノ川の海岸から出発すると、やっぱりすぐに軽いうねりが出てきた。岐宿町側に入るころには、過去2回よりもヤバイ状況になってきた。北西の風と波を左舷に受け続けるのだ。真横から波を受けるのはやばいので、沖に向かって波に対して斜めに乗り越えるように漕ぐ。デッキ上はつねに波をかぶる状態で、ワシのヘナチョコスプレースカートは水もれしていた。。まんじーは遠回りするワシよりも先行していた。一体何考えてんだろう?と気になる。こんなところに連れてきて!なんて怒ってるかもしれないなあとか考えてた。今回も孤独な自問自答がはじまる。(なんでワシ、こんな本格的なことしてんだろう?ゴンはへなちょこアウトドアチームじゃなかったのか?)最近ではめずらしい弱気モードだった。最終的には1時間でコクピットの中は太ももの4分の1水につかっていた。カヌーの中で水たまり状態だ!本当にヤバイ!

 管理職としての危機管理能力が炸裂したワシのアタマの中では長崎新聞社会面の見出しが躍っていた。『カヌーの男性2名遭難 老人ホーム職員と某痴呆公務員』(爆 ありえねえけどおもしれえ)これがワイドショーレベルになったらさらに、『無謀な計画!老人ホーム経営者 問われる危機管理能力!』なんて書かれるかもしれない。最悪の事態になったら、転覆隊からも破門だろう。いやBEPALの連載も中止になったりして、迷惑をかけるかもしれない(ありえない…)。膨らむネガティブ想像力!イカ〜ン!やっぱり今日は中止だ!

 岐宿町、魚津ヶ崎の隣、浜田海水浴場でゴールした。時間にして1時間。しかしワシにとっては本当にカタイ地面がありがたかった。休憩と思っていたまんじーは「楽しかった!えっ?もうやんないんですか?」なんて言いやがる。ワシはあきれたというよりもこの命知らずに恐怖を覚えた。(うーん、なんだろ。。。この怖いもの知らずは…たしかに沈はしないかもしれない。でも、しちゃったらどうする?絶対に遭難間違いないぞ。まんじーの言葉にのせられて続行したら、沈したとき絶対ヤバイことになるだろうなあ。。。)こっから先は発見される可能性が低くなる。とても2人で行くにはムリ・ムチャ・ムボーだ。ワシは正式に撤退を宣言したのであった。

 翌日、新聞でみたら長崎県内で2人の方が行方不明になったそうだ(後日、遺体で発見。ご冥福をお祈りします)。
ワシはつくづくやめといてよかった。。。生きているって素晴らしいよな!と思ったのであった。

 このツアーもとりあえず今年は終了だろう。予定の3分の1しか進んでいないありさまはさすがへなちょこゴンだよなあ。。。と感心せざるを得なかった。まあ、生きてるかぎり先は長いし、のんびりやろうぜ!と野田知佑さんっぽく03年をしめたいと思う。


特別付録! カドジュン 心のフローチャート。。。
(今回、画像を撮る余裕がなかったから、これでお茶を濁します)




三井楽八ノ川漁港を
今回は無事にスタートするまんじー
凪だと思うでしょ?
…違うんだよっ!
怖いのは港を出てからなんだよっ!
魚津ヶ崎浜田海水浴場にてゴール!
しかし画像をみるかぎりは
行けそうな海だなあ。。。
…違うんだよっ!
見るのと乗るのとでは3倍以上違うんだよっ!


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