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2005 福江島1周カヌーツアーもの

2006 福江島1周カヌーツアーもの(リンク)

2004 福江島1周カヌーツアーもの(リンク)

2003 福江島1周カヌーツアーもの(リンク)



03〜05年のコースです


0812.ステージ10(富江さんさんキャンプ村〜勘次ヶ城)
まずは4コマでお楽しみください









なんか昔... ザ・ナガサキ(タウン誌)でやってた広告マンガみたいね
画風はアメコミなのにセリフが長崎弁ちゅーやつ


はじめてシーカヤックに乗るクマモ
まさか、あんな目にあうなんて
ワシも思っていなかった。。。
本くん(クマモ)とかおりさん夫婦が連休で帰省することになった。それなら… とカヌーを提案。まんじーは腰痛で、かおりさんは明日帰らねばということになったので、クマモと2人ということになる。彼は体育会系なので、それならば… と福江島1周カヌーツアーの続きをすることを提案した。

実施(05/05/04) 参加2名(カドジュン、クマモ)
夜は隈本夫婦、友だちミーコと呑んだ。翌朝ワシら2人は富江へ向かう。半年振りのカヤックだ。ここから黒瀬まで約10kmをコースタルにツアーする予定だ。今日はとくにベタ凪ぎだし、初体験のクマモでも大丈夫だろう(経験上…)

回は昨年暮れにオークションで落とした(またか…)新兵器ベルーガの初乗りだ。ワシの車が小さい関係で、どうしてもファルトのシーカヤックが欲しかったのだが、みごと手に入れた。しかし、ワシの基本でまたも組み立てのデモをやってなかったのだ。初の組み立てで要領を得ず、気温も上がっていたためガンガン消耗し、だんだんいい加減になってきた。結果、後ろがはまりきれないまま、ジッパーをあけた状態になってしまった。ベルーガの方がデカクて安定が良さそうだったけど、水が入ったらどうしようもない。そんな舟にシロウトは乗せられんな〜 とワシがそちらに乗艇することに決めた。スカレーは中級者用だけど、この凪なら大丈夫だろうとタカをくくってしまったのだ。

間も押してるので、さっそく出発!ベルーガは思ったとおり安定がよく、スピードは出ないけど、大きいサイズの人や腕に自信がない人にはうってつけのいいカヌーだった。ワシは順調に漕いでるつもりだったけど、クマモはそうでもなく、左に流れてるみたいだった。スカレーは座った位置ひとつでも向きが変わる敏感なフネかなと思う。グリーンランドタイプカヤックは、体を傾けるだけでも曲がれるからだ。しかもシロウトだからいいだろうとラダーも上げたままにしてしまった。今さらフットペダルを合わせることもできないから、なんとか休憩地点までたどり着いてもらうしかない。基本的な漕ぎ方は教えたからね。

して4kmほど進んだ運命の勘次ヶ城だ。駐車場をみると催事テントがたって何かイベントがありそうだった。海岸とバハン瀬のあいだは思ったとおりの潮目で波が読めない。ワシがそこを通過したときだ。後方から「ジュン兄〜!」とよぶ声がする。方向を変えてみると、なんとクマモが沈しているのだ!「どうしたんだ〜!(笑)」ツアー中に沈したのを初めてみたので、ワシはとびっきりの笑顔で近づいて画像も撮った。最初は余裕があったんだ。「いやあ、なんかバランス崩しちゃって…」 カヌーを固定してやって海上で再乗艇。水をポンプで抜き、リスタート!するとまたも沈!え〜!? 2回も〜?と思いつつ、再レスキュー。沈→リカバリーのキツサを知ってるワシはちょっと心配になってきた。近くは溶岩海岸で上陸できそうなところは数百m先の漁港しかない。でも、そこまでいけるかもビミョーな予感。ワシはクマモを海上で休憩させた。とりあえず、疲労→集中力の低下→連沈がこわかった。しかし、それでもさすがに即3度目の沈にはヤバイ!と思った。そして、ワシは意地でも沈できねえ!と思った。2人とも沈したらリカバリーが難しくなる!ワシの頭の中にまたも『遭難』の2文字が踊った。

こで熱心なGONのファンの方はわかってるかと思うが(いるのか?)、ワシとクマモは、04年10月・福岡の水無鍾乳洞で遭難の危機に見舞われた。あの悪夢が頭をよぎる。ワシにとってあの体験はトラウマとなっていて、リベンジしない限りこれからもおびえ続けるのだ。どれぐらい怖いかというと、いまや水が溜まって入れない富江の観光洞窟・井坑(いあな)の画像をみただけでサブイボがたってしまう。

シはこんな時だからこそ、つとめて冷静な口調で、まんじーにさえ教えたことのない沈する要因、沈しないためのコツをクマモにレクチャーしながら漕いだ。強引だが波がきつくない近くの海岸に上陸するしかない!と決意したところで4度目の沈。海岸を見るとたくさんの人が集まっていた。そうか、富江はウォークラリーだ… これはヘンな話だけどこれを見つけて、クマモやワシはこれなら最悪遭難しても、すぐ救助してもらえるという安心感があった。なんといっても水の溜まった鍾乳洞はすぐには入れないよ!しかも1日放置される危機に比べれば、ぜんぜんイイジャン!ってカンジだったのだ(後日、その考えは誤りだったことを知る)

んとか波が弱いポイント見つけ上陸した。後続のクマモをみるとあと数mのところで、またも沈した。沈グセがついたみたいだ。。。 結局5連沈!あっというまに沈プレー賞の候補に名乗りを上げてしまった。さすがのド根性者クマモも「やめる?」とたずねたら「うん…」と力なく答えたのだった。。。
「ジュン兄… なんで俺たち2人で遊ぶとこうなるんだろう…」
「う〜ん… ワシらには午前中と水は鬼門じゃあ!」

しかも気づいたらワシの防水バッグが水漏れし、中の携帯が水浸しになっていた!ワシとクマモのau端末はウントモスントモ言わなくなっていた。結局、ピックアップのあてもなくなり、スタート地点まで歩いて車を回収に行くことを決めた。ウォークラリーのお客さんから離れて… 踏んだり蹴ったりプラス泣きっ面に蜂ってカンジだった。。。 かろうじてピックアップ後、ラーメン敏で食べた『えび塩ラーメン』がワシらに生きてることの素晴らしさを実感させてくれた。

今回のミス
・ベルーガをきちんと組み立ててれば、中級レベルのカヌー(スカレー)にクマモを乗せることはなかったかも知れない
・スカレーのフットステップを合わせてなかったので、踏んばりきかず、ラダーも使えなかった
・防水パックを過信してしまった(ゴメンなさい。。。 2人の携帯データが海に消えました。。。)
・スプレースカートをつけさせなかった(思ったよりも水がコックピットに入ってた)

後日譚
1.まんじーたちと話しているときに「あの辺りにはサメがいるよ。ハンマーヘッドシャーク。シュモクザメってやつさぁ」と素敵な情報をもらった。漂流は危険だったのだ!ワシはクマモにそう書いてメールを送った。返事は返ってこなかった。。。

2.同じ日、長崎から来ていたブルーGさんは、なんと3日で福江島を1周してしまった。いくら、シロウトがやることに意義がある!と言っても2年以上かかって1周できない自分に凹んだ。結果、ワシはブルーGさんに弟子入りを志願したのだった。。。

黒島をバックに漕ぐクマモ
しかし彼の思いとウラハラに
カヤックは左へ左へ(沖へ沖へ)
と進んでいくのだった

救助を待つクマモ
あの倭寇像が嫌味すぎる(笑)
実際にウォークラリーに参加した人は
数百人いたっぽいw

カヌーしに来たんだか
ウォークラリーに来たんだかわかんない
クマモの侘びしい後ろ姿

以上、クマモ写真展でした!

おまけ 『歓迎 異国船』
このご時世、まったくシャレになりませんな
カドジュンとクマモのイベント発動の条件!
(以下のフラグを満たすとイベントが発生することを発見!)

カドジュンとクマモが2人で遊ぶ
 ↓
午前中
 ↓
水がある
 ↓
遭難の危機
 ↓
マルチエンディング
(すべてバッドエンディング)


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