『 週刊 Hanko 』 720-2号

春歌、入学式◆真希の音読◆

前へ 次へ


※「週刊Hanko」 No.720-1からの続き。

◆春歌、入学式◆
 昨日は中学校の入学式。春歌が大役を果たす日でした。
 挨拶文の冒頭。例年に習い、「桜の花散るこの4月」と書いたものを、様子を見て「桜の花が満開の…」と直し、なかなか咲かないので「桜の花が咲き始めた…」と直し、3日前には「桜の蕾も開き始め…」と、随分悩んでいましたが、やっと咲き始めた前日に中学に打ち合わせに行き、先生と相談して「満開」でいこう、と決まったそうです。

 前日の打ち合わせには、夏希が付き添いで行ってくれました。体育館で、国語科主任と校長先生がお付き合い下さり、立ち位置や礼の仕方など教えていただいたそうです。主任には、「内容はともかく、代表なんだから返事だけはとびきりいい声でやれ!」と言われたとか。今年小学校から転任してきた新しい校長先生が、うんと褒めてくれたらしく、お陰様で当日もプレッシャーに潰されることなく出掛けていきました。

 が、あの春歌ですよ。
 親としては、かなり緊張し、出番の少し前から心臓バクバク、音が聞こえそうでした。
 実は、小学校の先生から「暗記した方がかっこいいぞ」と言われていたので、努力はしていたのですが、まだ完全じゃなかった…でも、前日の打ち合わせで「読んでいい」ってことになったので(壇上から全員の方を向いて…じゃなくて、新入生に背を向け校長先生一人に向かって言うので、暗記しちゃうと目のやり場に困るから??それにあのジグザグに畳んだ長〜い紙=式辞用紙に清書したので)、その分気持ちが軽くなったらしく、意外にも淡々と堂々と、大役をこなしてくれました。

 あ〜〜、良かった! (o^^o)

 家に帰ってうんと褒めてあげたのですが…。
 部屋を見ると、まだ小学校の教科書ノートお便り文房具等々が散乱し……(-_-メ)
 ついつい「何コレ〜〜〜!!早く片付けなさ〜〜い!!」と…。

 今朝は初めて夏希と登校…でしたが、早く出掛けたい夏希にさんざんせかされ、やっとこさ出掛けていきました。夏希は余裕を持って出掛けるので、小学校の時より30分も早く出なければなりません。…慣れるまで大変かも。大丈夫かな。

 というわけで、大役を見事こなした割には、まだまだ信頼されていない我が家の次女です。夕方学校から体操着(長袖半ズボン)で帰ってきましたが、長ズボンと間違って半ズボンを持っていったとか。小学校と違い、長ズボンと半ズボンの色が同じなんだよね。ま、1つ1つ学習していって下さい! (--;)

◆真希の音読◆
 その後も飽きもせず、春休み中毎日音読してくれて、只今7冊目。
 5冊目など、なんと1日で読破しました。それはもう、朝起きるなり、「ママ、読んであげる」と目をこすりこすりやってきて、食事とトイレの時以外はほとんど読んでたかな…。まさかとは思いましたが、夕食後にとうとう最後まで読み終わった時には、本当に驚きました。

 強靱な真希のノドに。(欲しい!) 読んで聞かせたいという熱意に。
 そして、音読のスピードでも1日で300ページも読めてしまうということに。(@_@)

 母とか主婦とかしていると、むさぼるように読む…ということがなくなって久しいですが、その気になればもっと読めるんだなぁ…と反省しました。

 この、何冊読んでも飽きない「はやみねかおるの夢水清志郎シリーズ」は、以前「双子探偵」という名前でドラマ化されたことがあるらしいですね!(1999年7月3日〜10月2日、土曜夕方6時のNHK教育TV)
 原作では三つ子の三姉妹が登場するけど、役者がいなかったらしく「双子探偵」という設定になったみたいです。(三倉茉奈・佳奈)
 問題の清志郎役には、和泉元彌という狂言師?よくわからない…。(私の中では森本レオのイメージなんだけど、もう60才過ぎちゃってるなぁ。残念。)

 はやみねさんは私と同じくらいの年で、小学校の先生で、活字離れした子供達におもしろい本を読ませたい…と思って自分で書いちゃった…みたいです。
 ほんとおもしろい! (^o^)
 子供に何を読ませようかと悩んでいるお母さん、講談社青い鳥文庫のはやみねかおるはオススメです。清志郎以外にも色々なシリーズ物を書いています。ぜひ探して見て下さい!(^^)

2010. 4. 8  斎藤 範子(Hanko)



☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp

『週刊 Hanko 』 メニュー →
Abu Saito TOP PAGE →